こんにちは
Smile Houseの妙加です。
もっと毎日楽しく過ごしたい、もっとお金を稼ぎたい、もっと幸せな人生を送りたい、もっと良好な人間関係をつくりたい
と望んでいるのに何故か思い通りにならない・・・と思っている人はたくさんいると思います。
そういった自分の望む通りの人生を手に入れたり、自分らしく生きるためには、自分の意識だけでなく「無意識」、
つまり潜在意識を成功を手に入れるマインドに変化させなくてはいけません。
今回は成功するために必要な「自分の人生に責任を持つ」についてまとめました。
成功を拒む7つの要因

いま「人生が思い通りにいかない」「生きていても楽しくない」「現状に行き詰まっている」と感じるなら、それには何かしらの理由があります。
そう感じる要因はたくさんありますが、ここでは7つの理由を挙げました。
1、身の回りで起こることを「自分のせいじゃない」と思っている
2、「自分が正しい」と思いこんでいる
3、「〇〇すべきだ」「〇〇であるべきだ」と思っている
4、本当はやりたくないのに、「仕方ない」とイヤイヤやっている
5、「今の自分ではダメだ」と思っている
6、優柔不断で決められない・決めても行動できない
7、「自分はこんなものだ」と諦めている
その中でも今回は、1の「自分のせいじゃない」と責任転換していると人生が思い通りにいかない理由と、
成功するマインドにする捉え方についてお話しします。
「自分は悪くない」という責任転換を自己責任で生きるマインドへ

何か自分にとって都合の悪いこと、よくないことがあったとき「私のせいじゃない」「自分はちゃんとやっているのに」と思っているなら、
自分の潜在意識も味方になってくれませんし、理想の人生には遠い道のりになってしまうでしょう。
なぜなら、「自分は悪くない」と思っている間は、自分の現状や現在地を受け止めることができないからです。
例えば、東京へ行こう!と出発しても、今自分のいる地点が分からなければ北に向いて歩けば良いのか、西に向かって歩けば良いのか、
どのくらい距離があって、移動手段はどのような選択肢があるのかが分からないですよね。
人は「現在地」がわかっていないと地図を把握することができないのです。
つまり、「自分は悪くない」と現状から目を背けている間は、目的を達成するまでの道筋や距離感が把握できないのです。
だから嫌なこと、つらいこと、どんな出来事もきちんと「自分に起こる出来事は、自分に原因がある」と受け止めることが大事。
ただ、このような表現をすると「うまくいかないのは全部自分が悪いんですね」「自分が悪いから仕方ないんです」という風に、
次は「自分が悪いことにして、現実から目をそらす」と考える人が結構います。
ですが、この「自分に原因がある」は【正解・不正解】【善・悪】という捉え方や判断するためのものではなく、
「自分の周りで起こっていることの原因は自分にある」=「自分の行動次第でどのようにも変化することができる」
と、自分の主導権や影響を与えることができるのは自分なのだ、と捉えることが重要です。
被害者意識から脱却する
被害者意識というのは、自分の周りで起こることを他人、環境、年齢、容姿、社会、常識、運など自分以外のものに原因があるから、
「自分では変えることができない」「理不尽だ」「〇〇が悪い」という風に「自分は悪くない」と解釈する意識のことです。
例えば、「一生懸命に仕事を頑張っているのに評価されないのは上司のせい」「子どもの勉強の成績が伸びないのは教え方が悪いから」「いくら働いても生活が苦しいのは政治のせい」など。
もしかすると、評価されないのは本当に上司の目がポンコツなのかもしれませんし、本当に教え方が下手くそという事実があるのかもしれませんが、
だからといって、=自分は何もできないに繋がっているわけではないんですね。
他人がどんな状態であれ、自分自身の思考や行動を変化させることはいつだって可能です。
これが、上で述べている「自分の周りで起こっていることの原因は自分にあり、それが正解・不正解や善・悪という次元の話ではない」と捉えることが大事な理由。
また、自分は悪くない・自分に責任はないと突っぱねたくなる理由は、今、自分の悩みや問題を生み出しているのは自分自身だ、ということを認めたくないからです。
周りのせいにしている間は、「誰かが何とかしてくれないといけない、何とかしてくれるはずだ」と周りに責任転嫁をすることができますが、
自己責任だと認めて受け止めると「自分が変化しないといけない」という現実が目の前にやってきますよね。
つまり、自分が悪くないと思い込んでいる人は自分の人生に対して、
「自分自身では人生を変えることができない」と人生の主導権を放棄し、他人や環境こそが力を持っていると捉えている状態なのです。
人生を変えるのは自分の「決断」
もし今の現状や人生を変えたいと思っていて、被害者意識で物事を見ているならマインドを変化させていかなくてはいけません。
まず、他人や環境など「自分の思い通り・期待通りに動いてくれない対象」を責めるのをやめて「今の悩みや現状は自分が作り出している」と自分自身の責任を認識すること。
、
被害者意識でいる間は、自分の悩みや問題の原因は周りにあり、自分の力や影響は及ばないと思っていますので、自分の人生に起こっていることですら「他人事」になっています。
なのでまずは、自分の責任を受け止めて自分の人生を「自分事」として当事者意識を持つこと。
物事は自分事になることで、変化させることや影響を与えることができるようになりますし、今ある悩みや問題は「誰かが何とかしてくれるのを待たずに、自分でどうにかして良い」という自由が生まれます。
このように「人生の責任や決定権は自分にある」とマインドを変化させるだけで、
「何でわかってくれないんだ」「何で助けてくれないんだ」とイライラしながら周りの人が察してくれたり、動いてくれるのを待っていた時間を
自分の欲しい結果を手に入れるために努力したり、行動するために使うことができますね。
被害者意識と当事者意識は無意識の思考
「責任」と聞くと「自分が悪い」「失敗したら良くないことが起こりそう」という風に自分を責めたり、ネガティヴに捉える人もいますが、
当事者意識を持って行動する「責任」は、自分の「行動・選択」がどんな「結果」を出したのかをきちんと把握して、事実を見つめることを指します。
例えば、「寒い日お風呂上がり、呼び出されたから髪の毛を乾かさないまま外に出たら風邪をひいた」としましょう。
そのとき、外が寒かったからとか、人に呼ばれたから、と周りのせいするのは被害者意識の強い捉え方。
だからといって「自分が招いた結果だから風邪引いたのは自分が悪い」と自分を責めたり評価することも当事者意識と責任には必要のないことで、
大切なのは自分が「髪の毛を乾かさない」そして「呼び出しを優先する」と選択・行動をしたこと、その結果「風邪を引いた」という事実を受け止めること。
責任は、良い悪いといった判断を下すものではなく、ありのままの事実をまずは受け止めることなのです。
この当事者意識と被害者意識のどちらが優位に働くようになるかは、幼少期に育った環境も大きく影響しています。
勉強、習い事、親子関係などを通して幼少期から自分で考え・選ぶ、それで失敗してもまた考えて行動してみるということが習慣になっていると、
「自分が欲しい結果は自分の手で作り出せる」という体験をたくさん積めるので当事者意識が優位になりやすく、
何でも親に決めてもらったり、人にやってもらうことが習慣になっていると「自分が欲しいものは誰かがやってくれる」とインプットされていくので、
将来的に被害者意識が優位になりやすいとされています。
このように当事者意識・被害者意識は幼少期からの繰り返しによって作られますが、
受け止められないぐらいショックな出来事(トラウマ)で強い絶望感や無力感を感じた場合、一度の体験でも被害者意識が入りこむこともあります。
自分の無意識に気づくには?
ここで話している被害者意識や当事者意識のどちらが優位に働いているかは、自分にとって「当たり前」なので、意識してみないとなかなか気づくことができません。
この思考の癖は潜在意識(いわゆる無意識)で判断されている自動的な反応だからです。
例えば、突然会社をクビになったとしましょう。
最初はショックだったり、どうしよう、と感情がグッと湧いてくるかもしれませんが、そのあとの自分の思考や行動パターンを想像してみてください。
「自分をクビにした会社が許せない」「何で自分が」「自分より〇〇の方が辞めるべきだ」と、毎日怒りや恨みを感じながら過ごす自分が思い浮かびますか?
「会社の業績が悪いことを知っていながら、自分は大丈夫と他人事にしていなかったかな?」「いま、自分にできることは?」「この体験から何が学べる?」
と現状を受け止めて行動しようとする自分が思い浮かびますか?
少し極端な例でしたが、自分に悩みや問題が発生した時に自分はどういう思考・捉え方をする癖があるのかを見つめてみましょう。
また、そこで「自分が悪かった」「自分のせいだ」と自己嫌悪、罪悪感で自分を責めるのも当事者意識とは別の思考です。
自分の人生をより良くしていくためには、まずは自分の無意識に意識を向け、自分自身に興味を持って知っていくこと。
思考や捉え方はその状況や自分のコンディションによって変化することもあるので、
日頃から自分は今どういう状態で、どんな捉え方をしているのか?と、客観的に捉える力をつけていくことが大事なのです。
悩み・問題を「失敗」にする人と「学び」に変える人の違い

人は、
1、自分の無意識を知ろうと意識し、
2、気づいた後は意図的に自分の行動をコントロールして変化させる
としない限り、今持っている無意識の思考を繰り返し生きていきます。
だから潜在意識を変えるためには、目の前で起こった出来事に対して、
・自分はどのような反応をした?
・自分はどんな行動を選んだ?
・どんな結果が生まれている?
ということを客観的に捉え、自分自身のことを知ろうとしなくてはいけません。
そして、
・自分のどんな行動が、この結果を生み出した?
・この出来事が起こる以前、どんな思考・選択・行動をしていた?
・もし、もう一度選べるとしたらどんな選択・行動をする?
・この一連の出来事から自分はどんな学びを得た?
など、「自分の選択で人生は変えられる」ことを前提にして物事を捉え直す癖をつけていきましょう。
同じ体験や出来事であっても当事者意識の高い人から見た視点と、自分の主導権や責任を放棄した被害者意識の強い人から見た視点では
得られるものが大きく変わってきます。
当事者意識が高い人は、悩みや問題から新しく学びを得て未来に進みだせますが、
被害者意識が強いと「誰のせいで自分は今こういう状態になっているのか」「どうしてあの時助けてもらえなかったのか」と加害者を探すことに必死になったり、過去に囚われてしまいます。
自分のコントロールできる範囲を把握しておく
「自分の身の回りにあることは、自分に原因がある」というと、「全部自分が悪い」と捉えてしまう人もいますが、
もう一つ違うパターンとして、「何もかも自分がコントロール(支配)できる」と思い込む人がいます。
世の中にはどう頑張っても自分の思い通りに動かせないもの、変えられないものがあり、
物事の捉え方を変化させることと、自分の思い通りに支配しようとすることは全く別の話。
被害者思考になっている瞬間は、多くの人が「コントロールできないものを、どうにか自分の思い通りにしたい」という思考になっています。
なので自分自身がコントロール可能なものは何か?ということを知っておきましょう。
【コントロール可能なもの】
・自分の思考
・自分の行動
・自分
・未来
【コントロール不可能なもの】
・感情
・生理反応
・他人(自分の周りにある環境)
・過去
感情は、悲しい時は悲しい、嬉しいことがあれば嬉しい、という風に勝手に湧いてくるものですよね。
生理反応も同じで、暑いときは汗をかき、寒いときは身体が震える、自分では制御できません。
また、多くの人が「悩み」として捉えている他人の行動(〇〇さんがあれしてくれない、もっと〇〇してほしい、とか)や、
自分の周りにある環境(上司とウマが合わない、など)は実は自分がコントロールすることのできない領域の話。
それと同じように、過去(あのとき〇〇していたら・・・、昔は〇〇だった、など)も今から変えることはできません。
もしかするとここで、「自分の身の回りで起こっていることは自分に原因があるのに、自分ではコントロールできないって矛盾している」と感じる人もいるかもしれませんが、
起こっている問題に対して「コントロールできない領域をどうにかしようと考える」=「支配しようとする思考」こそが被害者意識につながりやすいポイントなのです。
なぜなら、コントロールできないものをどうにかしようとしても「自分は〇〇しているのに、〇〇と思っているのに<コントロール不可能なもの>は変わってくれない!」となるからです。
いつも自分がコントロールできる領域に目を向けることが、自分の人生の主導権を持つことにもつながります。
コントロール可能なものを言葉にしてみると、
自分自身(自分)は
これから(未来)
この状況をどう捉えて(思考)
どんな工夫・変化をしていくのが良いのか?(行動)
と、なります。
何か上手くいかないと感じる問題に遭遇した時にこの言葉を思い出すと、自分のことを客観視するキッカケになるのでとてもオススメです。
自分の無意識の思考パターンは自分で決められる
現在、自分自身の思考が当事者が優先されているのか、被害者が優先されているのかは自動的に決められているように感じるかもしれませんが、
上記に書いている通り、自分の選択や行動でどんな結果が出ているのか?を認識して、自分の行動を変化させていくことで無意識は思い通りに変えることができるので、
今、当事者意識の高い人生or被害者意識の強い人生、そしてどのような思考や価値観を持って生きているのかは、
実は100%自分自身が選んでいて、その結果がいま目の前で起こっていることなんですね。
現状で良いと感じるなら今の思考パターンを採用したら良いし、変えたいなと思うならそのように行動していけばよいのです。
自分の人生の主役を生きる思考、被害者を演じる思考、他人や自分を責める思考、など物事をどう捉えどんな決定をするのかという主導権は、自分自身が握っています。
自分の生きたい生き方は?

この当事者意識、被害者意識というのは一つの捉え方で、重要なのは「自分はどう生きたいのか?」を選択すること。
・自分の人生には与えられた選択肢がない
・「〇〇せねばならない」の中で生きる
・思い通りにならないことは「自分にはどうにもできない」
・今、上手くいかないのは「自分のせいじゃない」
・自分の人生は自分自身が選んできた結果の積み重ね
・自分の行動した結果は責任を受け入れる
・起こった出来事にどう対処するかは自分自身が決める
など、様々な捉え方がありますが、重要なのは「どんな生き方をすると、自分が望む人生を得られるのか」をしっかり考えて選ぶこと。
どんな決定をしたとしても、「自分が選んだ責任」としてその結果を人生を通し受け止めていくことになるからです。
今の人生の結果は、過去にしてきた選択と行動の積み重ねによって作りだされています。
持っているものや自分が過ごしている環境、人間関係など、今自分の周りにある全てのことが自分で選んで決めてきた結果。
それが自分にとって好ましいものでも、そうじゃなくともまずは事実を認めて受け入れること。
そして、受け入れることは自分を責めることではなく、
ただ「あの選択は自分で決めたこと」「同意したのは自分」という風に自分のこれまでの人生を振り返って、自分の人生の主導権はずっと自分自身が握っていたことを思い出しましょう。
こういったありのままの事実を認めるとだんだん「自分の人生は自分で決めてきた」ということがわかり、
「これから自分が望む人生に必要なことや、決定権は全て自分の手の中にある」という感覚が湧いてきます。
こういった感覚を持って生きていると、自分の周りで起こることに言い訳したり人や環境のせいにする必要もなくなり、「自分らしい」生き方ができるようになります。
自分の身の回りにある全てのことを思い通りにコントロールしたり支配することはできません、
ですが周りにあることに対して、
どのように捉えて、自分はこれからどんな行動をするのかは全て自分が決めることができます。
人生は選択の連続
人は自分が意識している・していない、気付いている・気付いていないに関わらず、常に選択をし続けています。
「何かを選択する」ということは、言い換えると「選ばなかった方で起こるであろう出来事は捨てる」ということです。
だからこそ一つ一つ自分の意思で選ぶことが、望ましい人生を送る秘訣。
例えば、
・自分は誰と、どこで、何をして過ごすのか
・自分は何を信じ、どんなものを大切にするのか
・自分は何に熱中し、何をやめるのか
・自分はどんな仕事をして、どんな働き方をするのか
・自分は人にどんな関わりをして、何を伝えるのか
というようなこともですし、「今日は何を食べようかな」というのも自分の選択ですよね。
望む人生を手に入れる3つの問いかけ
自分の人生をガラッと変えたり、自分の望む人生を手に入れたいと思っている人に、ぜひ自分自身に向かって問いかけてほしいことが3つあります。
それが、
自分の望む人生を手に入れるために・・・・
1、今やっていて、この先も続けると良いと思うことは何?
2、今はやっているけど、今後やめたほうが良いと思うことは何?
3、今はやっていないけれど、これから始めたほうが良いことは何?
の3つです。
自分の責任で生きるとは、「自分らしく」生きること
自分の人生の責任をとる、というと「大変そう」「しんどそう」と感じる人もいますが、
きちんと主導権を自分自身でもっていると「自分の未来は自分が変えられるし、決められる」という自由が生まれるので
パワーが湧いてきますし、実はとても楽。
人生を豊かにする要素の一つは「自分が選べる選択肢を増やすこと」です。
今まで「これしかない」と思っていたけど、実は他の考え方や捉え方もあることに気づいたとき、ちょっと勇気を出して今までと違う見方を採用してみる。
そうすると次からは、今までと同じ考え方と新しい考え方の両方をふまえ、どう捉えるか選べるようになりますし、思考が変わると行動も変化します。
その繰り返しが、自分の人生に豊かさに繋がっていくんですね。