【自己否定】どうして自分を嫌いになるのか?自己否定の心の仕組み

こんにちは
Smile Houseです。

自己否定は「自分はダメだ」「自分のことが嫌い」と自分を否定している状態で、

悩みや問題、イライラなどを生み出し、人間関係や仕事など人生に影響を与えるようになります。

ですが、生まれたばかりの赤ちゃんは、「自分が嫌い」「自分には価値がない」なんて思っていません。

自己否定は生まれてから作られる思考の1つです。

「自分には価値がない」と信じている(ビリーブ、信念)だけで本当に価値がないわけではありません。

ビリーブというのはわかりやすくいうと、その人が当たり前だと思っている前提、価値観などです。

そこで今回は、自己否定を起こしている心の仕組みについてまとめました。 

【自己否定】原因は環境。自己否定感が強くなる環境と関わり方

2018.04.28

自己否定というビリーブ(信念)

自己否定

自己否定は自分が信じている思い込みの1つで、

「自分はダメだ」と自分にダメ出しする癖がついている状態です。

自分では気づいていなくても、なぜかいつもしんどさを感じる、

モヤモヤとしていてスッキリしない、などの思いがあるのなら

無意識の中に自己否定があるかもしれません。

自己否定というビリーブを持つと、どうなるのか?を解説します。

物事は仮説があるから、証明されていく

私たちは物事を考えるときに、多くの場合、

「証拠」を先に持ってきて「結論」を出します。

どういうことかというと、

  • 〇〇だったから~なった
  • やっぱり〇〇だから~なんだ

という思考です。

これを自己否定に当てはめると

  • 〇〇ができないから
  • 〇〇がないから
  • 〇〇になっていないから
  • 〇〇じゃないから
  • あの人にも言われたし
  • あの時もそうだった
  • 結局いつもそうなるし

そう言った理由や証拠があるから、

  • だから自分はダメなんだ
  • このままじゃダメなんだ

と結論を出すわけです。

自己否定をしている人は

【こんなにもたくさんダメな証拠があるから、自分はダメに違いない】と考えています。

ですが、実はこれは違っていて、

「ダメだ」という仮説(ビリーブ、思い込み)があるから

「ダメだ」につながる証拠を集め、「ダメだという自己否定」が証明される。

というのが、自己否定の仕組みです。

仮説が証明されるうちに、前提ができていく

私たちの脳は、「仮説」があるとその仮説を元に実証しようとします。

自分の立てた仮説を証明するために、脳にフィルターをかける働きがあるからです。

「白い車が欲しい」と思うと、なぜか街中で白い車に目が行くようになる、

「遊園地に行きたい」と思うと、テーマパークの広告に目が行くようになる

という風に、

私たちの脳は膨大な情報の中から自分の欲しい情報を手に入れやすくするため

フィルターのような機能がついています。

「自分はこれじゃダメなんだ」という仮説は多くの場合、

幼少期に親との関わりで作られます。

これは言葉で言われたという範囲を大きく超えて「ダメなんだな」と当たり前に思い込んでしまうのです。

本当に自分はダメ、価値がない、という事実はなく、

ただの誤解だったとしてもそういう思い込みができてしまいます。

思い込みができると、その時一回きりで終わるのではなく、

潜在意識(無意識)にインプットされ、その後、その人の思考や行動に影響を与えていきます。

そして仮説が立てられると、脳は証拠を集めて証明しようと働くので

「やっぱりダメだ」「またダメだ」ということがどんどん証明されていき、

その繰り返しが、「ビリーブ」「価値観」となり、その人の前提になるのです。

そうなると何年たっても、大人になってもずっと「自己否定」という前提を持ちながら生きていくことになります。

幼い頃にできた「自分はダメだ」という仮説が自分の価値観になり、

当たり前になり、自分を否定していることに気がついていない人もたくさんいます。

そして「自分はダメだ、結局うまくいかないダメな自分の人生」というストーリーを描いていきます。

これが自己否定の心の仕組みです。

最初はただの仮説だった出来事が、前提になり、価値観になる。

「自分はダメだ」というビリーブが人生の基盤になっているので、

自分の周りで起こる様々な出来事が「やっぱりダメだ」という風にみえるようになります。

つまり、「自己否定」という前提で生きていると「自己否定」という結論に最終的には行き着いてしまいます。

自己否定という前提を持っている人にとっては、「価値がない」というのが事実であり、真実だと思い込んでいます。

それが、全くの思い違いでデタラメだとしても、その人の世界では「自分はダメ」なことが真実なのです。

何をしても「まだダメな自分」

自己否定感の薄い人は

「あれがない」「こうじゃない」と、何かダメだと感じる理由があると、

それを克服したり改善したら「もう大丈夫!」「これでOK!」とある程度思うことができます。

事実、改善したからOKですよね。

ですが、自己否定感の強い人は

「いや、まだダメだ」「まだ足りてないかもしれない」となったり、

「ここは改善してきたけど、こっちがまだダメです!」

とほかの欠点を見つけようとします。

これは向上心や謙虚とはまた違って、自分を肯定的に捉えることができていない、

自分に承認を出すことができていないことに問題があります。

  • やってもやっても「できてない」「やってない」と思う
  • やってもやっても「ここがまだダメ」と違うダメを見つけてくる
  • まだダメ、まだダメ、ずっとダメ

こういった感覚がずっと続いていくのが自己否定です。

無意識の前提、価値観の影響力は大きく、

自分がダメだと感じる理由が事実かどうかはあまり問題ではありません。

はっきり言って仕舞えば、理由はどうであれ、「自分はダメ」という結論になれば良いのです。

これは「自己否定」という根本と向き合い変化させない限り、変わることがありません。

自己否定というビリーブを入れ替える

自己否定

自己否定は、生まれてから今までの間で作られたもの。

つまり「プログラムの1種」です。

プログラムって入れ替えることができますよね。

それと同じで自己否定というプログラムも入れ替えることができます。

自己否定プログラムを持ったまま生きるとどうなる?

正直なところ、自己否定という前提を持ったまま生きるという選択も可能です。

ただ、「自分はダメだ」「価値がない」という世界にいると、

自分はいつも何か足りない、何を頑張ってもまだ足りない、という風に常に動き続け心から休めるときがない。

自分には価値がない、だから誰かにとって価値のある人になろう、と人からの価値が自分の存在理由になる。

いつも「自分が悪い」「自分は間違っている」から、周りに意見せず理不尽だとしても耐えて我慢する。

自分は「何もできない」から、やりたいことがあっても憧れるだけで行動にはうつさない。

というような苦しさを感じることが多くなります。

きつい表現かもしれませんが、少々辛くても我慢してくれて、個性を主張せず、人に合わせてくれる人は

他人を利用しようと考えている人からすると、とても都合よくうつってしまいます。

どのプログラムを採用するか選択する

自己否定というプログラムを持っている人にとっては、その世界が当たり前ですが

「自分に肯定的に生きる」というもプログラムも存在しています。

そして、実際にそのプログラムを採用して生きている人もたくさんいます。

実は自分の前提は自分で選ぶことができます。

自分がどの当たり前を持って生きていくかは、自分で選択することができるのです。

今の「自分はダメだ」という世界からみると

「自分は素晴らしい」と思って生きている状態は想像できないかもしれませんが、

その人たちは「自分は素晴らしい」というプログラムを選択し、その前提に従って生きているだけなのです。

幼少期の親との関わりの中で、もともと「自分は素晴らしい」というプログラムが採用されている人もいます。

それは、とても幸せなことです。

ですが、自己否定という前提を持って大人になったとしても、少々時間と根気は必要になりますが、変えることができます。

自己否定はどうやって変える?

自分が採用したい前提を選べるのであれば、

自分のことを愛して、認めて尊重して生きていたいですよね。

じゃあ、なぜすぐに変えることができないのか?

それは、自分の自己否定に気がつかないからです。

わかりやすく、「自分が嫌い」「自分には価値がない」と自分に対して言っている瞬間は認識できるかもしれませんが、

前提というのは色々な場面に影響しています。

なので、今考えている自分の思考や考えの根底が「自己否定」からきているかどうかを

見抜く目を育てる必要があります。

自分の自己否定を見抜く意識と、見抜く目を育てる。

これがプログラム(ビリーブ)を入れ替えるために重要になります。

ビリーブを入れ替える!となると何だか大げさな感じですが、

正直なところ、完全に入れ替えるというのは少しイメージが違います。

今持っているビリーブしか選べない状態から、違う捉え方や価値観を選べるようになり、

選択肢を増やしていく、というのがビリーブのリセットになります。

自分のビリーブを、ビリーブだと見抜くこと。

そして、これはただの思い込み(プログラム)だと捉えること。

ビリーブもプログラムも前提も、昔に仕込まれた思い込みである、と自分を客観視すること。

こういった力を育てていくと、たとえ今どんなビリーブを持っていたとしても、

本来の自分自身が望む選択をすることができるようになっていきます。

まとめ

今回は自己否定の心の仕組みについて解説しました。

自己否定が強いと、自分を好きになるとか

自分には価値があるなどと聞いても「何言ってんだろ?」と感じるかもしれません。

なので「自分は素晴らしい!」と思いながら生きるってどういうことだ、と思うかもしれません。

どうやら、自分に対して肯定的に生きる道もあるらしい・・・。

ぐらいから始めてみると受け入れやすいのではないでしょうか。

【自己否定】自己否定の強い性格の傾向と人間関係の作り方の特徴

2018.05.01

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SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪