イクメンってどんなパパ?真のイクメンとは!?イクメンの極意まとめてみました!

こんにちは!
Smile Houseの妙加です。

「イクメン」という言葉を聞いたことがありますか?

流行語大賞にもなったこの言葉ですが、
「育児(イクジ)をする男性(メンズ)」の略から生まれた言葉です。

イクメンに対しては様々な意見があり、
この言葉が生まれた大前提として、

「男性は仕事。子育ては女性がするもの」
という日本の根強い風習があります。

イクメンについて調べていくうちに、
子育てとどう向き合っていくのか?はもちろんですが、

夫婦間でどのような関係を築いていくのか?
ということにつながってくることがわかりました。

今回は、イクメンってどんなパパ?
ということについてまとめてみました。

イクメンがうまれた理由

イクメン理由

イクメンって?

イクメンとは一般的に「育児(イクジ)をする男性(メンズ)」を
略した言葉です。

イケメン(イケてるメンズ、イケてる面(顔)の両説あり)
をもじった言葉としてつくられた造語です。

育メンや育menとも表されます。

近年では流行語にも取り上げられたことや
ニュースなどでも特集を組まれることもあり

一般的な言葉になってきています。

ただただ育児を「手伝う」というスタンスではなく

育児を自分の役目だ、責任がある、といったように
「当事者意識」を持って関わっている父親のことを指すようです。

NPO法人の「イクメンクラブ」では
・育児を楽しめるかっこいい男性
・子どもたちを広く多様な世界へ誘い出す男性
・妻への愛と心づかいも忘れない男性

といった定義を作っています。

自分の意思で関わり、子育てを通して自らを成長させる意欲の高い男性
というイメージですね。

また、現在は育児に積極的に参加できていなくても、
将来的にそうありたいと願う男性も含まれるとされています。

広まったきっかけは?

2009年に育児・介護休業法を改正して、
ヨーロッパの国々で一般的な育休を参考に、父親、母親ともに育休を取りやすくする制度として

父母がともに育休をとる場合、休業期間を延長できる
「パパママ育休プラス」という制度を施行しました。

この制度に合わせて
2010年に厚生労働省が「イクメンプロジェクト」というのを

スタートさせたことがきっかけで
イクメンという言葉が広まっていったと言われています。

イクメンプロジェクトとは少子化が進んでいる現状を改善していくために
男性がもっと積極的に育児に関わっていく社会を作ることを目的に始動した取り組みです。

日本の男性の育児や家事をする時間は、世界で見ると最低基準となっていて
育児や家事は女性への負担が大きく偏りがちです。

また、第一子出産後に約7割の女性が退職したままになるなど
女性の継続就業率も水準が低くなっています。

女性に偏りがちな育児や家事の負担を夫婦で分担することで、
男女の仕事と育児の両立を支援して、

女性の出産意欲や継続就業を促進していこうという狙いがあります。

急速に進んでいる少子化高齢化の影響で、年金や医療制度といった
社会保障は危機的状況になりつつあります。

女性が子どもを産み、育てたいと思う環境を整えることが急務となっています。

日本人男性の育児休暇取得率は世界最低基準

育休取得率

日本は世界的に見ても、
男性の育児休暇取得率はとても低くなっています。

イクメンプロジェクトが発足した2010年が1.38%、
2011年には2.30%と伸びましたが、

それ以来は横ばいで、
過去最高取得率を出した2016年でも3.16%にしか達していません。

育児休暇は女性だけでなく(女性の取得率は約8割)
男性も取れるように法律で定められていますが、

職場での理解を得られない、
前例がない、抵抗感が強いなどといった理由で

実際に取得している人はかなり少ないままです。

育休どころか定時で帰宅することすら
難しい環境で働いている方も多いですね。

政府は男性の育休取得率を2017年に10%、
2020年には13%まで引き上げることを目標としていますが、
全く届いていないというのが現状です。

海外の育休事情は?

ノルウェー

福祉先進国と言われているノルウェーの育児休暇取得率は
男女ともに90%を超えています。

ですが、ずっとそうだったわけではなく1993年までは
男性の育児休暇取得率は5%ほどでした。

変化のきっかけになったのは「パパクオータ制度」という取り組みです。

育児休暇の一定期間を父親にも割り当てることになっていて
父親が育児休暇を取らなかったら、休暇や給付金をもらう権利がなくなるというもの。

また、支給される給付金は給与の80%〜100%。
この制度のおかげで父親が育児休暇を取得するようになりました。

スウェーデン

ノルウェーがパパクオータ制度に取り組んだ後に、スウェーデンでは
「パパ・ママ・クオータ制度」に取り組みました。

その結果、男女の育休取得率は男女ともに80%前後まで上がっています。

ドイツ

ドイツでは2006年までは男性の育児休暇取得率は約3%でしたが、
ここ数年で急上昇し、2011年には25%を超えました。

理由としては、育児休暇中の新しい給付金「両親手当」ができたことです。
この手当は育児休暇中に給料の67%を受け取ることができる制度。

そのため父親が休暇を取っても経済的な不安が少なくなったことと、
もともとドイツは有給休暇の取得率がとても高く、

社会全体で休暇を取りやすい環境が整っていたことも関係していると思われます。

イクメンが日本で普及しないのはなぜ?

イクメン普及

育休が取りにくい!

上にもあげたように

男性は育休を取りたいと思っていないから
普及しないというわけでもなく、

(職業や各々の会社にもよりますが)
日本の社会的背景として男性が育児をしたいと思っていても
積極的な支援が受けれる環境ではないといえます。

実は、約70%の男性は育休を取りたいと思っているという
調査結果があります。

なので65%以上の人は育休を取りたいけれど我慢しているというのが
現状のようです。

そして、実は
日本人男性の育休の平均日数はなんと5日!

え?それで育休?って思う方も多いかもしれませんが
育休を取得する男性の4割が5日未満。

2割が2週間未満。
他の人たちも大半が1ヶ月未満という短さなのです。

育休というよりは
ちょっとした有給程度の休みなのが
日本男性の育休事情。

これは5日程度休めればいいだろうと思っているわけではなく、
これぐらいの日数しか休めない場合が多いようです。

実際に子どもが生まれて生活が始まれば
もっと長く休みが必要だと感じる方も多いようですが、

そういう意思があったとしても
職場での立場、上司、評価などがあり

ちょっとした有給程度の期間しか育児休暇を
申請することが難しいようです。

その背景には日本の社会的な意識として
「家事・育児は女性がするもの」という価値観が

根強く残っていることが理由の1つです。

古くからの子育て概念

イクメンという言葉が広まっている一方で
社会的に大きく変わっていないのは

子育てへの意識が要因の1つです。

少子化社会に対する国際意識調査報告書という調査結果では
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方に賛成する人の割合が

1980年ごろよりは多少減ってきているとはいえど
男性65%、女性57%の人が賛成しているのです。

そして「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考えに
反対する男性の割合は約8%。

(スウェーデン男性は約75%が反対しています。)

男女関係なく子育てはしていくべきだという動きがある反面、
とはいっても、「家事子育ては女性がするもの」という考えが

日本の社会には根強く残っているため、
男性にも育休制度はあるけれど
なかなか理解されないことも多く、

長期の育休を取りたいというと上司、同僚に嫌な顔をされて
休暇は取らないか仕事を辞めるかの極端な選択に追い込まれたり、

パタハラという新たな問題も発生しています。

夫婦で「二人で家事・育児」をやろうとしていても
周りに賛同して協力的になってもらうのは

難しいという問題があります。

【パタハラとはパタニティー(父性)ハラスメントの略で、
男性が育児休暇をとったり

育児のためにフレックス勤務や短時間勤務を利用することを
妨害する言動を受けることです。】

長時間労働の環境

日本は諸外国に比べて、長時間労働していますが
その割には生産性が低いことが挙げられています。

また、「本人が短時間で成果を出す」と決めて働こうとしても
会社の環境自体が長時間労働を認める風潮であったり、

そうせざる得ない環境で、早く帰りたいと思っていても
環境要因でそうできない男性もたくさんいます。

収入面での負担・不安

育休中は「育児休業給付金」というのが支給されます。

給付金は育休開始から1年半後までは月給の67%
それ以降は月給の50%を受け取ることができます。

共働きで働いていた家庭では
収入が減る程度で済むかもしれませんが、

奥さんが専業主婦で、男性が育休をとる場合は
収入が大きく減るので

生活が難しくなるため育休は取らないという
家庭もあります。

イクメンパパが増えるメリット

イクメンメリット

子どもにとって良い影響!

お父さんと遊ぶことは子どもにとても良い影響があります。

いつもの公園も、遊具以外で思いっきり体を動かしてダイナミックな
動きで遊んだりするのは、お母さんよりもお父さんの方が得意だったりしますね。

また、自然の中で虫や鳥を見たり自然探検をするのも
お父さんの方が好きなことが多いです。

お父さんとたくさん遊び、遊びの幅も広がることで
子どもの感性はより磨かれていきます。

当たり前ですが、お父さんとお母さんで
子どもへの接し方は違いますね。

なので、褒めるポイント、叱るポイント、
その方法も全く違ってくると思います。

その違いが子どもの社会性を育てたり学ぶきっかけにもなります。

そして実は、仕事が忙しくて休みの日はのんびり・・・と思うかもしれませんが
子どもと遊ぶことでお父さんのコンディションも整っていくものです。

お母さんの負担が和らぐ

産後のお母さんは体力面だけでなく、ホルモンバランスの乱れから
精神的にも不安定になりやすい状態です。

それが回復していなくても、育児は子どもが生まれた瞬間から始まるので
夜にぐっすり眠れない、授乳、オムツ替えなどで大忙しです。

その頃からしっかりと育児や家事をすることで
お母さんの負担をかなり軽減できますし、気持ちにも余裕が生まれます。

産後すぐからお母さんへの負担が大きすぎると
気持ちに余裕がなくなり、産後うつや育児ノイローゼになったり、

旦那さんへの愛情を感じられなくなり産後クライシス(産後2年以内に夫婦間の愛情が
急激に冷めてしまう現象)から離婚につながることを防ぐ効果が期待できるとされています。

少子化対策への期待

今の日本の社会は子どもを産んで育てたいと思う人が
減っていて少子化が進んでいます。

そして出生率が低下しているのでそれに比例して
高齢社会はどんどん進んでいます。

このままだと
2030年には人口の約3分の1が65歳以上になるだろうと予測されています。

実際のところ、男性が積極的に育児や家事をする家庭ほど
第2子を産みたいと考えるというデータもあるので

イクメンパパが増えると少子化が改善していく可能性が
あると期待されています。

父親としての自覚が芽生えるのが早くなる

男性は女性と違い妊娠しても体の変化が起きないので、
自分が親だという意識になるのが女性よりも遅いと言われています。

妊娠中に意識付けのために、
一緒に健診に行ったり、父親学級に行ってみたりということはできますが

実際に生まれてから実感するという人が多いようです。

お母さんに任せっきりにせず
育児をすることで、父親としての自覚が芽生えるのが早くなり

育児を楽しむ気持ちや

家庭で過ごす時間の少ないお父さんは、
だんだん家に居場所がないと感じてしまう傾向があると言われていますが

イクメンパパはお母さんと子どもに対して疎外感を感じることなく
家族の絆を深めていけます。

なんちゃってイクメンパパ?

にわかイクメン

イクメンという言葉が浸透してきて
実際に、しっかり責任を持って育児に取り組むお父さんが

増えてきている中で、なんちゃってイクメンと呼ばれる
イクメンパパも出てきているようです。

にわかイクメン

自分は育児に積極的に関わっている!と思っていても
実際は奥さん任せだったり、子どものことは見ていなかったり、

気分次第だったり・・・いわゆる自己満足のためにしている
お父さんのことを指すようです。

・自分は育児に積極的だ!と、自分のステータスのためにしている
・子どもの機嫌が良い時のみ、面倒を見る
・疲れているとき、気が乗らないときは子どもに関わらない。
・これはやるけど、これはやらないと選り好みする

などなどがお母さんからの不満として上がっています。

育児への当事者意識が一つのポイント

当事者意識

最初にイクメンって?で述べたように、

育児に対して当事者意識をどれだけ持っているのか?
というのはかなり大きなポイントだと思います。

当事者意識というのはその事柄を
自分事(自分の役目、責任)としてとらえられているか?という意識です。

上に紹介している
ステータスのための育児や、条件がOKの時のみ育児をするのは
残念ですが、当事者意識は低いといえます。

・たとえ育児がうまくいかなくても「自分のせいじゃない」「自分は精一杯やっている」
・まぁそれなりにしてても「どうにかなるだろう」
・今まで育児も家事もしたことがないから「自分にはできない」

この、「自己正当化」、「現実逃避」、「無力感」というのが
当事者意識の欠如につながる原因の一部です。

当事者意識は物事の捉え方

育児を「手伝う」
育児に「参加する」

家事を「手伝う」
家事に「参加する」

どういう意識で言っているのかで
「手伝う」や「参加する」という言葉も

その言葉に詰まっている意味は変わって来ます。

例えば、「手伝う」「参加する」は自分の
役目や責任ではないことでもよく使える言葉です。

本業ではない、そのことに対して自分は主体ではない
という場合です。

例えば、子どもの本業は学校へ行って勉強することや
思いっきり遊ぶことです。

だから、子どもが家事をするときに「お手伝い」という
言葉をよく使います。

仕事でも、先輩の仕事、同僚の仕事を「手伝う」と表現することは
あったとしても、

自分の仕事や、全うしなければいけないことを
「手伝う」という人はいないと思います。

自分の仕事や、やらないといけないことは
「自分の仕事を手伝う」ではなく

「自分の仕事をする」って言いますね。

家事なども、実家暮らしで母親がずっとしてくれていると
「自分も手伝えるときはやろうかな〜」って

思っていたとしても、
一人暮らしを始めたら自分の衣類を

「洗濯手伝おう」という意識ではなく
おそらく、「服の洗濯やらないと」ってなるのではないかと思います。

これは、実家暮らしの時は、洗濯は母親の役目で
自分は「しても、しなくてもどちらでもいい」という認識でいたけれど、

一人になったときに、自分の役目になり
洗濯は「自分がすること」になったという意識の1つの変化です。

子どもの例でも、例えば
「食べ終わった後の食器は自分が洗い場に持って行く」

ということも今日1日限りでした「お手伝い」と

自分の役目で、自分の仕事だから毎日しようという
意識で捉えている「お手伝い」だと、

同じ言葉で表現していたとしても
後者の方が当事者意識は高いですよね。

食器を運ぶことは自分が毎日すること、
自分の役割だという意識があります。

当事者意識が高いか低いかのポイントは
その事柄を

「自分がすること」だと思っているのか
「自分はしなくてもいいこと」だと思っているのか

というのが一つの目安になります。

2人のイクメンパパは何が違う??

イクメン違い

育児や家事にどれだけ当事者意識を持っているのか?
がポイントだと書きました。

今から2人のパパを紹介しますが、
このパパはどちらも当事者意識高く、

育児や家事に取り組んでいます。
ですが、結末が全然違うんですね。

何が違うのでしょうか??

イクメンパパ①

これはFacebookで1500回以上シェアされた
有名な話なのですが、

アメリカに住むお父さんの投稿です。

内容は、奥さんが出張で数日家を空けることになったので
6人の子どもの面倒を1人で見ることになった!とのこと。

奥さんの不在中にしなければいけないと
彼がリストアップしたのは

・ご飯を作って、食べさせて、時間通りに学校に送り出す。
・子どもを寝かしつけ、途中で泣いたら、また眠りにつかせる。
・その日の出来事を話す子どもの声に耳を傾ける。
・本を読んで、外で遊ばせる。そして子どもと一緒に自分も遊ぶ。
・親切、愛、忍耐、話を聞く態度、共感、強さ、勇気を子どもに教え、模範となる。

などなど。

まさにイクメン!というパパ像です。
この投稿には称賛のコメントが寄せられました。

ですが、
彼は「これは当たり前のことで、褒められることではない」

と主張しています。

私は子守をする人ではなく、父親だ。
子どもの世話をして、導き、愛する責任がある。

お父さんが面倒を見ているから、家がぐちゃぐちゃになったり、
子育てがだめなんてことは決してない。

だが、あのお父さんは子どもの面倒をみて偉いと称賛されることでもない。
全ての親がやらなければいけないことをやっているだけだから。

母親たちが、称賛も受けずに当たり前にしていることを
私もしているだけ。」

と、父親がすると褒められるけれど、
同じことをしている母親は褒められない現状を指摘しつつ

「だけれど、パートナー同士がお互いに感謝し合っていればそれで十分だ」
と締めくくっています。

【ちなみに「当たり前だと思うならわざわざSNSで言わなくてもいいのではないか」
という声もありましたが、

「当たり前だけれど、そう思っていない人も大勢いる、父親が子育てに平等に参加するのが
当然の社会になって欲しいから投稿した」と述べています。】

イクメンパパ②

次は日本に住むパパですが、

奥さんとは共働きなので、
お互いに仕事をしながら家事や育児をしていました。

それに加えて
こちらのパパも子どもが大好きで、仕事が休みの日は

同じく子どもが好きで積極的に育児をしている
パパ友との活動に毎週のように子どもを連れていっていました。

「奥さんも毎日大変だろうから、一人の時間が必要だし、
気分転換になるだろう。」

という気持ちからです。

育児もしながら家事もこなし、もちろん、仕事も頑張っていました。

口だけではなく実際に

・家事
・育児
・仕事

とこなしていて、こちらのパパも
まさにイクメン!というパパ像なのですが、

この夫婦は結果的に別居して、離婚してしまいました。

どちらのパパも、育児や家事に対して
当事者意識は高いですよね。

自分がすることだし、それが当たり前だという
認識で捉えています。

なのに、全く違う結果が生まれています。
何が違っていたのでしょうか??

育児で大事なのは一体何?

育児大事

当事者意識高く、育児をしていたパパさん②は
別居の直前に1人で夫婦のパートナーシップを学ぶ講座を受けたそうです。

そこで、今までの自分を振り返ってみて気づいたことがありました。

・妻はいつのまにか不満を溜め込んでいたのかもしれない。
・もしかしたら、一緒に出かけたいという気持ちを無視していたのかもしれない
・イクメンだと活動していたが、家庭のことは顧みていなかった。

の3点に加えて

・自分は仕事も育児も家事も頑張っているんだから、
妻には理解してもらえるはずと思っていた。
・自分が育児や家事をきっちりこなせば、家庭が幸せになると思った。
・妻に対して、感謝や労いの言葉が足りなかった

と自分のことを振り返っています。

以上のことは、共通して
「コミュニケーション不足」が引き起こしていることなのです。

とあるアンケート調査では小学生以下の子どもがいる夫婦だと
奥さんの方が離婚を意識する割合が高く、

「離婚したいと思ったことがありますか?」という質問に、

「ある」と答えたのが、旦那さん35%、奥さんが50%。
その中でも「毎日思う」「月1〜2回は思う」と答えた奥さんが約20%
となっています。

同じアンケート調査では、
奥さんから見て、旦那さんとの関係を良くするために必要なことは

「感謝やねぎらいの言葉」と
「旦那さんとのコミュニケーション」

という答えが半数を占めていて

実は夫婦関係が円満な家庭は
不満な家庭と比べると3倍もコミュニケーションの時間が
長いという結果が出ています!

このアンケートの結果を見ると
旦那さんが、子どもや家事を
どれぐらいしているのか?という

直接的な行動よりも

育児や家事に対しては
間接的な関わりになりますが、

奥さんとどれぐらいコミュニケーションをとり
毎日どれぐらい労ったり、気遣っているか?

というのが実は奥さんには重要視されているようです。

もしかすると、子育てをしながら
円満に過ごす秘訣は?という点でも

夫婦間で
意識のすれ違いが起こっているかもしれません。

夫婦間のコミュニケーションが必須

夫婦コミュニケーション

これは子育てをしている、していない
どちらでも言えることですが、

夫婦といっても
生まれ育った環境も違えば
今までの経験も考え方も違うわけですから、

当然のことですが必ず価値観に違いがあります。

子どもが生まれる前はそんなに気にならずに
過ごせていたことも

子育てをきっかけに
価値観の違いがどんどん表面化する、

なんてこともよくある話で、

この違いをそのまま放っておくと
気づいた頃には夫婦の間に深い溝になっていた・・・

なんてことになりかねません。

最初はうまくいっていたとしても、
コミュニケーションを取らなくなるにつれ、

ほぼ必ずといっていいほど
関係はうまくいかなくなります。

初めは「子育てへの考え方の違い」という
捉え方だったとしても、私たちの心の変化としては

次第に
「あなた間違っている」
「あなたは自分のことしか考えてない」
「あなたは自分をわかってくれない」

というようになっていきます。

「自分はこういう風に行動して、〜という風に考えて、
これが相手や子どものためになると思っているのに、

なんであなたはそうしてくれないんだろう。」

→自分が正しくて、相手が間違っている。

「自分はこうしたいし、こうして欲しいし、
これが自分たちにとって大事だと思うのに

なんであなたはしてくれないんだろう。」

→あなたは自分のことしか考えてない。

「自分は毎日、(家事・仕事・育児)で大変で、
疲れてて、いっぱいいっぱいなのに

どうしてあなたは、自分の大変さに気がつかないんだ。」

→あなたは自分をわかってくれない。

という風に。
全部相手を責めています。

私たちは、潜在的に
「認められたい」「愛されたい」「幸せになりたい」

など、自分を肯定的に受け止めてもらい、
愛し愛され、幸せになりたいと思っています。

それが自分が望むようにうまくいかなかったり、
疲れてコンディションが崩れたり、
不満が溜まっていたり、我慢している状態が続くと、

身近な人(旦那さん、奥さん)や
環境や時間のせいにして
攻撃したり、責めたくなったり

自分だけが頑張っている・・・
と被害者思考になってくるんですね。
(悪いことじゃないですよ。みんななります)

しかし、これは全て自分1人の中で起こっている感情で、
考え方であり捉え方です。

相手がどう思い、どう考えていて、
どう捉えているかは

コミュニケーションをとり
1つ1つ確かめたりしながら

意思疎通して誤解があればそれを解き
考え方や気持ちを話し合ってみないと

わからないんですね。

価値観が違う人同士が一緒に過ごしていくには
コミュニケーションをたくさんとって

今の相手を知り、今の自分を知ってもらうことを続けて
信頼関係を築き続けていく必要があります。

これが夫婦や恋人となってくると

なかなか素直になりづらいことも多いので
こじれやすくなりやすいのです。

イクメンパパとママのコミュニケーションのコツ

コミュニケーションコツ

関係性が近くなればなるほど、
素直になるのが怖く感じたり、

難しく感じます。

素直に自分を表現した時に拒否されないだろうか、
というように相手の反応が気になったり、
今の関係性がどうなってしまうのだろうという気持ちが生まれたり、

そもそも、お互いに伝えなくてもわかってくれるだろうという
思い込みから言葉にしなくてもいいなど、

お互いの「あたり前」が変わってくるからです。

夫婦のコミュニケーションのコツを紹介します。

できるだけ素直に気持ちを伝える

って言葉にしてしまえば一言なのですが、
これが本当に大事です。

例えば、子どもと一緒にいると
どうしても子ども主体の時間が流れていきます。

ほんとは、掃除もしたいし、洗濯もしたいし
ご飯の準備もして、休憩もしたい

・・・・って思っていてもなかなか思い通りにいかないと
イライラしてきてしまうもので、

子どものことがどんなに好きで愛していて大事にしていても、
ストレスを感じずに子育てをするのは無理な話です。

その時にそのストレスを相手にぶつけるのか
素直に伝えらえるのかで関係性は大きく変わってきます。

例えばこの「疲れている」「大変だった」「ほんとはこうしたいのに
なかなかできない」というような気持ちも

相手に
「自分はこんなに大変なんだから、もっと助けてよ!」
「もっと、自分に気遣いしてよ!」

という風にぶつけてわからせようとするのか

「本当はこうしたいけど、なかなかできなくてイライラしてしまう」
「ちょっと疲れているから、リフレッシュの時間をとりたい」
「今日は◯◯するのお願いできる?」

と、そのままに伝えるのでは、
全く違いますよね。

何かをお願いするときも
「◯◯して!」
と命令するのか

そのままに
「◯◯をお願いしたいと思ってる」
とお願いするのか。

そのままに表現することが
コミュニケーションでとても大事なことです。

当たり前じゃない感謝を忘れない

私たちは過ごす時間が長くなれば
それが「当たり前」になっていきます。

これは、全然悪いことではありません。

一緒にいることが当たり前になることで
得られる安心感や幸せもたくさんあります。

ですが、同時に相手に感謝する気持ちや
労う気持ち、相手を気遣う気持ちが

薄らいでいく傾向があるのです。

出会った頃は

・ご飯を作ってくれてありがとう
・休みの日に時間を作ってくれてありがとう
・いつも◯◯してくれてありがとう

ということや

・相手のために◯◯をしてあげたい
・相手の喜ぶ顔が見たい

と、感謝したり、
相手に何かを与えたいという気持ちがあったとしても

長く過ごすうちに

・ご飯作ってくれて当たり前
・休みの日は一緒に過ごすのが当たり前
・◯◯してもらうのは当たり前

と感謝の気持ちを伝えなくなったり

・自分が◯◯してもらっていないのになんで相手にしなきゃ
いけないんだろう。
・◯◯してくれたけどそうじゃない。

と、もっとこうしてほしい、という求める気持ちから
相手に与えたり、気遣うことをおろそかにしてしまいがちです。

コミュニケーションも、初めは
「価値観が違うのが当たり前」だから
相手のことを理解しよう、寄りそおうと思っていたのが

「わかってもらって当たり前」になると
だんだん相手のことを知ろうとする気持ちや、

自分のことを話すこともやめてしまい、
会話することすら面倒になってすれ違っていって

「分かり合えないのが当たり前」というような
距離感になってしまうのです。

ちなみに、人は心理的に
「自分ばかりが大変」だと思いやすい思考を持っています。

仕事や家事や育児に追われていると
「自分の負担の方が大きい」と感じるのです。

生活の役割分担を100%で表して、
「自分が負担している貢献度は何%ぐらいだと思うか」

という答えを夫婦で足すと
多くの場合100%を超えてしまうんです。

つまり、「自分の方が相手より頑張っている」という
自己評価をしているんですね。

自分は◯◯しているから55%かな、とか
相手は◯◯していないから自分が60%かな、とか。

私たちはどうしても、自分が頑張ったことは覚えていることが多く
してくれたことは忘れがちになるという傾向があります。

みんな自分視点でものを見ているし、心理的に
そうなることは仕方のないことなので、

だからこそコミュニケーションをしっかりとって
相手の視点を知ることが大事になのです。

やり方、方法、基準が違うのは当たり前!

例えば、いつも家事はお母さんがしていたけど
子どもにつきっきりになっているのを見て

できる限りの家事は自分がやろうとパパが引き受けてくれた時に
不慣れだと、「そうじゃない〜っっ」って

言いたくなることもあると思うのです。

「そ、その隅っこもう少し綺麗にしてもらえたら・・・・・」とか
「洗濯たたむときはまずパンパンってシワを伸ばして・・・」とか(笑)

でもせっかくしてくれたのに、それを目の前で
直されたり、文句言われたらどうでしょう。

もうやりたくなくなるのも、無理はありません。

子どもへの接し方、叱り方、褒め方、遊び方なども
全然違うはずです。

それを自分のやり方や方法に当てはめようとしていくと
だんだん相手は窮屈になっていきます。

自分基準に相手が当てはまるように
操作しようとしても、お互いに疲弊するだけです。

かといって、全て許容しなければいけないわけではありません。

してくれたことは「ありがとう」
こうしてほしいなってときは「こうしてほしいな」

でも譲れないときは、きちんと話し合う。

というシンプルなことをいかにめんどくさがらずに
やり続けられるか?というのも大事なことです。

男女の違いも知っておく

これは男性脳、女性脳の違いなのですが、

男性はどちらかというと1つの物事に集中しやすく、
1度に色々なことをするのが苦手です。

なので、
何か作業をしている時に声をかけられるのを嫌がったり

女性が何かをしている時には積極的に
声をかけるのはやめておこうかなという思考になりがちです。

対して女性は
1度に色々なことをするのが得意で、周りの変化に気がついて
気配りをするのも得意ですが、

自分の行動に不安を感じやすかったり、
集団に安心する傾向があるので、

作業中に声をかけられることで安心感を感じやすく、

1つ1つのプロセスに対して
「これでいいんだな」という確認や安心を得たいと思う傾向があります。

つまり、男性は結果重視の思考
女性は物事のプロセスを大切にする傾向があるのです。

例えば、お弁当をつくったとして
「なんか途中失敗したけど、なんとかできたよ」

という話があれば

男性は「そっか!まぁでも、できてよかったね!!」」
と、結果に注目しやすく

女性は「お弁当ができたのはよかったけど、どんな失敗があったの?」
ということが気になりがちです。

「結婚することを決めたよ」
というのを報告したとしたら

男性は「おお!ついに!おめでとう、これから〜」
と、結婚する結果に注目しやすく

女性は「おめでとう!どんなプロポーズだったの?」
と、結婚に至るまでを知りたがる傾向があるのです。

これはもちろん夫婦間でもあることで、
自分的には存分に認めたり、褒めたつもりでも

相手が求めていた部分とは
ちょっとずれていた・・・っていうことも
あるんですね。

知っていると、気がつかなかっただけで
相手は自分のことを認めているということが

あるかもしれません。

イクメンの形は夫婦で作っていく

イクメンの形

夫婦の関係性で大事なのはコミュニケーションだという
話をしてきました。

イクメンという言葉と、
◯◯をしているからイクメンという

行動レベルの話が世の中には先行していますが、

10組の夫婦がいれば
10通りの幸せや理想や考え方があります。

奥さんが家事や育児の負担が大きく疲れていたら
役割分担をしていくことが必要なことかもしれませんし、

お願いした時はやってほしいけど、
普段は話を聞いてくれるだけでいいという場合もあります。

これは夫婦でコミュニケーションをとって
お互いが家事や育児や仕事を楽しめるように

協力していく必要があります。

それを世間や周りの人と比べてという基準を元に
考えてしまうと、お互い不満が溜まってしまいます。

ママのコンディションが子育てでは重要

ママのコンディション

これを言ってしまうと、がっかり(?)するパパもいるかもしれませんが
子どもにとって絶対的な存在はやっぱりママです。

生まれる10ヶ月も前からずっと一心同体で過ごしてきた
お母さんという存在は子どもにとって本当に特別なんですね。

子どもは生まれて6ヶ月頃から
「愛着」という「特定の大人との愛情の絆」を作っていきます。

この「大人」は自分のお世話をしてくれる人なのですが、
基本的には「お母さん」との間で一番強く作り上げていきます。

お母さんがどんな自分でも受け止めてくれて、
何かあった時も、お母さんのところへ行けば

慰めてもらえる、励ましてもらえるという、
心のよりどころ(安全基地)になれるか?というのがとても大事で

愛着がしっかりと形成されると

「人のことを信頼してもいいのか?」という他者への信頼感と
「自分は信頼されるに値する存在か?」という自己への信頼感という

基本的な信頼感になるので
今後の子どもの心の成長や人生にとても大きく関わってきます。

でも、お母さんだって、疲れてたり、
しんどかったり、自分の時間が欲しかったり

子育てに不安を感じていたり、
色々なことがあります。

どんな状態の子どもも受け止めて
心のよりどころになっていくには

お母さんの気持ちに余裕がないと
難しいことなのです。

なので、育児をしていく中で
もっとも重要な部類に入ると言っても過言でもないのが

「お母さんのコンディションをしっかり整える」
ということです。

お母さん自身が
幸せに毎日を過ごして心が満たされていると

自然と子どもとも笑顔で向き合っていけるのです。

どちらかというと男性はやり方や方法という
ノウハウを知りたくなりがちで、

育児をする=◯◯をする(行動)
という思考になりがちですが、

・ママのコンディションを整える
・ママの幸せを考える

という、子どもに対しての直接的な関わりだけではなく
ママをサポートするという間接的な関わりも

立派な育児で、イクメンの重要ポイントです。

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わかりやすく解説しているので、ぜひ登録して読んでみてください!

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まとめ

イクメンまとめ

今回はイクメンとは?ということを書いてみました。

イクメンは
「男性が働き、女性が家事と育児」ということが

今の日本では当たり前な風潮があるから
生み出された言葉で、

男女に関係なく、仕事も家事も育児も
夫婦で話し合って協力しあっていくというのが

当たり前であれば
「イクメン」という言葉は存在していません。

イクママとか育母って言葉はないですものね。

夫婦や家族の幸せは、自分たちにしか作れないもの。

近い存在ほど、いてくれて当たり前、やってくれて当たり前
わかってくれて当たり前

という風になりがちですし、

自分のことをもっと認めてほしい、
自分の思い通りにしてほしいというような

気持ちになりがちです。

育児が加わると余計に価値観の違いが出やすく
気持ちにも時間にも余裕がなくなってくるので

お互いへの感謝を伝えることがなくなってしまったり
自分ばかりが頑張っていると思い込んだりで

あっという間にすれちがってしまいます。

周りに振り回されることなく、
自分たちが幸せだと感じる関係性を作っていくことが
何より大事ということなのかもしれません。

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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪