地獄の10日間から学んだもの【オヤジ日記】

皆さんは「モンテッソーリ教育学」という

教育論をご存知ですか?

19世紀のローマでイタリア初の女医になった
マリア・モンテッソーリが生み出した独自の幼児教育法です。

SmileHouseの幼児教育方針を決めていくにあたって
私たちは様々な教育学に触れてきましたが

私たちのこれまでの経験や大切にしている思想と照らし合わせて
「モンテッソーリ教育」が提唱している理念に強く共感したので

この「モンテッソーリ教育」を徹底的に学ぼう!
ということになったのです。

※モンテッソーリ教育については、妻の先日の「つれづれ日記」でも触れていますが、
今後も詳しくご紹介していくと思いますので、お楽しみに!
 
 
そして、今年から妻が

公益財団法人 才能開発教育研究財団
「日本モンテッソーリ教育綜合研究所」

が主催する

『モンテッソーリ教育 教師養成通信教育講座』

に、1年間、受講することになりました。
 
 
前置きが長くなりましたが、
何が「地獄の10日間」なのかというとですね・・・

この1年間の教師養成通信教育講座には、
「スクーリング」という必ず出席しなければならない
対面での講義が8日間ありまして、

毎年8月初旬に
全国の教師養成講座の受講生が東京に集まって
8日間連続の講義を受講するわけです。
 
 
もちろん、妻もその講義を受講しに東京に行ったのですが
問題は2人の息子をどうするか?でした。

話し合いの結果、
2歳の長男は妻の実家の祖父母に預けることになり
結果的に長男は、田舎暮らしの夏休みライフを満喫しました!

0歳の次男は、母乳をあげる関係で
東京に連れていくことになり、
妻がスクーリングの講義を受講している間は
僕が東京の部屋(ウィークリーマンション)で
次男をお守りすることになったのです。

8日間のスクーリングの前泊と後泊を入れたら
合計10日間。

もちろん、
まさか僕にとって地獄のような10日間になるとは
思ってもいませんでした・・・
 
 
なんとかコンサルティングしているクライアント(お客様)に
調整していただいて10日間の日程を空けたのですが
やはり、急な相談や予定外の仕事が入っていきます。

東京に滞在している最中も、
お客様からの問い合わせや相談の連絡が届きます。

メールや電話で対応するのは、
各案件ごとに約10分もあれば十分なんですが

その10分が取れないのです!
 
 
8時過ぎに、妻がスクーリングに出掛けます。
ここからは、父と息子の2人きりです。

・2~3時間おきにミルクを飲ませて
・汗疹が酷くなってきていたので昼間もお風呂に入れて
・絵本を読んで聞かせて
・洗濯物を洗濯機で洗濯し干して
・使った哺乳瓶を洗って煮沸消毒して
・退屈そうに泣いていると抱っこして遊んで
・頼まれた買い物を済ませて
 
 
その合間に、仕事の電話をしようとしても
後ろで息子がギャン泣きしていると電話も出来ず

全くといっていいほど、仕事は出来ないのです!

息子が寝ているスキに
仕事の電話をしていたら
僕の声に息子が起きてギャン泣きしだし

慌てて抱いてみたらウンチが大量に漏れていて
僕の服にもウンチがつき

結局、話の途中で電話を切って
親子でシャワーを浴びるハメに・・・
 
 
ことごとくペースを乱され続け
僕の精神的なコンディションは乱れまくっていくのでした・・・

夕方までのスクーリング(講義)を終えて
妻が部屋に帰ってくる頃には
僕のメンタルは精魂尽き果てていました。

そして、
僕は完全に被害者モードになって
息子がどれだけ大変だったのか?を訴えながら
僕の辛さを分からせるために妻を責めてしまいました。

「そんなに大変だったの!ごめんね~」

と、何の非もないのに謝る妻・・・
不貞腐れたままの自分のコンディションを整えられない自分・・・

こんな日が、あと9日間も続くことを想像すると
まさに『地獄のような日々』でした。
 
 
そんな辛い辛い日々を3日間過ごしたとき、
僕は、あることに気づいたんです。
 
 
『僕に起こっていることって、日々のお母さんたちが感じていることだよなぁ』
 
 
考えてみれば、この10日間は
お母さんとお父さんが逆転しているような感じで
僕は日頃のお母さんの立場を体験し続けていたんですね。
 
 
よく、知り合いのお父さんが

「頑張って仕事して家に帰ったら、
妻の機嫌は悪くて嫌味を言われて
ホント家に帰るのが嫌になるよ・・・」

と言っていましたが、

嫌味を言いたくなるお母さんの気持ち!分かります!!!

そう考えたら、
僕に息子を託してスクーリングに行った妻は

「今日もお父さんが嫌々辛い思いをしながら息子をみている」

と思いながら講義を受けていても
心配で気になって講義どころじゃないだろうなぁって思ったんです。

このままでは、
妻の仕事(講義)を邪魔する最悪な夫です!

ここは、
妻の仕事(講義)のモチベーションが上がるような
尽くす夫にならなくては!

と思い立ち、
なんで、自分はこんなにイライラしているのか?
の自分の心の奥底の心理を探ってみました。
 
 
そして、気づいたんです!
 
 
『僕は自分が主役で、片手間にお守りをしようとしていた』

身勝手な自分のスタンスに・・・(反省)
 
 
「今、自分がしたいこと」 を、とにかくしたくて、
「今、自分がしたいこと」を邪魔する息子にイライラしていたんですね。
 
 
そして、その
「今、自分がしたいこと」

つまり
・仕事の電話
・溜まってる事務仕事
・洗濯
・哺乳瓶の煮沸消毒
・買い物
・自分の食事
・自分のシャワー
・自分のトイレ

などの全てを手放して

『息子に自分の時間を全て捧げよう!』

と決めてみたら、
あら不思議!!!

息子が泣いても、ウンチを漏らされても
どんなにペースを乱されても
(そもそも息子に捧げているので自分のペースってものは存在しなくて)

何をされても、どんな展開になっても
イライラしなくなったんです!
 
 
最優先は、息子の相手と世話
息子が寝て時間があれば自分事をする
そして、息子が起きて自分事が出来なかったとしても
出来なくて当然!
出来たらラッキーぐらいの心づもりでいるだけで、

本当に心が楽になりました。
 
 
現実的には難しいかもしれませんが、
妻(お母さん)と夫(お父さん)の日頃の立場や役割を
数日間(できれば1週間ぐらい)交代してみて

相手の立場や体験してみること
お互いに実感してみることは
本当に気付きが多くてオススメです!
 
 
 
地獄の10日間で学んだものは、

◆日頃の妻(お母さん)の苦悩を実感できたこと
◆全てを捧げた先に見つけた幸せな時間の作り方

でした。
 
 
 

「オヤジ日記」では、お父さんやお母さんからのご質問、相談、体験談などを募集して
「オヤジ日記」の中で、匿名でご紹介しながら様々な価値観やエピソードを共有していこうと思っています。

・子育てに関する疑問や質問
・夫婦間での相談
・子育てや夫婦間でのエピソード

など、
どしどしお寄せ下さい(^O^)/

全ての方をご紹介するのは難しいかもしれませんが、
出来るだけたくさんご紹介していこうと思っています。

ブログを読むだけでなくて、
皆さんと一緒にコミュニケーションをとりながら
進めていきたいと思っています。

お待ちしています~(^O^)/

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それでは、また次回にお会いしましょう。

オヤジこと小名智之でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseの親会社である株式会社Centeringの代表取締役。SmileHouseのブログでは、父親の立場から日々子育てで感じたことをシェアしていく、題して「オヤジ日記」を執筆中。