こんにちは。
Smile Houseです。
2歳ごろになると、習い事を始める子や保育園に入園する子がいたりと
だんだんと外の世界と触れ合う機会も多くなってきて
赤ちゃんから幼児に近づいてくる頃です。
この頃になると頭の中で物事を思い浮かべることができるようになってきて
お昼にあったことを夜にお話できたり、
絵本などのストーリーも簡単なものなら聞けるようになってきます。
心もすごく発達する時期なので、
絵本は時間がある限りたくさん読んであげてくださいね!
今日は2歳児の絵本の選び方と、オススメの絵本を10冊紹介します。
2歳児の絵本の選び方

2歳頃になると、話せる言葉や自分でできることも増えてきます。
同時に身の回りにある色々なことに興味がわく時期。
生活習慣を整えたり身につけるにもぴったりの時期です。
そして言葉や行動を身につけるために1番大切なのは繰り返すこと。
大人も、1回聞いたりやってみるより、10回繰り返すほうが絶対身につきますよね。
絵本の読み聞かせも子どもが言う限り、何回でも同じ本を読んであげてくださいね。
選ぶときのポイントは3つ
- 文章が繰り返しのもの
- 対象年齢が適切
- 楽しく躾ができる絵本
文章が繰り返しが大事な理由は、
言葉は何回も聞くことで覚えていくので
1冊の間に同じ言葉が何回も出てくる絵本は、
読むだけで言葉の繰り返しができるからです。
対象年齢が適切というのは、
1歳までのオススメ絵本はストーリーはあまり重視せずに
絵がはっきり描かれていたり、擬音語が多くリズムが楽しいなどを重視していたのですが
2歳ぐらいになるとストーリーも理解できるようになってくるので、
簡単で短めの文章で出来ているものを選んでいきましょう。
絵本の対象年齢は子どもの発達に合わせて作られているので、
対象年齢が2歳〜3歳ぐらいの絵本を選ぶと、
ストーリーも理解できてじっくり聴きいってくれる絵本に出会える確率が上がります。
楽しく躾が出来る絵本は、
特に勉強や生活習慣を身に付けたい時にオススメです。
2歳ぐらいになると、真似をすることも増えますし、
真似をすることも上手に出来るようになってきます。
公園に行った時も、
じーっと誰かがしているのをみて、
自分も!とやってみようとする光景を頻繁にみるようになる頃でしょう。
楽しく真似しながら生活に必要なことを、知れていくと少し楽になるかもしれませんね。
2歳児にオススメの絵本10選
なにをたべてきたの?

(佼成出版社)
お腹をすかせた真っ白なしろぶた君。
何か食べるものはないかなぁ?と探し始めます。
そこで見つけたのは美味しそうなりんご。
「いただきまーす」
ペロリと食べ終わったしろぶた君のお腹に・・・
あれれ?綺麗な赤い色!
まだまだ腹ペコなしろぶた君はメロン、ぶどうもペロリ。
食べるたびにしろぶた君のお腹に綺麗な色が並んでいきます。
次に見つけたのは、せっけん!
それも食べちゃうのかな・・・?
1978年に発売されてからずっと愛されている絵本です。
優しい口調の言葉と、シンプルだけれど鮮やかな絵がとても素敵な1冊です。

ねないこだれだ

(福音館書店)
「ねないこだれだ?」
時計がなります
ボンボンボン・・・
「こんな時間に起きてるのはだれだ?」
夜は寝る時間だよというお話なのですが、
最後はお化けに連れて行かれておしまい・・・と
ちょっと怖くてドキドキします。
子どもにとっては少し怖いお話でも、
お父さんやお母さんが読んであげれば大丈夫。
意外とこのドキドキが面白くて何回も「読んで!」と言われるかもしれません。

きんぎょがにげた

(福音館書店)
「きんぎょがにげた どこに にげた」
から始まって、逃げたきんぎょを探していく絵本です。
この絵本は本当に色彩が綺麗。
みているだけでもすごく楽しいのですが、
きんぎょを探すというのをぜひ一緒にやってみてくださいね。
言葉も簡単なので、次第にひらがなも読めるようになっていくかもしれません。

わにわにのおふろ

(福音館書店)
お風呂が大好きなワニのわにわにのお話。
お湯に浸かって、おもちゃで遊んで、シャワーをマイクにして歌をうたう!
読んでいるだけでなんだか楽しくなってきます。
ちょっと強面なわにわにが
すっごく楽しそうにお風呂に入っている姿がやけに可愛らしい。
わにわには他にも、
「わにわにのごちそう」や「わにわにのおでかけ」と
シリーズ化されている人気の絵本です。

やさいのおなか

(福音館書店)
野菜のおなかって何だろう?と思ったのですが、
読んでみて納得、断面図のことでした。
わかりやすいものから、
みたことあるような、ないような・・・ちょっと難しいものまで。
なんだろう、って考えるのは想像力を豊かにしてくれます。
子どもの自由な発想から出てくる答えもたくさん聞けるかもしれません。
一緒に考えながら読んでみてくださいね。

おでかけのまえに

(福音館書店)
日曜日の朝に、いいお天気だったのでピクニックに行くことになったあやちゃん。
お母さんのお弁当作りをお手伝い
お父さんの荷造りをお手伝い
お手伝いしたいんだけれど
でもどれもこれもうまくいきません・・・。
でも、うまくできなくても
楽しいピクニックに行くお手伝いがしたいんです。
ウキウキと心を弾ませてお出かけの準備をしている
あやちゃんの様子が伝わってきます♪

ちびゴリラのちびちび

(ほるぷ出版)
森のみんなに愛されているちびゴリラのちびちび。
ちびちびの成長を見守り、お誕生日をお祝いする絵本です。
たくさん動物が出てくるのですが、パステル調の絵がとても美しく、
読んでいてほっこりする1冊です。

めのまど あけろ

(福音館書店)
「めのまどあけろ おひさまがまってるぞ」
「みみのまどあけろ だれかがうたってる」
朝の目覚めから、顔を洗って、お出かけ、
部屋で遊んで、お片付けをして・・・・と1日の出来事をリズムよく、
口ずさみやすい言葉で書かれている絵本です。

おおきなかぶ

(福音館書店)
すっごく有名なお話ですね。
おじいさんが庭に植えた大きなかぶを
「うんとこしょ、どっこいしょ」と抜こうとしますが、まだまだかぶは抜けません。
おばあさんを呼んで、
おばあさんがおじいさんを引っ張って
おじいさんがかぶを引っ張って
「うんとこしょ、どっこいしょ」
それでもかぶは抜けません・・・。
と同じ言い回しの言葉がたくさん使われていることと、
うんとこしょどっこいしょのリズムが楽しい絵本。
単純なことの繰り返しですが、とっても面白いです。

ぞうくんのさんぽ

(福音館書店)
今日はいい天気。ぞうくんは散歩に出かけます。
最初に出会ったのはかばくん。
「いっしょに行こう」とかばくんを誘うぞうくん。
「せなかに乗せてくれるなら いいよ」
というかばくんを背中に乗せて出かけます。
しばらく行くと今度はわにくんに出会います。
「いっしょに行こう」とわにくんを誘うぞうくん。
「それじゃあ ぼくも せなかに乗せてよ」
とわにくんはかばくんの上に乗りました。
次々に出会った動物を背中に乗せて歩くぞうくんだけれども・・・。
絵も鮮やかでとても綺麗でオススメです!

子どものお気に入りを見つけましょう
2歳頃になると、
だんだんお気に入りや好みも子どもによって分かれてきます。
出来るだけたくさん読んであげて、
ぜひ子どものお気に入りを見つけてあげてくださいね。
シリーズ化されている絵本が気に入ったなら、揃えてあげましょう。
今までに読んでいた絵本も引き続き読み続けてあげてください。
ストーリーがわかるようになってきた頃、
今までとは違う反応が見られて、子どもの成長を感じるかもしれませんよ。