熱中症はなぜ起こる?熱中症になりやすい人と対策

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

6月〜9月の暑い時期に要注意なのが熱中症です。

熱中症は命を落とすこともある危険な状態。
誰でも熱中症には注意が必要ですが、特に熱中症になりやすい人や熱中症になりやすい時期があります。

今回は熱中症とは?熱中症になりやすい時期やなりやすい人は?についてまとめました。

熱中症はどうして起こる?

熱中症
熱中症はなぜ起こるのか?なりやすい人の特徴は?についてまとめました。

熱中症とは?

人の体は常に熱を作ること(産熱)と熱を逃がすこと(放熱)をして、体温が36℃前後になるように体温調節しています。
放熱の一つが汗で、気温が高い場所や湿度が高い場所に長時間いたり、大量の汗をかいて体内の水分が減るとそれ以上汗をかけなくなるので体温調整ができず、体温がどんどん上がってしまいます。

このように体温調節ができず、熱が体内にこもってしまうことを熱中症といい、重症になると40℃以上を超える高熱が出て、命に関わります。

熱中症と風邪はどう違う?

体温が上昇する熱中症と同じように、風邪のときも発熱して体温が上昇しますがそのメカニズムは全く違っています。

風邪の発熱が起こる理由

人の体はウイルスや細菌が入ってくると体の免疫機能(白血球や免疫細胞)が働き、攻撃して追い出そうとします。
ウイルスは37℃前後で活発に活動し、高温になると働きが弱まるため免疫機能の一つとして、体温をあげ発熱を起こしているのです。
これは人の体の自然な反応で、生命の危機ラインとされている42℃を超えることはまずありません。

熱中症と風邪の発熱の違い

風邪の発熱は体の免疫反応で、ウイルスや細菌を追い出した後は発汗して上がった体温を平熱に戻そうとしますが、熱中症は汗をかけず体温がさがらない状態です。
風邪は体自ら意図して体温を上下させている体温調整ですが、熱中症は体温調整を自分で制御できていないので40℃を超える高熱がでることもあり、早急な対応が必要になります。

熱中症は重症度によって4段階

■熱失神

体温調整のために大量の汗をかいたり、皮膚の血管が拡張すると、血圧が低下します。
そうなると脳への血流が減り、体調不良を起こします。

症状は、
・めまい
・失神
・脈が早く弱い
・顔面蒼白

■熱けいれん

大量に汗をかくと水分と一緒に塩分(ナトリウム)も失います。
その状態で塩分の含まれない飲み物で水分補給をしてしまうと、さらに血液の塩分濃度が下がって不足し、筋肉の収縮ができなくなり熱けいれんを起こします。

症状は、
・手足のつり
・筋肉痛
・筋肉のけいれん

■熱疲労

大量に汗をかいたことによる脱水状態のことで、体内の水分とナトリウムが失われ、循環する血液量が減り臓器機能にも影響がでてきます。
熱疲労の対応を怠ると重症化して危険な状態になります。

症状は、
・悪心、嘔吐
・頭痛
・判断力の低下
・集中力の低下
・全身倦怠感

■熱射病

脱水が進行して体温が40℃を超え、中枢機能に異常が出ている状態です。
体温調整の機能が失われるほか、意識障害や過呼吸、全身けいれんなどの症状があらわれ、対応が遅れるとショック状態になり死に至ります。

症状は、
・高体温
・呼びかけに応えない(意識障害)
・歩くことができない(行動障害)
・ろれつが回らない(言語障害)

注意!熱中症になりやすい人と熱中症が増える時期

熱中症
熱中症は誰でもなる確率がありますが、特に注意が必要な年代や、熱中症が増えるシーズンについてまとめました。

熱中症になりやすいのは真夏&梅雨!

熱中症がもっとも増えるのは7月〜8月の昼間で、救急搬送される件数は真夏日(気温30度以上)から増え、猛暑日(35度以上)なると急激に増えます。

ほかにも梅雨時や、熱帯夜には注意が必要で、梅雨明けの蒸し暑くなった時期は体が暑さに慣れていなかったり、湿度が高く汗がかけず体温調節がうまくできない場合があるからです。

人の体は暑い日が続く環境にいるとだんだんその暑さに慣れ、適応する暑熱順化(しょねつじゅんか)が起こりますが、急に暑くなると体が変化に対応できずに熱中症になってしまうのです。

【熱中症に注意したい気候まとめ】

・気温が高い・梅雨明け・湿度が高い・風が弱く日差しが強い・熱帯夜の翌日・急激に暑くなった日

特に熱中症に注意が必要なのは乳幼児&高齢者

特に熱中症を起こしやすい年代は、

男性:0〜4歳、15〜19歳、55〜59歳、80歳前後
女性:0〜4歳、80〜84歳

に多くなっています。

男性の15〜60歳前後に熱中症が多い理由は、青年期では運動強度が高い、中年期は仕事の負担が大きいからです。

乳幼児の熱中症

乳幼児はまだ汗腺が未発達で大人のように体温調節ができない上、新陳代謝が活発で体温が高いことが熱中症の原因です。
特に車の中は体温より室内の方が高温になりやすいので要注意です。

また、真夏の晴れた日は照り返しで地面に近いほど気温が高くなり、気温が30度の時でも、地面から30cmの高さで33度、5cmの高さだと35度を超えていたというデータも残っています。

ベビーカーに乗せている間もこまめに様子を見て変化がないか確認しましょう。

【乳幼児の熱中症を防ぐポイント】

■汗のかき方を観察する
顔が赤い、発汗がひどい場合は体の深部体温はかなり上昇しています。

■水を飲むことを覚えさせる
こまめに給水を促し、暑い日の水分の取り方を教えていきましょう

■少しずつ暑さに慣れさせる
様子を見ながら外で遊ばせ、暑熱順化が起こるようにしましょう

■熱発散しやすい服を揃えましょう
衣類は汗をかいても乾きやすく、べたつかない素材のものにして発汗作用が適切にできるようにしましょう

高齢者の熱中症

人は高齢になる程脂肪がつきやすくなり、体の中の水分の割合は少なくなっていきます。

元々水分が少ない上、身体の機能低下によりのどの渇きを感じにくく水分摂取が足りないことが高齢者の熱中症の原因で、中にはトイレに頻繁に行くのを嫌がり水分摂取を控えていたり、自分は大丈夫だろうと油断している人も多いので注意が必要です。

また、高齢者は心機能や腎機能など内臓機能が低下していたり、熱中症になっていることに気がつくまでに時間がかかるなどの理由で、異変を訴えたときには重症化していることが多い傾向があります。

【高齢者の熱中症を防ぐポイント】

■室内環境に気をつける
高齢者の熱中症は室内に多いことが特徴。
部屋の中でも油断せずに室温調整をしっかりしましょう。

■こまめな水分補給
高齢者は喉の渇きを感じにくいので、喉が乾いてから補給していては間に合わない場合があります。
時間や量で水分を管理して、不足しないようにしましょう。

熱中症は命に関わる!乳幼児と高齢者は特に注意

熱中症は多分大丈夫だろうと思っていると、後に後遺症が残ったり命を落とすこともあります。
梅雨明けから真夏にかけては、たとえ運動していなくても熱中症になる確率が上がるので要注意。

特に身近に乳幼児や高齢者がいる場合は水分補給を促したり、様子に異変はないかこまめに確認してあげてくださいね。

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SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪