心の傷が私たちの無意識の選択を決めている? トラウマが私たちに与える影響とっても詳しくまとめました

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

前回は、
トラウマ(傷ついて未消化になったままの心の傷)の
原因や、症状についてまとめました。

私たちは日常の中で
言う?言わない?
する?しない?

というようにたくさんの
選択をし続けて生活しているのですが、

実はこのほとんどの選択を
無意識で行っています。

確かに、それは自分で選んでいるのですが、
私たちはそれぞれの心の中にある

自分だけのルール(無意識)に従って、
自分でも気がつかない間に

常に同じような選択をしているのです。

積極的に物事を進めるルールのある人は、
最終的にはいつも物事の中心になっていたり、

あまり本音を話さないでおこうというルールのある人は
色々悩んだ結果、やっぱり全部は話さないでおこうとしたり。

なーんかわからないけど気がついたら、
仕事、人間関係、物事への取り組み方などが

同じような結果になっていることが多いのは
この無意識の力なのです。

初めは意識的に選んでいたことも、
なんどもなんども繰り返すうちに

無意識に選ぶようになり、
気がつかないうちにその人の習慣になります。

この無意識のルールに過去の
トラウマが影響しているケースが
結構多いのです。

何か日常生活でいつも同じパターンで
うまくいかないことがある方は

もしかすると忘れていた心の傷が
影響しているかもしれません。

トラウマ体験が
私たちに与えている影響とは?
じっくり読んでみてくださいね。

心の傷が私たちの無意識の選択を決めている? トラウマが私たちに与える影響とっても詳しくまとめました

2017.09.22

トラウマ(心の傷)が私たちに与える影響とは?トラウマになる原因とトラウマの症状まとめました

2017.09.15

トラウマ記憶の特徴

トラウマ記憶

トラウマ体験が長くにわたって
影響を与える理由の1つに、

通常の記憶とは違った特徴がある
というのがあります。

時間が止まった記憶

トラウマ記憶の最大の特徴は、
「無時間性」ということです。

私たちの記憶は本来時間性があるので
時間とともに処理されていきます。

必要なもの、よく使うものは鮮明なまま新しい記憶として、
もう必要ないもの、あまり出番のない記憶は

整理されて海馬という記憶に司る場所に
処理・保管されるため、うっすらと覚えている程度になったり、

どんどん不鮮明になっていきます。

しかし、トラウマの症状に
フラッシュバック(再体験)というのがあるように、

もう過去の記憶にもかかわらず、
まるで最近のことのように鮮明に思い出せることがあるのは、

トラウマ記憶が通常の記憶とは違い、
無時間性の性質を持っているため

色あせていかないのです。

消えることなく、
時間の流れを止めてしまうことは

本来の記憶のシステムではありません。

トラウマ記憶のようにストレス強度の高い出来事は
脳が過剰反応をしてしまい、

海馬で正常な処理ができなくなります。

そのため、通常のように

処理、保管されることなく
断片化して冷凍保存されたように

意識下に残り続けます。

大きな災害などを体験した方が、
「時間が止まったままです」と語ることがあるのは、

トラウマ記憶が処理されず
冷凍保存されたままになっているため、
そう感じるのです。

物理的な時間は経過していたとしても
記憶が鮮明に残り続けているため、

今に存在していながら
過去を生きているような状態になります。

トラウマ体験が現在まで影響しているのは、
記憶の書き換えが進んでいないことが理由の1つです。

言葉にしづらい

今までで1番辛かった出来事を話してください、
トラウマになっていることを話してください

と言われると
言葉にできなかったり、なかなか表現できない人も
多いと思います。

これも、トラウマ記憶の特徴です。

トラウマ記憶は基本的に、
思い出すという作業だけで

ネガティヴな感情が湧いてきたり、
罪悪感、羞恥心、恐怖心など

様々な感情が湧いてきて
苦痛を伴うことが多々あります。

また、思い出せたとしても
その出来事をうまく表現できなかったり、
言葉に詰まってうまく話せなかったりなど、

人に伝えることが難しいと感じることが
よくあります。

それは、その出来事が辛く悲しいから
言葉に詰まるというだけではなく、

トラウマ記憶はイメージをつかさどっている右脳で
記憶されることが多いことが理由にあります。

そのため、映像として想起できても、
言葉にしづらく、

相談したり、話して楽になるということが
うまくできずに抱え込んでしまうという

悪循環が起こりやすくなります。

覚えていない・自覚していない

記憶の特徴と言いながら、
覚えていない、自覚していないというのは
矛盾しているように感じるかもしれませんが、

繰り返し反復の中で長期にわたって心の傷になって
作られるトラウマ(複雑性トラウマ)などは

本人もあまり覚えていなかったり、
心の傷になっていることを自覚していないことがあります。

特に虐待やネグレクト、暴言などを受けていた人に
多く現れる特徴です。

幼少期の頃のことをあまり思い出せなかったり、
曖昧だったり、ぼんやりしていたり、

本人は鮮明に覚えているつもりでも、
他人から見ると情報量が少なかったり、

断片的でまとまりがなかったりします。

辛く悲しい嫌な記憶は意識の奥底に保存されて
良い記憶だけを覚えていたり、

逆に、その当時のことを美化して
覚えていることもあります。

幼少期のトラウマが影響してくるのは思春期以降

トラウマ体験は傷となってしまうと
長期間にわたってダメージを与えますが、

幼少期の頃のトラウマが色濃く影響してくるのは
思春期以降が多いと言われています。

中高になる頃から、急に
人間関係に問題を抱え始めたり、

大人になってからパニック障害や摂食障害、
うつ、パーソナリティ障害というような

症状が出てきて、
なぜかわからなかったけれど、

話を深く聞いてみると
幼少期の頃に体験していたトラウマが原因だったということがあります。

トラウマの再現性

トラウマ再現性

トラウマ体験で出来た心の傷は
無時間性という特徴ともう1つ、

再現性があるという特徴を持ちます。

人間関係の再現

・暴力を振るう父親を見てきたので、自分はそういう人とは結婚しない
・異常に過干渉な家庭で育てられたので、自由にさせてくれる人と付き合いたい

と、思っている人が

・DV癖のある人ばかりと付き合う
・束縛が激しく自由に出来ない人ばかりと付き合う

という例は結構多いのです。

また、異常な性格の親に育てられた子どもが
なぜかその親の性格にそっくりの異性がタイプになるという例もあります。

異常さを受け入れる努力をする過程で、自分自身の人格形成に支障が出て
そういうタイプの相手としか関係を作れないということが起こり得るのです。

また、虐待を受けて育った人が
なぜか自分の子どもを虐待してしまうという例はよくあります。

トラウマは世代を超えて長くにわたって
連鎖していってしまう場合があるのです。

再現して復讐をする

なぜ上記のように
自分のトラウマとなっている出来事を再現してしまうのか?
という答えの一つに「復讐心」があります。

子どもの頃、親に見捨てられた子どもが
その悲しみや怒りを解消できずに

仕返しする相手を探し求めるというのを例にとると、

全く関係のない第三者との関係の中で、相手を悪者に仕立て、
自分がその相手を見捨てるという行動をとるのです。

本当なら、親に対して行いたい復讐を
第三者にすることで、心の傷の軽減を図ろうとしているのです。

自分が過去に体験した状況を
そのまま再現しようとする理由としては、

・同じ状況を繰り返し再現することで、過去の傷の痛みを和らげ
日常化してしまいたい
・同じ状況に自分自身を置いて、過去の時間をやり直したい
・同じ状況を作り出し、今度は自分が相手にその行為をすることでスッキリしたい
相手に自分が辛かったことをわからせたい
・同じ状況になった時、今の自分だったらどうするか?と試したい、
成長を確認したい
・同じ状況になった時、相手が自分にとって善意のある行動をしてくれるか試したい、
自分の期待通りの行動を取ってくれるか期待している

というのが理由の一部にあります。

ですが、残念ながら
同じ状況を作り再現したとしても、

トラウマが克服できることは稀で、
逆に傷が深まるパターンの方が多いのが現状です。

そのため、克服するどころか
トラウマ記憶の強化が進み、

より色濃く自分の周りの人や子どもに連鎖して
受け継がれてしまう可能性があるのです。

災害、戦争、民族間の出来事、宗教的な出来事などは
個人だけの問題ではなく、

集団での体験になるので
より複雑に、そしてより増幅された連鎖をしていく傾向があります。

虚言による増幅

例えばですが、

本当は起こっていない出来事をでっち上げて
周囲に話すことで

その戯言が一人歩きして増幅して
本当にその出来事を生み出してしまうことがあります。

戯言をでっち上げた最初の人は
嘘が現実化したことを

最初から本当に起こったことだと
盲信してしまうのです。

こういう経緯は民族間の争いや闘争に
発展してしまう可能性がありますし、

もちろん家庭内でも起こり得ることです。

人がいう悪口などはあまり真に受けずに
「この人はそう思いたいんだな」ぐらいの認識で

接することが良い回避の仕方です。

その発言を信じる必要がある場合は、

その人の話だけでなく、
その人が加害者にしている人の話も聞くなどをして

不用意に信用することは避けます。

安易に信用するとその相手の社会的信用や印象に
大きな傷を残すことに加担してしまうことがあるからです。

冤罪事件などは
戯言から生み出されていることが多いのです。

トラウマが脳に与える影響

トラウマ脳影響

トラウマは心の傷と言われますが、
実際に脳の機能にも影響し、機能が低下することがわかっています。

虐待などのトラウマ体験を受けた脳の変化

虐待を受けると虐待を受けなかった人に比べ、

共感や意思決定に関わる「全帯状回」の機能が低下し
痛み・不快・恐怖に関わる「島皮質」の機能が活発になります。

また、脳は発育が盛んでストレスの影響を受けやすい感受性期があるため、
トラウマ体験を受けた年齢によって脳への影響が異なることがわかっています。

・3歳~5歳
記憶と情動に関わる「海馬」に影響

・9歳~10歳
左右の脳をつなぐ「脳梁」に影響

・14歳~15歳
意思決定を行う「前頭前野」に影響

また、トラウマ体験のないようによっても
影響が異なることがわかっています。

性的虐待

10歳以下で性的虐待を受けた場合、
ビジュアル記憶に関連する「視覚野(大脳皮質)」の容積が減少します。

特に顔の認知に関わる「紡錘状回」の容積が減少することがわかっています。

虐待された時に視覚から入ってくる映像を見なくて済むように適応するからだと言われています。

自分が直接被害を受けていなくても、両親のDVを目撃するなどの
トラウマ体験も同様の適応が行われます。

夫婦喧嘩、DVの目撃

夫婦喧嘩やDVなどは子どもからすると
とても衝撃的で、恐怖を感じたり、

悲しい出来事です。

そのため視覚野の容積が減少することがわかっています。
特に11歳~13歳頃にこのような目撃体験をすると

視覚野に大きな影響があると言われています。

暴言

言葉による虐待(暴言)を受けると
「視覚野」の容量が増加します。

特に言葉を理解することに関連する
「上側頭回灰白質」が増加することがわかっています。

理由は、視覚野では幼少期に脳内のシナプスが整理されるのですが、
その時期に暴言を受けてしまうことで、

整理が正常に進まずに残ってしまい、
人の話を理解することや、
会話の中で余計な負荷がかかるようになってしまい、

コミュニケーションが苦手になる可能性があります。

暴力

身体に対する虐待(暴力)を受けると、

感情や思考の制御に関わる「右前頭前野内側部」、
意思決定・共感に関わる「右前帯状回」、

認知に関わる「左前頭前野背側外部」の容量が減少します。

また、痛みを伝える感覚野も細くなってしまうことが
わかっています。

さらに、より深刻な虐待を受けてしまうと、

海馬や扁桃体にも影響が及び、

・感覚麻痺
・解離
・フラッシュバック

という症状が現れることがあります。

トラウマが心や行動に与える影響

トラウマ心影響

トラウマが日常に影響しているかもしれない
場面は例えばこんなことがあります。

・人に心を許すことが難しく、なかなかできない
・急に怒りがこみ上げたり、泣きたくなる(涙が出る)など感情のコントロールができない時がある
・家族や友人などに愛情や優しい気持ちを感じられない、感じられなくなってきた
・恋愛がいつも長続きしない
・よく複数の人と付き合っている、または、三角関係になってしまう
・嫉妬心が強く束縛してしまう、不満が多く喧嘩が絶えない
・結婚してから関係が変わってしまい仮面夫婦になった
・子どもに対して強い怒りを感じる、抑えきれない怒りを感じ手を出してしまう
・トラウマ体験に関係する出来事を直視できず現実逃避してしまう
・自分や他人の人生を妨げる問題や課題に対して取り組むことが出来ない、途中でやめてしまう
・問題(人間関係・仕事・環境・状況・失敗)などに適切に対処できない
・能力的に上げられるはずの成果や結果を出すことが出来ない
・自分や他者を大切にすること、尊重することが難しい、または出来ない
・自信がない、意欲がわかない(無気力)だが理由がわからない。

トラウマ体験の自覚があってもなくても、
上記のような行動・思考パターンが多い場合は

何かトラウマを抱えている可能性があります。

トラウマは先ほど述べたように
過去の記憶が処理されないまま

残ってしまっている、いわば
冷凍保存された記憶です。

そのため、
・強烈なトラウマ体験がある
・覚えていないが、蓄積されたトラウマ体験がたくさんある

という人ほど、
強い影響を受けていると考えられます。

トラウマは

「今ここで、自分らしく、ありのままでいることを
奪ってしまう」

記憶や体験でもあるのです。

時間の流れや発達を止める

無時間性とも関連していますが、
トラウマ体験はその出来事で傷ついた時間のまま

時の流れを止めてしまう性質があります。

そのため、4歳でトラウマ体験をすれば
4歳の発達過程の課題を残したまま、

長い期間そのまま傷を負ったままだと
全体的にも発達が遅れたような状態になります。

発達障害そのものではありませんが
似たような症状が出ることはあります。

結果として、
自己認識や他者認識に歪みやズレが生じて

自己愛性パーソナリティ障害や
境界性パーソナリティ障害に類似した状態が
現れることがあります。

外見にも影響が出ると、
顔つきや雰囲気が実年齢より幼く見える傾向があり、

トラウマが原因で発達障害に類似した症状が現れることから、
「第4の発達障害」「発達性トラウマ症候群」
などと呼ばれることがあります。

感情調節や行動に影響が出る

感情を認識して表現する能力を育てるには、
幼少期に、養育者との関わりが重要で、

そこでのやり取りの中で子どもは
感情の認知、表現、コントロールを学んでいきます。

そのため、その時期に
・理由が明確ではない理不尽な怒られ方
・気まぐれな対応(無秩序)

というような関わりをされると、

自分の感情をどう認識し、どう表現すれば良いのかが
わからなくなります。

さらに、虐待や暴言など
養育者が抱えている問題が引き起こす
理不尽な環境で育てられると、

そこで負う強いストレスや、湧いてくる感情を
発散したり表現する方法に歪みが生じて

後々に大きな問題行動になって現れたりします。

そうなった場合、大抵が

本人自身がどうして自分はこういう行動をしてしまうのか?
どうして問題を起こしてしまうのか?というのはわからないけど

そうせずにはいられない状態に
なっていることが多いのです。

強い欲求不満や苛立ちをコントロールするために
自傷行為や、他者を傷つけるというような行動に出ることもあります。

リストカットなどはもちろん、
赤ちゃんだと、壁や床に頭を打ち付ける「頭打ち」という
行動を見せることがあります。

連続性の欠如

トラウマ体験が癒えないままということは、
危機や非常事態が常に自分の側にあるということです。

そのため、次に何が起こるのかというのがわからず、
安心できない状態にいるため、

連続性が欠如した状態になります。

連続性というのは、
認識や意識、信頼、対人関係、役割、立場、
歴史(時間の経過の中での自己同一性)などのことです。

その連続性が欠如すると、

・刹那的(非常に短い時間軸。あと先を考えず、今この瞬間だけを充実させて生きようとする行動。
特に、一時的な享楽(快感)を求める傾向)
・スキルや経験が積み上がる感覚がせず、自信も積み上がらない
・日常が楽しくない、虚しく感じる

ということが起こります。

能力・パフォーマンスの低下

トラウマは、処理されないまま残っている記憶です。
そのため、脳の容量を常に使用し続けている状態になります。

何かをするときに、今ここに集中して能力を発揮しようとしても、
過去の記憶の保存にエネルギーを取られ続けてしまうため、

本来の力を発揮することができません。

特に問題なくこなせそうな仕事や、
乗り越えていけるであろう壁であっても、

動きが鈍く、力を発揮できない状態だと、
うっかりミスや、物忘れ、トラブルなどを起こしやすくなるのです。

無意識にトラウマを再演する

トラウマになる心の傷を負うと、
私たちの心の変化として、

・体験したトラウマ体験の被害者になり、再現する
・体験したトラウマ体験の加害者になり、再現する

ということが起こります。

どういうことかというと、
性的虐待にあった人が、

再びそのような出来事が起こりうる場所に身を置いたり、
誘発するような関係性を維持したり、

職業として働き出したり、という行動を起こすことがあります。

支配的な養育者に育てられた人が、

支配的な関わりをするパートナーと結婚したり、
自分が支配する関係性(子どもへの虐待など)を作ったりするのです。

これは、本人が自覚していたり
のぞんでいたり、引き寄せているというわけではありません。

私たちは、本能的に記憶は、抑え込むのではなく
再び感じ、時間軸を動かし、適切に処理することができれば

解消することができることを
脳や体は知っているため、無意識的に再演し、

トラウマ記憶を処理ようとしているのです。

ですが、こういう場合、
再演していることに本人が無自覚であることと、

安心、安全な環境で行われることがほとんどないため、
トラウマをが解消されるケースはほとんどありません。

それどころか、より関係性がこじれたり、
問題が複雑になったりして、悪循環に陥ったり、

トラウマのシナリオ通りの結末を迎えることが多いのです。

人間関係がうまくいかない

トラウマ体験の傷を持っている人が
特に弱くなるのが対人関係です。

繰り返し反復で出来上がったトラウマ(複雑性トラウマ)などが
典型的な例ですが、

トラウマ自体が人からの関わりで作られたものです。

そのため、特に
複雑性トラウマを持つ人は人間関係のストレスに弱かったり、

ストレスを抱えやすい傾向があります。

傷を抱えた人から見れば、
人は恐怖、脅威、信頼できない存在の源であり、

避ける、戦う、信用しない、その場で硬直して身を守る対象になります。

行動としては、

・ヒステリックになりやすい
・攻撃的
・へりくだってしまう
・相手の欲求をそのまま受け入れようとする
・下手に出てしまい、とりあえずすぐ謝る

というような態度で接することが多くなり、

相手から見下されたり、利用されたり、支配されるという
関係性が自然と作られてしまうことが頻繁に起こるようになります。

依存症を引き起こす

トラウマは依存症を引き起こすことがわかっています。

依存症は、問題を自分で解決させようとする
未熟な自己治癒の象徴です。

トラウマ体験から生じる、
恐怖、不安、緊張、ストレス、興奮、寂しさを

緩和させるために、心のよりどころとして
アルコール、ギャンプル、薬、恋愛などへ

依存していくのです。

リラックスできない

トラウマ記憶が処理されないというのは、
本人が自覚している、していないに関わらず、

恐怖体験がそばにあり続けるわけですから、

・いつも緊張している
・相手に無意識に合わせ続けてしまう
・体の力を抜くことができない
・いつもそわそわしてしまって落ち着かない
・常に人目が気になっている

という風にリラックスできない状態になります。

そのため、休んでいるつもりでも
内面はいつも消耗し、疲れた状態が続きます。

ありのままの自分で過ごすことにブロックが
かかっているため、

自分らしく過ごすことが妨げられるのです。

自信がない。

トラウマ体験を抱えている人は
いつも自信がない傾向があります。

何か起こった出来事に対して

・自分に根本的な問題がある
・自分の感覚がおかしい
・自分は罪深い存在だからだ

というような感覚を持つ人もいます。

本来ならそのような感覚を持つ必要はないのですが、

・自分に問題があるならそうするしかない、
・一生この気持ちと付き合うしかない

というような
烙印を押されているような感覚に陥るのです。

これは色々な視点で物事を見て考え方を変えてみても
感覚の話なので変えることができません。

この感覚は、
私たちは何か問題があると、
その原因を人に帰属させようとする傾向を持っていることからだと
考えられています。

トラウマ体験が起こった理由を
自分自身に帰属させて、

自分が悪い子だったから、こういう目にあった
自分がいい子にしていなかったから、仕方ないんだ

というように自ら烙印を背負ってしまうのです。

まとめ

今回は、トラウマ体験が
私たちに与える可能性のある影響についてまとめました。

自覚がなくても
何かトラウマになっていることがあり、

行動や思考に影響していることは
実はよくあることなのです。

無意識に影響しているのなら
もう変えることや、

記憶を解消することはできないのか?
というと、

そんなことはありません。

冷凍保存された記憶の時間を取り戻し、
処理していく方法がちゃんとあります。

次回では、
トラウマの克服方法をまとめて紹介していきますので

ぜひ読んでくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪