【モンテッソーリ教育】教え込む教育がNGな理由。正しい子どもの発達

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

運動の発達は子どもの自立や脳の発達に欠かせませんが、

“正しい”運動の発達のメカニズムはご存知でしょうか?

運動の発達はただ動きを獲得し、

色々なことができるようになるだけではありません。

正しいメカニズムで運動の発達を遂げると、

有能感や自己肯定感といった心や精神面も同時に育てることができるのです。

今回は動きの獲得と情緒面の発達を同時に促す

正しい運動のメカニズムについてお話しします。

子どもの運動の発達とは?

子どもの発達

正しい運動のメカニズムは、

感覚器官(目、耳、鼻、舌、皮膚など)

脳、

運動器官(手、指、腕、足など)

の関係性を知ると理解できます。

運動のメカニズム「感覚器官」

私たちは「運動」というものを捉えるときに、

「子どもがコップに水を注いだ」
「子どもがボールを穴に落とした」

など、

子どもが動いている「瞬間」を見たときに運動が現れていると感じます。

言い換えると、

運動器官が働いた瞬間=運動

という風に捉えているわけです。

ですが実際には運動のメカニズムは
下記の図のようになっています。

運動のメカニズム

運動器官が動くまでを遡ってみると、

まず「外的刺激」があり、

その刺激を感覚器官(耳、目、鼻など)で

受け取るところから始まっています。

例えば、

「ボールを落とす」であれば、

「ボールがある」ことを目で捉えるところから始まります。

目は感覚器官です。

ボールを見ることによって

「このボールを持ってみよう」と興味を持ち「持つ」という行動が生まれます。

「音のする方へ歩く」であれば、

離れたところからしている音を耳で捉えるところから始まります。

耳も感覚器官です。

そして「何の音だろう?」と興味を持ち「歩く」という行動が生まれます。

感覚器官で得た情報や刺激は必ず「脳」に繋がっています。

私たちはモノを見るときに目で見ますね。

確かに目は使っているのですが、実際は目に映像が映っているわけではありません。

目で捉えた情報は電気信号に変わり、

脳の後頭葉(脳の後ろの部分)の所に映っています。

同じように、私たちは音を耳で聞いているように感じますが、

耳はただ音を集める器官で、

実際に聞いているのは脳の両側にある側頭葉という部分です。

なので、

感覚器官に集められた情報は全て脳に集約されて

その情報が何なのか?を確認しています。

そして、脳で捉えた情報や処理した情報をもとに、

「ボールを持ってみよう」
「音のする方へ行ってみよう」

と脳から運動器官へ命令が出されるのです。

運動のメカニズム「運動器官」

感覚器官で刺激を受け取り、脳で処理された情報をもとに

送られた命令を実際に行うのが「運動器官」です。

運動器官は体の様々な部分にありますが、

主に「腕」「手」「指」というようなところを使って

実際に動きが現れます。

つまり、動きが現れるためには

感覚が正常に働く

脳に伝わる

脳でその情報を正しく処理する

処理された情報をもとに命令が出て運動につながる

という流れが必要で、

この過程で脳の神経細胞が絡み合っていくのです。

このからみ合いが最も密に行われているのが0歳〜3歳の間です。

動き、脳の働き=知性

動きと、脳の働きは「知性」です。

知性というのは、脳の発達だけでなく、

運動の発達にもとても大きな関係と繋がりがあります。

親心としては、優秀な子どもに育ってほしいという

願いを少なからず持ってるものだと思います。

ですが、優秀な子どもに育ってほしいための方法や

順番を間違ってしまうと、それは好ましい関わり方になりません。

優秀な子どもにしたいという想いから

早い時期から、

漢字、英語などをフラッシュカードなどで見せたり

CDなどで聞かせて覚えさせようとする方がいらっしゃいます。

子どもの吸収する力は年齢が低ければ低いほど

非常に高いのでその時期を利用しようとする意図はとてもよく分かります。

ですが、

そういった方法の過程は「子どもの運動や動き」は

ほとんど発生しません。

子どもはじっと椅子に腰掛けてカードを見るだけ、

CDを聞くだけになるので、運動器官の動きを伴わないのです。

動きを伴わない方法で知的なことを子どもに身につけさせようとするのは

良い方法とは言えません。

結果、年齢の低い子どもでも難しい感じが読めたり、

九九算が就学前に言えるようになるかもしれません。

その身につけたことは、その時は有効に見えるかもしれませんが、

3年後、5年後、10年後などの長期期間で捉えた時は

決してプラスにならないことの方が多いと言われています。

モンテッソーリ教育の「運動の発達」

モンテッソーリが現代の私たちに教えとして

伝えてくれていることは

子どもには課せられた宿題として「発達」があり

その発達には「正しい方法」があるということです。

そしてその方法は

「動きをともなう」方法なのです。

きちんとしたプロセスを踏んだ中で

運動の獲得、動きを身につけることが

人として最も大切な脳の発達に大きな貢献をしていることを

ぜひ覚えていてください。

まとめ

今回はモンテッソーリ教育の

運動のメカニズムについてお話ししました。

運動の発達には「動きをともなう」というのが非常に大事なのですね。

ついつい色々なことを年齢の低い時期にこちらから教え込みたくなりますが、

動きを伴った発達を促すモンテッソーリ教育を受けて育った子どもは

「自立していて、有能で、責任感と思いやりがあり
一生涯を通して学び続ける姿勢を持った人間」

という人物像に育っていくことを思い出してみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪