こんにちは
SmileHouseです。
暑い季節や体温の高い赤ちゃんや子どもは
汗をかきやすく、あせもができやすくなります。
汗をかくことは体温調節をしたり、老廃物を体外に排出する大切な機能なので
汗をかかない生活を心がけるのではなく、あせもを予防して快適に過ごしましょう。
今回はあせもの予防法と、できてしまった時の治療法についてまとめました。
あせもを予防しよう

汗をかいた後に放置してしまうことがあせもの原因。
なのでしっかり汗をかいたあとは
適切なケアをしてあせもを防ぎましょう。
あせもの予防:肌を清潔に保つ
最も効果的で簡単な予防法は肌を清潔に保つことです。
1,こまめに汗をふく
汗をかいたまま放置してしまうと、皮膚の表面に汚れがたまった状態になり、
汗腺が詰まってしまいます。
汗をかいた場合はタオルやハンカチでふいてお肌を清潔に保ちましょう。
ですが、ゴシゴシこするのは禁物!
やさし~くポンポンと拭いてください。
2,シャワーを浴びる
その際は汗を流すだけで十分です。
ボディーソープで1日に何回も使うのは、お肌が乾燥してしまう原因になります。
外出先などでシャワーを浴びれない場合は
制汗シートなども効果的ですが、
赤ちゃんの場合は大人用の制汗シートは刺激が強いので
ウェットティッシュなどで拭いてあげましょう。
3,こまめに着替える
汗をかいて濡れた服をそのままにしておくと雑菌も繁殖しますし、
ずっと汗が肌にくっついた状態になります。
とくに赤ちゃんや子どもは汗をかきやすいので
夏場や外出するときには着替えを持っていると安心です。
服の素材は
を選ぶとあせも対策になります。
赤ちゃんの場合は、おむつもこまめに替えてあげてください。
おむつの中は汗や排出物で蒸れやすく、
炎症をおこしやすくなるため、特に清潔を意識して保ちましょう。
あせもの予防:しっかり保湿
お肌を清潔にした後はしっかり保湿しましょう。
夏場はジメジメして湿度も高いため、
保湿はしなくても大丈夫、なんてことはありません。
夏は紫外線が強く、日焼けをして肌の水分が減った状態になったり、
冷房などで肌がとても乾燥しやすい環境なのです。
オイリー肌でテカテカしているから保湿は必要ないと思っている人も、
根本原因は乾燥肌だったということも多いのです。
とくに赤ちゃんの肌は大人よりも潤いを保つ力が弱く、
すべすべしているように感じても、
実はとても乾燥していることがよくあります。
ベタベタするクリームが苦手な人も、
サラッとしたつけ心地の保湿クリームもたくさん売っているので、
保湿は1年中しっかりすることを意識してください。
あせもの予防:部屋の環境を保つ
エアコンは体によくないという話も聞きますが、
風が直接当たらないように工夫しながら
夏場は湿度が高いので除湿機をかけたり、
扇風機で部屋の中に風をおこすなど、
体温調節がまだ苦手な赤ちゃんが快適に過ごせる環境をつくりましょう。
1日中ずっとというわけではなく、
時間を区切るなどをして工夫してみてください。
あせもができてしまったら「とびひ」に注意

あせもに気をつけて対策していても、できてしまうこともあります。
その時1番気をつけたいことは、重症化して「とびひ」になることです。
患部が痒くてかきむしって傷になったところから
ブドウ球菌などの菌が繁殖し、
水疱ができてまた痒くてかきむしり、
中の液が周りについて・・・というようにあっという間に広がっていきます。
とびひは1度なると治癒するまで時間もかかりますし、
何より痒くて痛い状態が続くのは嫌ですよね。
たかがあせもと甘くみずに、
あせもが出来てしまった場合は早期の段階で
適切な対応をして治してしまいましょう。
あせもの治し方

あせもの治し方:肌を清潔に保つ
予防法と同じように、あせもができた後も
肌を清潔に保つことを徹底しましょう。
基本的なスキンケアは予防と同じように、
これをしっかりしてこれ以上あせもを増やさないようにしましょう。
あせもの治し方:患部をかかない
あせもはかゆいので
無意識のうちにポリポリかいてしまいがち。
とくに赤ちゃんや子どもは、
我慢できずにかきむしってとびひになったり、
そこから化膿して悪化してしまうということも考えられます。
かかないことが1番良いですが、
赤ちゃんや子どもにあせもができた場合は
かいてしまったとしても肌が傷つかないように爪を短く切ってあげましょう。
あせもの治し方:体温の上昇をさける
あせものかゆみは体温が上昇することで、強く感じるようになります。
なのであせもができた場合は、体温をあげてしまう行動を控えてみてください。
普段はエアコンをつけないようにしている方も、エアコンを使いましょう。
寝ている間に室温が高くなり、寝汗で悪化してしまうことがあります。
とくに寝ている間は無意識にかきむしってしまうことがあるので
治るまでの間は、部屋の温度や湿度に気をつけてみてください。
香辛料やアルコールは体温を上げる効果があり、汗をかく食べ物です。
あせもが出来てかゆい場合は控えたほうが良いかもしれません。
あせもの治し方:ステロイド外用薬を使用する
「ステロイド」と聞くと「強い薬」「副作用がある」
などのイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
使用量や薬の強さに注意すれば、あせもを早く治すのには効果的です。
ステロイドには抵抗がある方は
非ステロイド外用薬であせもに効果のある薬もあります。
薬は薬局やドラッグストアでも購入できますが、
きちんと薬剤師の方に相談した上で購入してくださいね。
赤ちゃんや子ども、妊娠中の方、授乳中の方が使用する場合は
必ず医師か薬剤師の方に相談しましょう!
薬は早い段階から上手に付き合えば、
症状が早く収まって長引くことを防いでくれます。
まとめ
あせもの予防や治療は肌を清潔に保つことが最も効果的です。
普段から気をつけていることを、もう少しだけ意識してみるだけで大丈夫。
赤ちゃんや子どもは無意識にかいてしまうこともあるので、
環境を整えたり、薬や保湿を上手くして対処してあげてくださいね。