手足口病とは?症状・治療法・予防法をまとめました。

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

子どもがよくかかる夏風邪の一つに手足口病があります。
手足口病は夏季に流行するウイルス性の感染症で、特に5歳以下の乳幼児に多く集団感染することが特徴です。

今回は手足口病ってどういう病気?症状は?治療法・予防法などをまとめました。

手足口病とはどういう感染症?

手足口病

手足口病は夏に流行する!

手足口病は夏に流行し、6月ごろから増え始めて、7月ごろにピークを迎えるウイルス性の感染症です。
感染する80%以上は5歳以下の乳幼児で、大人は免疫を持っている人が多いので基本的には感染しませんが、疲れや寝不足などで免疫が落ちている状態だと稀に感染します。

手足口病は感染していても症状が出ない不顕性感染になることも多いので、手足口病になったことがないと思っていても免疫を持っている人がたくさんいます。

ただ、子どもは免疫がまだ出来ていないことや、原因になるウイルスがエンテロウイルス(A6)、コクサッキーウイルス71(EV71)、コクサッキーウイルス(A10)など複数の種類があるので何度も感染する可能性のある感染症です。

潜伏期間は?感染経路はどこ?

潜伏期間は3日〜6日ぐらいです。

手足口病は3つの感染経路があります。

飛沫感染

くしゃみや咳と共にウイルスが飛び出して感染します。

接触感染

感染した子どもがおもちゃを舐めてついた唾液や、鼻水、ドアノブに触れるなどで手・目・鼻・口の粘膜からたい何に入って感染します。

経口感染

感染した後は2週〜4週程度は呼気や便から菌が排出されます。
子どもの場合、乾燥した便の粒子を吸い込んだり、トイレやおむつ交換の際に手指が便に触れた後、十分に洗わないままにお友達に触れて感染が広がる場合があります。(軽糞感染とも言います)

子どもは衛生観念がまだ発達していないことや、人同士の距離が近く接触がよく生じること、まだウイルスの抗体を持っていない子も多いことが原因で、保育園や幼稚園で1人がかかるとあっという間に集団感染していきます。

手足口病の症状は?

口の中の粘膜や手足に2〜3mmの水疱性の発疹が出て30%ほどの確率で1日〜3日発熱します。

水疱もかさぶたにならずに治り1週間程度でなくなり、1か月後に手足の爪が剥がれてしまうこともありますが、新しい爪が生えてきますが、口の中の水疱が潰れて口内炎になり食事や飲み物を受け付けなくなった場合に脱水症状にならないように気をつけてください。

ただ、手足口病は数日で治る感染症ですが中枢神経系の合併症には注意が必要です。

手足口病の合併症

特に注意が必要なのは中枢神経系の合併症です。

■髄膜炎
■小脳失調症
■脳炎
■急性弛緩性麻痺
■心筋炎
■神経原性肺水腫

などです。

特にエントロウイルスは、他のウイルスより中枢神経系の合併症を起こしやすいので経過はじっくり観察してください。

この症状が現れたら病院へ!

手足口病は普通であれば自然に治りますが、下記のような症状が現れたら合併症が心配なので医療機関を受診しましょう。

■38℃を超える高熱が2日以上でる
■嘔吐、下痢をしている
■頭痛がひどい
■視線を合わせることができない
■呼びかけても反応しない
■水分を取れず、排泄がない

などです。
脳炎や髄膜炎は適切な治療が必要なので「大丈夫だろう」と思わずに1度見てもらいましょう。

手足口病の治療方法は?

手足口病は特効薬がないので、特別何か治療することはなく口内炎の痛みを取ったり荒れた粘膜を保護する薬を塗る程度で経過をみます。
飲み物は刺激の強いジュースなどは避けて、麦茶や薄味のスープなどにし、食事も噛まずに食べれるゼリーや豆腐、冷たいおじやなど刺激の少ないものを摂取していれば5日前後で治ります。

ですが上記のような高熱が続く、水分が取れないなどの症状が出始めた場合は治療が必要なので医療機関へ行きましょう。

手足口病の対策は?

手足口病にはワクチンや予防薬はないので石鹸で手洗いすること、タオルを共用しないことなど衛生面を気をつけるしかありません。
気をつけなくてはいけないのは、治ったあとや感染はしていても症状が出ていない人でも、呼吸器や便からウイルスが排出していることです。

なので発症期間だけ隔離していてもあまり有効ではなく、衛生観念がしっかりしていない乳幼児の間では感染の広がりを防ぐのはとても難しいのが現状です。
ただ、手足口病は発症しても症状が軽く、多くの場合は5日程度で治るので感染に対して神経質になりすぎなくても大丈夫で、ほとんどの人が子どもの頃に罹患して免疫をつけている感染症です。

対策するなら、手洗いと排泄物の処理をきちんとすることの2点を徹底してください。

どのぐらいで登園できるようになる?

もし手足口病と診断された場合、幼稚園や保育園はどのぐらい休まなければいけないか?という疑問ですが、明確な出席停止期間は決まっていません。
というのも、症状が治まってもウイルス排出が続くことと、感染していても気がついていない場合もあるので、発病期間だけ休んでもあまり効果がないのでインフルエンザや麻疹、おたふく風邪のように決められた規則はまだありません。

なので、全身状態が良好になっていれば登園は可能ですが園によっては医師の診断書が必要だったり、独自の基準を決めていることもあるので1度確認しましょう。
口腔内の水疱が痛くて食事に支障がある場合は様子を見た方が良いことと、プールの授業がある場合は水疱が潰れたとき中の液体からウイルスが漏れてしまうと接触感染の可能性があるので控えたほうが良いです。

神経質になりすぎなくてOK!だけど合併症には注意!

手足口病は大人になるまでに多くの人がかかる病気で、症状も軽く自然に治癒するので神経質になりすぎなくても良い感染症ですが、ウイルス性の脳炎や髄膜炎な重い症状の出る合併症には注意が必要です。

少しでもおかしいな?と異変を感じたら医師の診断を受けてくださいね。

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SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪