【モンテッソーリ教育】5分で読める!モンテッソーリ教育の基礎知識

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

教育には様々な指針がありますが、
私たちSmile Houseが取り入れている「モンテッソーリ教育」はご存知でしょうか?

世界で活躍している多くの著名人や偉業を成し遂げている人は

乳幼児期にモンテッソーリ教育を受けていることが多いんですよ。

今回はモンテッソーリ教育の基本原理について詳しく解説していきます。

モンテッソーリ教育の大前提の部分になりますのでぜひじっくりと読んでみてくださいね。

モンテッソーリ教育の基本原理

モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育を受けて育った子どもは

「自立していて、有能で、責任感と思いやりがあり
一生涯を通して学び続ける姿勢を持った人間」

という風な人に育っていくと言われています。

なぜ、そういった成長像になるの?という疑問は
モンテッソーリ教育の誕生や考え方を理解することで解決できます。

モンテッソーリ教育の誕生

モンテッソーリ教育は医師であり、教育家であった

イタリア人のマリア・モンテッソーリという女性が

1907年にローマに「子どもの家」という施設を開設し、

長い年月に渡って多くの子どもたちを観察する中から

子どもの育ちに関する様々な「事実」を見出し、
確立された独自の幼児教育法です。

観察の中で見出された事実を紡ぎ合わせていく中で
子どもの育ちの方向性や特徴性などがたくさん発見されています。

モンテッソーリ教育の大前提「自己教育力」

子どもの観察の中から
これは本当に「子どもの素晴らしい能力である」として

モンテッソーリがとても大事にしていたのは「自己教育力」という力です。

自己教育力というのは、文字の通り
自分で自分を教え育てていく力のこと。

子どもは年齢に関係なく

  • 自分の力で何かを成し遂げよう
  • 何かができるようになる
  • 何かがわかるようになる

という力がどの子にも最初から内在しているとモンテッソーリは主張しています。

自己教育力を持っていることが大前提のモンテッソーリ教育なので

大人は

  • 子どもに何かを教え込む
  • 子どもに訓練をして何かできるようにさせる

という役割や関わりはしません。

では何をするのか?ですが、

子どもの自己教育力が発揮されるような場を整える役割を
することがとても重要だと考えています。

自己教育力が発揮される場とは
子どもの周りにある「環境」のことです。

環境を整えてあげることで、子どもは自ら学び育っていきます。

そうすると様々な子どもの「できる瞬間」を目にすることができるのです。

思い返してみると、

教え込んだり、訓練したりしていないのにできるようになっていることが
実はたくさんありますよね。

例えば、

おすわりの仕方、ハイハイの仕方、
物をつかんだり、つまんだり。

言葉も少しずつ学び話すようになります。

こういったことは、大人が手取り足取り教え込まなくとも、

子どもが自分で身につけていった能力です。

そして、初めてできた瞬間を見て、
すごく嬉しかったり幸せな気持ちになったのではないでしょうか。

モンテッソーリ教育では自己教育力を前提としているので

自己教育の場が子どもの周りにあることがとても重要だと考えているのです。

自己教育の場とは

「子どもが自ら主体となって自分から環境に関わっていこうとする、
そのような姿勢が生まれる」

という風な環境のことを位置づけています。

これは、大人が子どもに何かを教える、伝えるという
一方通行の関わりの環境ではありません。

また、自己教育の場を整えてあげることで

子ども自身にとっても

  • 自分の力で色々なことができるようになっていく
  • 自分の力で色々なことがわかるようになっていく

という体験をたくさんできるので

「自分を信じることができる」
「自分の中に確固とした存在を見出すことができるようになる」

というように、内面も豊かに育っていくのです。

これは自己確立という言葉で表現されるのですが

モンテッソーリ教育ではこの自己確立が
とてもたくましく強い形で育っていきます。

モンテッソーリ教育を一言で表すと?

モンテッソーリ教育では自己教育力という考え方が土台となっているので、

一言で表すと
「子どもの自己発展の助成」という表現になります。

自己発展は子どもが自らの力で育っていくことです。

子どもは年齢にかかわらず、生まれたばかりの赤ちゃんでも

  • 自分で育っていこう
  • 自分で色々なことができるようになりたい
  • 自分で色々なことがわかるようになりたい

という力が確実に存在していて、
その姿を「助成」援助すること、手助けをすることが大切な関わり方になります。

子どもの自己教育の姿、

「自分が主体になって色々なものに関わっていって何かができるようになったり、
何かがわかるようになっていく姿を大切にしてあげてほしい」

というのがモンテッソーリ教育の考え方です。

モンテッソーリ教育の「発達観」

モンテッソーリ教育

「子どもは何のためにこの世に生まれてきたのか?」

という疑問を多くの人が1度は考えたり、
聞いたりしたことがあるのでは?と思いますが、

この疑問についてもモンテッソーリ教育は独自の考えを取り入れています。

この考え方がモンテッソーリ教育での「発達」に対する捉え方になります。

モンテッソーリ教育の「発達観」

「子どもは何のためにこの世に生まれてきたのか?」

という問いにどのように答えますか?

十人十色な答えが出てくる問いだと思いますが、

モンテッソーリは

「子どもは課せられた宿題がある。
その宿題とは、発達を遂げることである。」

と答えています。

「発達」というのは子育てではよく聞く単語ですが、発達って具体的にどういうことですか?

と言われると何だか困っちゃいますね。

モンテッソーリは発達に関して

「子どもがある能力を身につけるために、
外界のあるものに特に敏感になって、
主体的に働きかける
ある一定の期間が存在する。」

と、とても明瞭な一文で説明しています。

この一文をモンテッソーリ教育では「発達観」として掲げています。

この一文に大切なポイントが4つ込められているので順に紹介していきます。

能力を身につけるために

まさに、この表現が「発達」であり、

子どもが生まれながらにして、自然に与えられている課題です。

能力を身につける=何かができるようになる

ということです。

生まれたばかりの頃を思い返すと
赤ちゃんはたくさんのことはできないですよね。

新生児の赤ちゃんが自分の意志でできることは

  • 唇をすぼめる(乳首に吸い付くため)
  • 喉を動かす(母乳を飲み込むため)
  • 泣く(お世話をしてもらうため)

の3つしかないと言われています。

この3つの行動は生きていくために必要不可欠な要素です。

初めは固形のものを食べることができないので
栄養は母乳かミルクから摂取することになります。

生きるために必要な栄養をとるために
生まれながらにして備わっているのが上記の3つなのです。

言い換えると
「それ以外のことはできない、まだ発達を遂げていない」ということです。

ですが、月日が経つにつれて

モノを握る、投げる、転がす、
立ち上がる、歩く、話す

ということができるようになっていきますよね。

これが「発達」です。

こういうことは教え込んだり、訓練したりして出来る様になるのではなく、
いつのまにかできるようになっています。

いつの間にかできている・・・これが実は子どもの「発達の方法」になります。

外界にあるもの

これが「環境」です。

お母さんの動き、動作、言葉、
他人の動き、言葉
おもちゃ、家具、お父さんの存在など

子どもを取り巻く全てのものを指します。

そして子どもには、
その外界にあるもの(環境)に対して

特に敏感になる時期があると言われています。

主体的に働きかける

外界にあるものに対して特に敏感になる時期が子どもには存在していて

それに対して主体的に働きかけることが
「自己教育力」「自己開発力」「自己成長発達力」です。

これは大人が

「次は〇〇ができるようにならないといけないから
これをやろうね。これを使ってみようね。」

という風に与えるようなことをしなくても

環境の中にある様々なものに対して子どもの側から関わろうとする姿勢です。

これが「主体的に働きかける」という言葉の意味になります。

ある一定の期間

子どもが特に敏感になって環境に関わろうとする姿勢は時期が決まっていて、

実はごく限られた短いある一定の時期だけなのです。

この一定の時期をモンテッソーリは「敏感期」と呼んでいて

モンテッソーリ教育において非常に大切な考え方として位置づけています。

こういう敏感期が多く存在しているのが0歳~3歳の間で、
この一定の時期(敏感期)を過ぎると吸収力は落ちるとされています。

まとめ

今回はモンテッソーリ教育の中の基本原理と「自己教育力」について紹介しました。

最後に紹介した「敏感期」も子どもはみんな自己教育力を持っている
という考えが大前提の捉え方です。

そして、自己教育力や敏感期という視点を持って子どもと接していると、

今まで気にしていなかった日常のさりげない行動や
不思議に感じていた行動、いたずらだと思っていた行動が

実は子どもにとっては重要で
「まさに今、発達の課題に取り組んでいる最中かもしれない」

という見方ができることがたくさんあります。

ぜひ敏感期の記事も合わせてご覧ください。

【モンテッソーリ教育】子どもの能力開花の鍵は敏感期と環境

2018.03.16
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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪