子どものしつけ「夫婦間で意見が違うときや兄弟の叱り方」

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

子どものしつけに関して「厳しくした方がいいの?それとも甘くした方がいいの?夫婦間で意見が違う」という悩みや、
「兄弟姉妹だと上の子に厳しく接してしまいがち」という声をよく聞きます。

そこで今回は、

・子どものしつけは厳しいor甘くどちらがいいの?
・夫婦間でしつけ方が違ってもいいの?
・兄弟姉妹を叱るときはどうしたらいい?

についてまとめました。

子どものしつけ「甘くする?厳しくする?」

子どものしつけ
子どものしつけで「厳しくするのが良いのか、甘くしたほうがいいのか?」を悩む人は結構多いのではないでしょうか?

厳しくしすぎるのは子どもの自尊心や主体性を奪う可能性があるのであまりよくありませんが、かといって一切叱らずに甘やかすのも違う気がしますよね。

どうすればいいかというと、厳しい・甘くするといった「型」にはまったりこだわらずに子どもの様子を見ることが非常に大事。

子どもをしつける時は厳しさ・甘さという基準で考えるのではなく、子どもの気持ちを大切に受け止め、見守ることが最優先。

ついあれこれ口出したくなりますが、「こういうときもあるんだな」と長い目で見て受け入れる姿勢が子どもの成長には欠かせません。

ワガママと甘えの区別をつけることは難しいところですが、子どもの成長には「甘え」が必要で、幼少期に安心して甘えられる環境があることが子どもの心を健全に育てていくために必要不可欠なのです。

あまり厳しくしすぎると、子どもは何をする時にも「これでいい?」「これがいいかな?」「これはダメ?」と親の顔色を伺うようになり、判断力や自主性が育ちません。

もし、現状で子どもが顔色を伺っているような感覚があるなら、その時に「どう思う?」「どれがいい?」「何がダメだと思う?」と、子どもの気持ちを聞いて判断させるよう促してあげましょう。

逆に子どもが全く言うことを聞かない、ダメだとわかっていることをしつこくし続けるといった場合は、一度厳しくいったほうが良いでしょう。

子どものしつけに正解はないので、実際に関わっているときの様子を見ながら自分自身を振り返り、毎日学びながら調整していくしかありません。

ついつい「しつけ」が「おしつけ」になってしまいがちなのですが、気づいた時から修正ができるので大丈夫。

しつけには厳しい・甘いといった型はなく、その子に合わせてオーダーメイドしていくものだと思っていてくださいね。

まず大切なのは子どもの気持ちを受け止めること

子どものしつけは叱る褒める以外にも、ゆとりを持って「そんなこともあるよね」と受け止めるときも必要です。

いつも型通り完璧にしなくてはと思っていると、子どもも親も疲弊してしまい、うまくいきません。

「そんなときもあるよね〜明日はやってみようね」と、子どもを許してあげることを忘れずに。

いつも厳しいと「きちんとしないと、自分はお母さんに嫌われてしまうかもしれない」「きちんとしてない自分はダメなんだ」と受け取ってしまいます。

「しつけ」と聞くと厳しくするものという印象がありますが、本来は「社会で気持ちよく暮らすために必要なもの」です。

人間は社会を形成して生きていくので、社会のルールを教えることや相手の気持ちになれる感受性を身につけることが大事になります。

子どもの気持ちを聞いたり、選択肢を与えない関わりが良くない理由の一つが、そういう風に自分の気持ちを大事にされなかったり、受け止めてもらえなかった子は、

相手の気持ちを大事にしたり受け止め方がわかりません。

人の気持ちがわかるためには、まずその子自身が「大事にされた」「気持ちを汲み取ってもらえた」「寄り添ってくれた」といった経験が必要です。

その子らしさを大切にする

しつけは早くしなくちゃいけない、という決まりはありません。

「はやく」始めることよりも焦らずゆっくりと「その子らしさ」を大事にしてあげる方が良いでしょう。

例えば、目先のことが一つできたらそれは素晴らしいことなので褒めてあげると良いですが、大切なのは人間社会で他人と共存しながら、その子が幸せに生きるための力をつけてあげること。

ここでいうと、ただ褒めるだけがゴールではなく子どもが「自分ってやればできるじゃん!」「自分ってすごい!」という風に自己肯定感を育ててあげることが大事になります。

自己肯定感がきちんと育っていると成長してからも、色々なことに挑戦できますし、人と良好な関係性を自らつくることができるようになります。

本当は自分でやりたかったのに、はやくしたほうがいい!と先走ってしまうと子どもの自己肯定感が育ちにくなることもあるので、しつけは「はやさ」よりも、子どもの様子を見ながら進めるのをオススメします。

子どものしつけ「夫婦でしつけの方針が違うとき」

子どものしつけ
例えば、子どもが悪いことをした時にお母さんは「ダメでしょ!」と叱るけれど、お父さんは「まだ叱らなくていいじゃないか」という風に意見が別れることもあると思います。

子どもから見ると、同じことをしているのに、叱る人と許してくれる人がいる状態になるわけですが、こういうときはどうしたら良いの?と思う人も多いのでは。

でも、これはそのままでOK!

お父さんとお母さんの基準が違っていて全然良いのです。
(ただ、あまりにも違いすぎる、例えば両極端に違うことが多いというようなケースは話し合いが必要です)

夫婦の態度が違いが社会性を育てる

一つの事柄に対して夫婦の態度が違っていても、子どもに大きな問題が出るということはないとされています。

なぜなら、社会に出て人と接している中で、一つの出来事に対して全員が同じ反応をすることなんて滅多にありませんよね。

同じことをしても叱る人、許す人、無関心な人、笑う人など、色々な反応が返ってきます。

「〇〇さんの前ではOKだけど、〇〇さんにはしちゃダメ」ということが理解できるのは社会性の一つで、これは基本的なルールを踏まえながら人と気持ち良い距離感で過ごすために必要な力。

夫婦間で子どもへの接し方が違うと、「こういう時、お父さんは許してくれるけどお母さんはすごく厳しい」という違いを認識し、子どもなりに態度を使い分けるようになります。

これが子どもの社会性の発達につながっているのです。

また、お父さんが育児に積極的に関わっている家庭の方が子どもの社会性は発達しやすいというデータもあります。

両親の対応の違いが社会性を育てるわけですから、しつけの方針が全く一致していなくても心配はいりません。

ですが、先にも書いたようにあまりにも違いすぎることが多い場合は話し合った方が良いでしょう。

意見の違いは夫婦にとっても良い

しつけに対する夫婦の意見はいつも一致しなくても大丈夫なのは、社会性を育てるだけでなく

お父さんに叱られたときに、お母さんのところで息抜きするという風に子どもが落ち着ける場所が確保できるという理由もあります。

ただ、そのときに注意したいのが「お父さんガミガミして怖いね」という風に悪口を言わないこと。

ただ子どもの話を聞いたり気持ちを受け止めてあげるだけにしましょう。

また、夫婦間で意見が違うと話し合いのきっかけになります。

そこで相手のことをまた理解することにもつながるので、「なんでしつけの方針が違うの」と責めるのではなく、お互いの考えを話し合うようにしましょう。

子どものしつけ「兄弟姉妹の叱り方」

子どものしつけ
兄弟姉妹を叱るとき、つい上の子にはキツく叱って下の子に甘くなってしまうという方も多いのではないでしょうか。

兄弟の叱り方として良いのは、年齢・性別・個性に応じてその子に合わせること。

上で書いたようにしつけは「オーダーメイド」が基本です。

子どもにとって遊びとは発達を促したり、その子なりの知的な研究の現れ。

一人一人こだわりやルールがあるので、兄弟間でケンカが多発するのは仕方のないことでもあります。

ケンカ=ダメと頭ごなしに言ってしまわずに、ケンカをした理由を聞いてみたり関わり方を工夫してみましょう。

上の子が遊べる環境を整える

兄弟姉妹で遊んでいると、上の子が遊んでいるところを下の子が邪魔しに行ってケンカに・・・というケースはすごく多いと思います。

そこで「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんだから」と邪魔されても我慢しなさいという風な関わりはオススメできません。

大人でも、コツコツ続けていたジクソーパズルを崩されたり、ゲームをセーブする前に電源が抜かれたりするとイラッとしますよね。

上の子が下の子に遊びを邪魔されたときも同じような心境になっています。

それを「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」としてしまうのは酷だし、上の子が下の子に優しくするのが「当たり前」ではありません。

そこで叱られると子どもは「遊びを邪魔された上、自分が叱られた」となり、「弟がいなかったら」とか「自分より下の子の方が大事にされている」と受け取ってしまいかねません。

大切なのは、上の子下の子ではなく、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)はどうしたかったの?」です。

叩いてしまったりケンカになった理由を聞いてあげて、上の子が遊べる環境を設定してあげましょう。

例えば、パズルやシール貼りをするときは机のうえでするようにして、下の子には「机の上は、お兄ちゃん(お姉ちゃん)がパズルをする場所だから、見せてほしいときはお願いしてね」と伝えましょう。

そして下の子が邪魔をしてしまったときは、「弟(妹)は〇〇したかったみたい」「まだ小さいから邪魔しちゃったっていうのがわからないんだよね。ごめんね」と、その子がわかるように丁寧に説明してあげてください。

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから我慢しなさい」といった関わりではなく、子どもが納得できるように接することが大事です。

結果だけ見ずに理由を聞くこと

ケンカをするのは必ず理由があります。

上の子が下の子のおもちゃを取るのも、その子なりに理由があるわけです。

いつも兄弟ケンカのときは上の子を叱っているなら、もしかすると「下の子は許してもらって甘えているのに、自分はいつも叱られて甘えられない」という感情があるのかもしれません。

子どもの気持ちを聞かないままに叱っても、子どもは納得できないし意味がありません。

まずは「どうしてケンカになっちゃったのかな?」と聞いて、可能であれば兄弟間のコミュニケーションの橋渡しをしてあげましょう。

きちんと名前を呼ぶ

社会のルールや絶対にやってはいけないことは兄弟姉妹は関係なく覚えなければいけません。

だからそういったことは兄弟間で差をつけずに平等に叱ったり教えることが大事。

それ以外の部分は、個性や年齢に合わせて関わりを変えると良いですが、どんなときも「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」ではなく名前を呼んであげましょう。

上の子からすると、上に生まれてきたくて生まれた訳ではないので、子どもの視点から見るとある意味兄弟姉妹は理不尽なことなのです。

だからこそ、きちんと「〇〇ちゃん(くん)」と名前で呼んであげた方が子どもは「大事にされている」と感じます。

しつけはその子に合わせて「オーダーメイド」

子どものしつけは厳しくor甘くといった「型」にはめるのではなく、その子の様子を見ながら調整していくことが大事。

そこで夫婦間で多少意見が違っていても、問題ありません。

どんな時でも「子どもの気持ちを聞いてあげる」「子どもに寄り添う」ことを忘れないことの方が大切だからです。

子どもがぐずったり兄弟姉妹でケンカをするのは、必ず理由があります。

その理由を汲み取ってあげることが、子どものしつけでは良い結果につながるので、「〇〇はどういう気持ちだった?」と聞いてあげることを意識してみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪