自己否定の特徴とは?心理的な傾向を解説!

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

自己否定の強い人は「自分はダメな人」と思い込んでいますが、性格や心理的に何か特徴があるのでしょうか?

人間関係が上手くいかない、仕事で上手くいかないなどで、悩んでいてもそれが自己否定が原因にあることに気がついていない人も多いのです。

そういう場合は客観的に自分を見つめ直すことが大事。
今回は、自己否定感の強い人の特徴や心理的な傾向はどうなっているの?をまとめました。

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自己否定が強い人の特徴

自己否定特徴
・悪いことがあると【自分のせいだ】と思う

・【何をやってもダメ】【自分なんて・・・】と思い込んでいる

・自分と他人を比べる癖が強い

・褒められることが苦手で否定してしまう

・自己ルール【〜せねば】【〜するべき】が多い

・たった一度の出来事も【いつも】と捉えてしまう

・自分は完璧でなければ(出来る人でいなければ)と思っている

・人から「ダメだね」「できてない」と言われることが怖い

・自分が我慢すれば・・・と思っている

・楽しむことに抵抗がある

・自分は本当はもっとすごいのに周りが認めてくれていないと感じる

・悩んだときは深く考えるが、結局自分が悪かったと思い込む

などがあげられます。

大きな特徴としては、
【思い込みが激しい】【自分に厳しい】傾向があります。

自己否定から生まれる問題の多くは、この思い込みの激しさと自分に厳しく疲弊してしまうことが原因です。
人は自分の価値観を基準に生きているので、その基準が自分だけでなく他人にとっても当たり前だと錯覚します。

・自分は出来る人でいなくちゃいけない。
・自分の問題は自分で解決するべきだ。
・自分の好きなように振る舞うと人に迷惑がかかるかもしれない。

と思っている人は、

・他人が失敗した時に「なんでそんなこともできないんだ」と許せない、または「自分なら出来る」と思う。
・人に「これやって」と頼んでいる人を見ると甘えていると感じる。
・自由に振る舞う人は自分勝手だと思い、見ているとイライラしたり何か鼻につく。

という風に他人にも厳しくなります。

つまり、自分に対して否定的であればあるほど、
他人の許せない部分、気に入らない部分、嫌な部分が多く見え、他人にも否定的になります。

自己否定感の強い人が人間関係がうまくいかない理由の大半は、
自分自身の許せない、受け入れることができない部分を、同じように他人にも課してしまうところにあるのです。

自己否定の強い人の心理的な特徴

自己否定の特徴
では自己否定にはどういった心理的特徴があるのか?を上記の特徴の解説も含めて詳しくまとめて紹介します。

悪いことがあると自分のせいだと思う

何か悪いことがあると【自分のせいだ】【自分が何かしたんじゃないか】と感じます。

例えば、友達が何か不機嫌だと「自分が何か気に触る振る舞いをしたんだ」と思ったり、
会ってすぐのパートナーが怒っていると「自分の何が悪かったんだろう?」と思ったりします。

何をやってもダメ。ネガティヴな言葉が口癖

「でも」「だって」「どうせ」というようなネガティヴな言葉が口癖になっている人が多いです。
理由はいくつかあります。

出来事や未来の否定的な面に意識が向きやすいこと、
自分に自信がなく「自分はできない」と思っているため諦めていること、
できなかった時、望まない結果になった時に傷つかないようにしている、などがあります。

他人と比較癖があり、劣等感を感じやすい

自己否定の強い人は、自分と他人を比べて優劣をつけることで自己価値を判断する傾向があります。
自分が劣っていると感じると「負けた」「ダメだ」と感じ、人との勝ち負けにこだわります。

小さなことでも人と争う思考癖があるので、相手は全く気にしていないところで勝負と思い込んで
勝った気になる、得意げになる、負けた気になる、落ち込むなどしていることが多くあります。

これは人に対して劣等感(自分は人より劣っていると思うこと)を感じているため、人より優位に立ちたいという気持ちがあるからです。

褒められても素直になれない

自己否定の強い人は、人から褒められた時に「ありがとう」と素直に受け取らず
つい「いや、そんなことないです」「とんでもないです」と言ってしまいます。

また、承認は堂々と受け取ず、謙虚な姿勢でいることがいいという日本の謎の風潮も大きく関係していますが、
どういう気持ちから言っているのか?で全く意味合いが違ってきます。

謙虚な姿勢は褒められたこと認められたことに対して、【自分自身でも承認ができている】上で威張らずにいる状態のことです。
ここで述べている「とんでもないです」は自分で認めることができていません。

自分自身を否定している人は、自分からもらえない承認を人から貰おうという心理が働きます。
どれだけ否定しても認められたい気持ちは誰にでも存在します。

なので本当は承認は嬉しいのですが、次にできなかった時に否定されたらどうしよう?ということを恐れ、
「そんなことない」「とんでもない」と言ってしまいます。

そうすると自分のことは否定し続けていても、周りの人からは「すごいね」「できてるね」と自分を肯定してもらえますね。

自己否定の強い人は、【自分のことをどれだけ否定しても、周りは肯定してくれている】という他人からの承認を得ることで自分の価値を感じています。

〜せねば、〜するべきが多い

自己否定が強い人は自己ルールが多いことも特徴です。
「〜せねば」「〜するべき」などです。

・上司に食事に誘われたら断らずに行かねばならない
・人生で1度は結婚するべき
・人前では泣かないようにするべき

など、様々なパターンの「ねば」「べき」というルールを持っていることが多く、
自分自身で不自由にしています。

世の中の【常識】だと思っていることの大半は、実は自分だけの常識なことも多いんですよ。

物事の捉え方が極端

極端な捉え方というのは、【0か100】【白か黒】という思考のことです。
人に対しては好きか嫌い、出来事は早々に決着をつけたがり、保留にすることや様子見などが苦手です。

つまりグレーゾーンや中間点がなく、たった一度起こったことも【いつも】【全て】と捉えてしまいます。

例えば、

・たった一度のミスで「自分はいつもミスをする」と思ってまたミスするのではないかと不安になる、
・一度意見が合わなかった人に対して「あの人とはいつも意見が合わない」と感じる、
・一人と喧嘩をすると「いつも自分は受け入れてもらえない」と思ったりします。

実際は、
【今回ミスをした】だけ、【今回は意見が違った】だけ、【その相手とウマが合わなかった】だけですが、
いつも、全てという100か、全く何もない0で捉えてしまうんですね。

完璧主義で自分に厳しい

人から褒められた時に「いえ、まだまだです」というのを謙虚な姿勢ではなく、
本当に「まだ自分は足りていない」「努力が足りない」と思っています。

100点でなければ、1番でなければ、完璧で正確でなければ意味がないと感じやすいんですね。

完璧を求める、もっと努力しようと常に上を追い求める姿勢のおかげで成功する人もいますが、
多くの場合は周りに対しても完璧を求めるので周囲が疲弊して人間関係を築くことにつまずく人が多いです。

周囲から「色々できてすごいね」と承認されると、なおさらその評価をもらい続けるために、
【完璧な自分でなければいけない】と自分に厳しくなっていきます。

また、少しのミスに対して「なんでこんなミスをするのか?」という自分の心の声や、できなかった自分をどう見ているのか?という
周囲の目が気になりストレスが溜まったり、自己嫌悪で自己否定がひどくなる悪循環が起こります。

完璧主義は「もっと頑張れ」と承認されずに育ったことが原因の1つです。

【〜しなきゃいけない】【〜でなきゃいけない】と理想像に自分自身を縛り付け、褒められないことに対して、
【自分は完璧じゃないから愛されない】と思い込むようになります。

でもどのラインに達したら完璧なのか?ってよくわからないですよね。
そのため、何をしても常に自己否定感があります。

自分が出来ていないと思う部分や、短所を他人に指摘されると極端に落ち込み、自分自身で認めることにも恐怖心があります。
自分のできない一面や苦手な部分を人に見られると、人が離れていくのでは?認められないのでは?と感じるのです。

完璧主義の人は【一人で頑張らなくてはいけない】という思いも強く、人に頼ることが苦手です。

自分は楽しんではいけない、我慢すべきだと思う

自己否定が強い人は【楽しんではいけない】という気持ちがあり、幸せになることに抵抗があります。
自分はまだダメ、努力しなくてはいけないと思っているので、楽しむことや休むことに罪悪感を感じやすいんですね。

また、「自分が我慢すれば丸く収まる」と思い、
自分の意見や感情を後回しにして押さえ込む、無理なことを引き受ける、相手に合わせる、など

自分自身を尊重しない行動をとってしまう事がよくあります。

自分は人よりも劣っているから、せめて何か人の役に立てそうな事で価値を見出そうとしたり、
犠牲になる事で居場所を確保しようとします。

人は疲れると「休憩してまた頑張ろう」と思いますが、自己否定が強い人は人に認められたい、
自分はまだまだだから休んでる場合じゃない、もっと頑張らなくちゃいけない、

などの理由から無理して頑張ってしまいます。
休む自分を許せないからです。

もちろん体にも負担がかかるので、肩こりが治らない、片頭痛がひどい、
便秘、下痢などの身体症状が現れたり、

もう頑張れないと心が悲鳴をあげて鬱症状を発症したりします。

「自分は可愛そう」だと思う

自己否定=自分を可哀想だと思い込んでいる状態でもあります。
「自分はダメ」と刷り込むたびに自分自身は傷ついて、心の中は悲しい気持ちが溢れています。

何か辛いこと、悲しいことがあるときに自分の心に寄り添って、「つらかったね」「悲しかったね」と感情の認知は大事ですが、
それが積み重なると【自分は不幸だ】と思うようになります。

その気持ちが【自分は可愛そう】と自分を否定していくのです。

自分は可愛そうだと思い込むと、可愛そうな自分でいようとするため、無意識的に
成功しないようにする、収入をなかなか増やさない、新しいことにチャレンジしないなど

「ダメな自分」「可愛そうな自分」という思考に自分自身が依存してしまい、
他人にも可愛そうだと思われる事で気を引いて愛情をもらおうとすることがあります。

自分のつらかった話や、苦労話を意気揚揚と話して労ってもらおうとする行動も自己否定が根幹にある事が多いですね。

こういった場合は、自己否定をすることで他人と関わり愛情や承認をもらっているので
自己否定をやめることができず、虚偽の話を作ってでも【可哀そうな自分】を演じようとするケースがあります。

愛されたいという欲求が強い

自己否定の強い人は、ありのままの自分を無条件に受け入れてもらう経験が少ない人が多く、
【誰かから愛されたい】という欲求がとても強くなります。

ですが、「こんな自分は愛されない」と自分の心の声はいうので、
いくら周りが愛情をかけてくれても信じることができません。

「家族にも愛されなかった自分は誰からも愛されない」と思い込んでいるからです。

「この愛情には裏がある」「自分と一緒にいてくれるのは情けをかけてくれてるんだ」
という風に感じ、人の愛情を信じれなかったり、好きになることができません。

また、自己否定がさらに強くなると、周りの人たちの言動から愛情に関して疑わしい部分を見付け出し、
「ほら、やっぱり離れていくんだ」「ほら、やっぱり自分のことは大事じゃないんだ」と極端な解釈をして

【自分は愛されない】という自分の否定を証明しようとする行動にうつることもあります。

それと同時に、自分は「愛されたい!」という想いから、期待に応えようとしたり、
理想通りになることに一生懸命になって愛情を獲得しようとして来ているので、

【無条件に愛する】ことがとても難しく感じます。
無条件に愛するためには、無条件で愛される体感が必要です。

周りから与えられる愛情を信じられないけど、でも愛情は欲しい。
愛情を注がれると傷つかないために、拒否しようとする、

という行動で自分も周りも疲弊していき、他人との距離がうまくつかめません。

人に受け入れてもらえないことに極端に恐れを感じるため、言いたいことが言えなかったり、
自分を表現できずに、強い孤独感を感じる傾向があります。

まとめ

自己否定は、飛躍しようとする自分、自分らしく生きようとする自分を押さえつける心の声です。
その声が常に否定的な言葉を自分に投げかけきます。

そうなると自分のことも他人のことも信じることができなくなります。

なんとか失敗しないように、波風立てないように、人の顔色を伺いながら
常に自分の自己否定の声を聞きながら生きるのは楽しくないですよね。

自己否定とはもう一人の自分に心を乗っ取られている状態と捉えるとわかりやすいですね。

自己否定が染み付いてしまうと、自分自身の感情すら「そんな風に感じてはいけない」と
抑圧するようになったり、その人らしさや健全な活力を奪ってしまいます。

ですが、自己否定は大人になってからでも改善できるのでご安心を!
次回は自己否定の克服について解説します。

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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪