子どものしつけ。イヤイヤ期の悩みQ&A【その1】

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

子育ての中でも悩み、イライラ、葛藤の多い時期の一つが2歳前後の「イヤイヤ期」ではないでしょうか。

理想では〇〇したいと思ってもできないことや感情のコントロールがうまく出来ないこともあると思います。

今回はそういったイヤイヤ期に関する「〇〇の時ってどうしたらいいの?」という質問とオススメの対処法をまとめました。

子どものやりたいことや気持ちがわからない、親はどうしたらいい?

イヤイヤ期

お気に入りのおもちゃで遊んでいても、急に不機嫌になったり「イヤ」と言い出したとき、

なぜ不機嫌になったのか、何に対して「イヤ」と言っているのかわからない、

でも子どもは「イヤ」「イヤ」というばかり・・・。

そうなると大人は「何が言いたいのか、何がしたいのかわからない」、

子どもも「なんでわかってくれないんだ」とお互いイライラしてしまって悪循環になってしまいますね。

そういう時は、子どものこだわりや言いたいこと、やりたいことを一つずつ確認していき、

共感して、子どもの気持ちを代弁してあげてください。

まだ自分の気持ちをうまく表現したり伝えることができずに子ども自身も「どうにもできない!」とイライラしていますので、

親もイライラしてしまいますが、ここはグッとこらえて「どっちがいいの?」「自分でやりたい?」など、

子どもが答えやすい(選びやすい)問いかけをしながら、子どもの気持ちを引き出してあげましょう。

「イヤイヤ期」と呼ばれる時期は、しつけを教えることよりも、子どもの気持ちを受け止めてあげることを優先してください。

また、最も重要なのは「関わる側のコンディションを整えること」。

子育てに関する知識をたくさん知っても、子どもと関わる側に気持ちのゆとりがなければ実践できませんね。

そのためにも「完璧」や「理想」は手放し、ある程度のことは「まぁいいや」と軽く流して心にゆとりが持てるよう心がけましょう。

子どもに何かして欲しい時は命令ではなく、信頼を積み重ねる

何かできないこと、イライラすることがあったの子どもの反応は様々です。

例えば、物を投げる子、できるまで何度もやり直す子、さっさと見切りをつけて他のことをやりだす子など。

どんな反応だったとしても、まずはその子の気質を受け入れてあげましょう。

むしゃくしゃして物を投げたとしても、「何で投げるの?ダメでしょ」とただ叱っておしまいにしてしまわずに、

「うまくできなくてイライラしたね」「こうしたかったのかな?」と子どもの気持ちや、やりたかったことを代弁してあげてください。

(ただ、イライラした時に人に向かってモノを投げる場合は、気持ちを代弁するだけでなく、その行動は危険だと教えてあげましょう。

どんな場合でも、自分自身と他人を傷つける行為はしてはいけないことだからです。)

そして気持ちに寄り添った後、できれば「これは、こうしたらできるよ」と子どものやりたかったことの解決策を実際にやって見せてあげましょう。

子どもの気持ちを整理して、根気よく接している間に、子どもの気持ちも落ち着きますし、

子どもとの間で「自分の気持ちを理解してくれて、わかってくれた」という信頼が築かれます。

この信頼関係がとても大事。

子どもに言うことを聞いて欲しくて「〇〇して」「〇〇しないで」とこちらの要求や命令を先に伝えがちですが、これは逆効果。

これは大人同士で関係性を築くときに置き換えるととてもわかりやすいのですが、

「あれして」「こうして」と自分の欲求ばかりを言ってくる人と親しくなりたい、何かしてあげたいって正直、思わないですよね。

まずは自分が相手の話を真剣に聞く、相手に心を開いて欲しいと思ったらまずは自分が心を開いて関わる、

というように、まずは「自分が先」「してもらうより、与える」というのが人間関係の構築には大切なことですが、

子どもとの関係性でもそれは一緒で「まずは子どもの気持ちを聞く」ことが大事。

先に相手のことを聞いたり、心を開いて関わったからといって、相手も同じようにしてくれるとは限りませんが、

こちらの要求を伝えるだけの関わりより、信頼関係は生まれます。

たとえ自分の子どもでも、こういった小さな信頼関係を積み重ねていくことが、結果的に親子の絆を深めますし、

子どももお父さんやお母さんの気持ちを理解しようとしたり、今回は言うことを聞いてみようといった行動につながっていきます。

子どもがすぐに親を叩く

しつけ

思い通りにならないことがあるとお父さんやお母さんを叩いて、自分のむしゃくしゃした気持ちを表現したり発散する場合はどうしたら良いのでしょうか?

そういう時は、他のことに気をそらすor子どもにお母さんの気持ちをはっきりと伝えましょう。

だれかれ構わず叩くのなら少し話は違いますが、お父さんやお母さんといった身近な人にだけでる態度なら、

それは自分の嫌なことや辛いことを表現した一種の甘え。

よっぽど痛かったり怪我の恐れがある場合は、「今の強さや程度は人を傷つける」ことを教える必要もありますが、

イヤイヤ期の間は【他のことに気をそらす】のが良い対処法の一つ。

何に対しても「イヤ!」と言ったり、癇癪(かんしゃく)を起こしやすい時期なので、子どもの気持ちを対象からそらしてあげることや、

「何かイヤなことがあったの?」と気持ちを聞く方法をとりましょう。

子どもとの会話は「I(アイ)メッセージ」を意識して

これはイヤイヤ期や子どもとの関わりに限らず、人間関係を構築する時にも重要なことなのですが、

会話するときは「お母さんは、痛かった」「(私は)片付けてくれると嬉しい」など、

「私は〇〇だと思う、思っている」という風に【主語を私(I)にする】ことがとても大事。

自分の欲求の伝え方には、このように自分を主語にして伝える【I(アイ)メッセージ】と、相手を主語にして伝える【YOU(ユー)メッセージ】があります。

基本的にユーメッセージは、相手に対して「自分の思い通りにしてほしい」というコントロールやリクエストを含む発言になります。

例えば、おもちゃを片付けてほしい時に

「おもちゃを出しっぱなしにしないで、ちゃんと片付けてね」というのは、主語を入れるとわかりやすいですが、

「あなた(ユー)は、おもちゃを出しっぱなしにしないで、ちゃんと片付けなさい」とユー(YOU)を主語にした命令になりますよね。

ユーメッセージは伝える側にその気がなくとも、ノンバーバル(非言語のコミュニケーション)では、相手に命令しているように伝わりやすく、相手も命令されていると感じやすいコミュニケーションです。

(当事者同士が気づいていなくとも、無意識下ではそういうコミュニケーションになっている、という意味です)

人はずっとユーメッセージを発信され続けると、

「あれして、これしてばかり言う」「私はいつもあなたの欲求を聞いている」「〜すべきを押し付けられている」という風にコントロールされるストレスを感じますし、

発信している側は「自分の欲求ばかりを伝えてくる人」という印象を他人に与えます。

逆にアイメッセージだと先ほどの例は、

「おもちゃを出しっぱなしにしないで、ちゃんと片付けてくれると、私は助かる」とか「おもちゃを出しっぱなしにしないで、ちゃんと片付けてくれると、私は嬉しい」

というような伝え方になるのでは、と思います。

つまり、「私は助かるんだよね、あなたがおもちゃを片付けてくれると」という風にアイ(I)が主語になっています。

これはあくまで「自分の感想や気持ち」を伝えているだけなので、子どもはおもちゃを片付けてもいいし、片付けなくてもいいという選択肢を持っていますね。

ユーメッセージもアイメッセージも「おもちゃを片付けてほしい」という欲求は伝えているのですが、主語をアイにして伝えるだけで全く違った印象を相手に与えます。

子どもとの関わりでアイメッセージをオススメする理由は、自分の気持ちや感情をオープンに伝えるコミュニケーションがとれるので、

対等な関係性を築きやすく、自分のことを知ってもらいやすくなるし、相手も自分の気持ちを話しやすくなるからです。

ユーメッセージが悪いというわけではないのですが、あまりアイメッセージを伝えていないなと感じる場合は意識してみると良いかもしれません。

子どもに対してイライラする感情が抑えられない

イヤイヤ期

子どもの「イヤイヤ」にイライラして「お母さんももうイヤ!」という風に、子どもに苛立ちをそのままぶつけてしまう・・・こともありますよね。

理想だけをいうと「子どもの気持ちを汲み取って」とか「子どもに寄り添って」と言えますが、

実際、ずっと子どもと接しているとイライラすることも、それがどこかで爆発してしまうのも仕方のないことです。

それで「子どもに苛立ちをぶつけた」と自分を責めたり、「自分の子育ては間違っているかも」と思い悩んでいる人もいるかもしれませんが、

こういうケースを改善するなら、子どもにイライラをぶつけないようにする、と決めるよりも

「イライラを発散させる方法がないかな?」という方向へ意識を向け、行動パターンを変えてみましょう。

「〇〇をしない」というルールを決めると、それができなかったときにどうしても”出来なかった自分”を責めてしまいます。

それよりも「〇〇しちゃった」と軽く受け流し、パートナーや友達に言って発散させるのも一つの方法。

我慢やイライラは溜め込めば溜め込むほど、大きく爆発したり、大きな反動が返ってきます。

子どもは自分の所有物ではないので、どんなに頑張っても思い通りにはならない、と吹っ切って

思い悩んでしまう時間とエネルギーを、自分の時間がとれるように調整したり、思い切って子どもを預けて趣味をしたりという風に

ストレスコントロールのために使う癖をつけていく方が良いかもしれません。

ちょっとしたオススメですが、”子育て日記”を書くのも良いですよ。

日記は自分の気持ちや感情が整理できて脳もスッキリしますし、客観視するキッカケになります。

まずは今日イライラした出来事や気持ちをぜーんぶ書き出してみてください。

それだけでだいぶスッキリするはずですが、余裕があればそのあと、

本当は〇〇したかったという本音や、この出来事を子どもの立場になってみたらどう思うかな?など、

自分の本当の気持ちを振り返ったり、視点を変えて捉え直す時間をとってみてください。

頭の中でモヤモヤしていることを紙に書いて外に出す、というのは脳科学的にも効果があるとされているのでぜひ一度試してみて、

よければ習慣にしてみてください。

頑張らないことも大事

この時期に大切なのは「頑張らないこと」。

しつけをどうしようとか、理想は〇〇とか、そういうことよりも「まぁいいや」という息抜きが大事。

「ゆるく」「力を抜いて」・・・といっても頑張らないと!ちゃんとしなきゃ!と思う場合は、自分のコンディションを保つことを頑張りましょう。

自分の心にどのくらいゆとりがあるのか?で、子どもを受容する気持ちや、共感する気持ちの度合いにもつながっていくからです。

自分がしんどい時やいっぱいいっぱいの時に、他人の気持ちを考えたり寄り添うのはしんどいし、ましてやそれを続けるのはもっと難しい。

そもそもそれが出来てしまうなら「悩み」はうまれませんよね。

だから、上手くいかないこと、イライラすること、悩むことも当たり前のことだから、頑張らず”乗り越える”方向を考えていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪