自己否定の原因は環境!潜在意識が「自分はダメ」と思い込むメカニズム

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

自己否定の多くは、幼少期の親の関わりや教育が大きく影響しています。

親や家庭、教育は子どもが過ごす環境の一部ですね。
自己否定感と環境は密接な関係があります。

つまり、幼少期の環境が大きく影響しているのは事実ですが、その時期に限らず環境次第では大人になってからも自己否定は形成されるということです。

では一体、自己否定を作り上げる環境とはどういうものなのでしょうか?
今回は、自己否定感が強くなる環境(原因)についてまとめました。

自己否定は作られた思い込み!?自己否定の心の仕組みとは?

2018.04.24

自己否定を形成する環境とは?

自己否定の環境
自己否定感は、幼少期に「ありのままの自分」をどれだけ受け入れてもらえたのか?
どれだけ無性の愛情を注いでもらえたのか?がとても大きく影響していて

自己否定感の強い人になるのか、自己肯定感の強い人になるかを分けています。

これは受け取る子ども側がどう感じているのか?が非常に重要で、

大人は愛情を注いでいるつもりでも、子どもが「自分は受け入れてもらえない」と
感じていると自己否定感の強い人に育って行きます。

また、幼少期だけでなく大人になってからも自己否定感が形成されやすい環境にいると
「自分はダメだ」と思うようになります。

ここでは、自己否定感が強くなる環境についてまとめました。

欲求と発達のギャップで生まれる「無力感」

実は自己否定は多少であれば誰でも感じる気持ちです。

多くの動物は生まれてすぐ歩ける、走れる、自由にご飯が食べれるなど
ある程度の発達をした状態で誕生しますが、

人間は多くの機能が未発達のまま生まれ、発達を遂げながら大人になっていきます。
その過程でぶつかる壁が「やりたいこと」と「自分の身体機能」のギャップです。

「やってみたい!」「こうしたい!」と思ってもうまくできないことがたくさんあります。
そういう出来事に遭遇すると「自分はできない」と非力さを感じます。

例えば、
・ボタンを留めたいけどうまくできない
・料理をしたいけど、危ないからと包丁を使わせてもらえない
・公園の遊具で自分のやりたいように遊ぶことができない

などです。
ここで大切なのがそういった出来事に遭遇した時の環境です。

「やりたかったんだね」と気持ちを汲んでもらえるか、
「まだできない」「まだ無理」と言われるかは大きな違いですね。

「自分にはできない」と感じている時に、他人からも「できない」と言われるとより強い劣等感を感じます。

「できない」という気持ちや劣等感は、うまく扱えば自己成長に繋げることができますが、
周りから「できない」と伝えられる頻度が高いほど、自己否定感は強まります。

できないと言われる=自分は認められていないと感じるからです。

褒めてもらえず自分はまだ足りないと思い続ける

何かを頑張っても
・もっと頑張れ
・もっと凄い子いるよ
・1番じゃなかったの?
・みんなできてるよ

など、子どもの出した結果に納得しない対応をすると
「このぐらいではダメ」「自分はダメ」
「もっと頑張らないと」「今のままではダメ」と思い込むようになります。

自分が頑張ってきたことも否定して、
「今のままの自分では必要とされないんだ」という気持ちを抱えるようになります。

ついやりがちなのが、「頑張ったね」「すごいね」と一度は褒めて
「じゃあもっと」という風に高い目標設定をしてしまうこと。

これでは褒められたとしても「まだダメなんだ」の方が強く感じます。
頑張っても頑張っても褒められず、もっと頑張らなくちゃいけない
ということが積み重なると心は疲弊して

自分は何をしても無駄だ、と自分自身の人生を諦め、様々なことに無関心になっていきます。

条件付きの愛情「〇〇な自分だと愛される」

自己肯定感が強くなる関わりは、
「どんな自分でも愛される」という無性の愛情です。

その逆で、自己否定感が強くなる関わりは、
「〇〇な自分なら愛される」という条件付きの愛情です。

幼少期の子どもにとって、養育者(特に母親)は世界の全てというぐらい大きな影響を持っています。
養育者の愛情が心の支えであり、生活面でも支えです。

そのため子どもは養育者から「自分は愛されているか?」というのをすごく気にします。

愛されていると感じていると、ありのままの自分でいることができますが、
無性の愛情が感じられないと、なんとか繋ぎとめよう、自分を愛してもらおうと必死になります。

どうしたら機嫌が良くなるのか?
どうしたら自分に関心が向くのか?

という風に。

「〇〇して偉いね」と褒められると、自分は〇〇をしていれば愛されると感じます。
そして出来る限り褒められる自分でいようとするのです。

例えば、もっと自分に関心を持って欲しい、愛されたいと思っている状態(愛情飢餓)のときに

「弟、妹のお世話をして偉いね」「聞き分けが良くていい子ね」「言うこと良く聞いて偉いね」
という風に、〇〇したからすごい、えらい、良い子と褒められると

そういった行動をすると自分に関心を向けてくれると思い、
自分が甘えたい時でも優先して弟や妹のお世話をするようになります。

聞き分けがいい、言うことが聞けるなどで褒められると、
自分の意見を主張するよりも、相手の言うことを聞いたり、合わせて行動すると自分に愛情が注がれると思いこみます。

結果的に自我が抑圧されて、自分の考えや感情、やりたいことがわからないという悩みや
無理して人に合わせて疲弊してしまい、そんな自分が嫌いという悪循環が生まれます。

いじめなどで他人から否定される

幼少期の親との関わりだけでなく成長してからも自己否定は形成されます。
その1つがいじめや、職場などで自分の存在を否定され続けた場合です。

人から無視される、拒否される、しかられ続ける、理不尽な対応をされる
ということが続くと自分自身の評価は下がっていきます。

誰からも自分の存在、考え、気持ちを受け取ってもらえない、または押さえつけられる状態が続くと
自分自身の考えや感じていることが曖昧になり自信がなくなってしまいます。

これはいじめだけでなく
暴力、放置、努力をけなされ続けるなども他人からの否定になります。

こういう状態が続くと他人の言葉や対応の影響を強く受け、自分自身の考えとの境界が曖昧になって
他人の言葉を「その通り」と思い込むようになるのです。

自己否定が潜在意識に刷り込まれる環境

自己否定と潜在意識
自己否定は思い込みと何度も言っていますが、もう少し詳しく言うと
潜在意識に「自分はダメだ」と刷り込まれたものが自己否定です。

人間の思考や行動の9割をコントロールしている無意識が「自分はダメ」と信じるようになっている状態です。

無意識に刷り込まれる1番の方法は【繰り返し】です。
知らない間に「自分はダメ」と思い込んでしまう環境とは?についてまとめました。

幼少期に聞いた言葉は潜在意識にストレートに刷り込まれる

人には無意識と呼ばれる潜在意識と、自分で意識してコントロールできる顕在意識があります。

私たち大人は9割の無意識に影響を受けながら、残り1割の意識できる顕在意識で生活をしていますが、
子ども(特に0歳〜3歳)はほぼ潜在意識の領域のみで生きています。

そのため言われたことがストレートに心の中に入っていきます。

「元気だね」
「良い子だね」
「素敵だね」
「優しいね」
「ダメだね」
「バカだね」

など、自分に向けられた言葉=自分自身に繋がり、その情報をもとに性格が作られていきます。

大人になってからも潜在意識は変えれますが、
この時期に形成された性格を変化させるのは「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、本当に大変な作業になります。

人との出会い、素敵な経験などで良い方向に向かうことはありますが、多くの人はこの頃に形成された性格を基盤に大人になります。

ついうっかりで繰り返される「ダメ」

潜在意識は繰り返し反復で形成されています。
「ダメ」という言葉を聞く回数が多ければ多いほど「自分はダメな人間」と思い込むことが多くなります。

意外とダメと言ってしまう機会は日常に溢れています。

例えば、ご飯中にこぼしてしまったとき、

「こぼれちゃったね」と受け止めてもらえるのか、
「ダメでしょ、こぼしちゃ」と言われるのかでも変わってきます。

親としてはしつけのつもりで言っていても、3歳ごろまでの子どもはなぜダメと言われるのか
きちんと理解できないので「自分がダメなんだ」のみがインプットされていきます。

たった1回だと大きな影響はありませんが、
食事でこぼすたびにダメでしょと言われていると、潜在意識には「自分はダメ」と刷り込まれます。

失敗を笑って受け止めてもらえる体験が多いと、失敗する自分に対して肯定的になり、
失敗のたびに叱られたり否定される体験が多いと、失敗する自分に対して否定的になります。

自分は何をしてもダメという潜在意識があると
成功寸前まで行ったとしてもなぜか成功できない、または結果を手放してしまうようになります。

できない、うまくいかないのが自分で、叱られ罰せられるのが自分なのだという潜在意識が
「何もできない自分」という結果を生み出すからです。

まとめ

自己否定は、環境から受けた影響を繰り返し反復で潜在意識に刷り込んだ状態ですね。
幼少期は養育者に認めてもらえることが自分の評価や価値に繋がっています。

自分には価値がないと信じ込んでしまうと、

・自分自身を信じることができない
・人を信用することができない
・誰かに頼ったり依存することができない

という悩みが生まれ、
人に好かれようと努力しても「いつか嫌われる」「どうせ離れていく」と不安になります。

自己否定の根底には、誰からも愛されないと思い込んだことから「こんな自分を愛しても意味がない」と
自分自身に愛情を注ぐことを諦めてしまっている愛情飢餓があります。

次はそういった、自己否定の特徴や性格についてまとめます。

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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪