【共依存】なぜ依存し合ってしまうのか?特徴的な関わり方と傾向

こんにちは
SmileHouseの妙加です。

お互いに依存しあって自立していない関係性を共依存と言いますが、

共依存に発展しやすい関わり方や関係性には特徴があります。

今回は

なぜ共依存関係が築かれるのか?

共依存になりやすい関係性とその特徴などをまとめています。

【共依存】共依存関係を築きやすい性格の特徴と心の仕組み

2017.10.21

共依存に発展していく関わり方

共依存

共依存という関係性は

共依存者と依存者が互いに依存して成り立っていますが、

その関係性が築かれる始まりは大きく分けると2パターンあるので

ご紹介します。

1、依存体質の人と親密になる

共依存者が依存体質の人と親密になり、共依存関係が構築されていくケースです。

共依存者の方は人当たりの良い人が多いのですが、誰に対しても平等に優しいのは、

「自分は誰も選ばない」という姿勢でもあります。

そういうスタンスは、依存体質の人を引き寄せやすいのです。

「みんなに平等に優しい」のは何の問題もありませんが、

相手の依存が強くなってくると、自然と共依存の関係性になっていきます。

頼ってくる人をコントロールして関係性を作る

こちらは共依存者が無意識、無自覚でふるまい、

相手を依存者にしていくケースです。

本人は「頼ってきている人のために善行をしている」というように

「人のため」に行動している感覚を感じていることが多いのですが、

実際には相手を依存させ、徐々に自立できないようにしてしまいます。

頼ってくる相手の話や欲求を聞き、無条件の愛情を注いでいるように感じるかもしれません。

しかし、その中でさりげなく自分の欲求をし、コントロールしています。

そして最終的には、自分の欲求は飲み込ませる関係性を作り出します。

それが叶わない場合はさらに相手を自分に依存させ、コントロールしようとします。

そのため本人から見て、

立場や能力が下(劣っている)と感じている人と親密になる傾向があります。

相手より優れている、勝っていると感じることで自尊心を守っているのです。

この関係性は、

本人が「頼ってくる相手のために」という気持ちでいる事が多いことと、

相手も最初は

「この人は頼りになる、受け入れてくれる」という認識から始まる事が多いため、

関係を続けていくうちに

「一緒にいてもなぜか満たされない」
「何かがおかしい・・・」

と、違和感や寂しさ、不信感を感じながらも

共依存になっていることに当人達は気がつかないというケースが多くあります。

共依存になりやすい関係性

共依存

共依存の傾向がある人が作る人間関係にはいくつかの傾向があります。

親子、夫婦、恋人、友達など関係性は様々でも、

共依存関係の作り方は似たようなものになります。

友人間の共依存

友人間で深刻な共依存関係になることは稀ですが、

友人間でも共依存になることはあります。

例でいうと、

  • いじめられやすい子をいつも助ける役をかって出る
  • 困ったときはいつも同じ子を頼って解決してもらう

などの関係性です。

友人をいつも助ける役割と
いつも助けてもらう役割に分かれ、

お互いに依存しやすい関係性だからです。

この場合だと、

いつも助ける役割の子が友人を甘やかし、依存に発展していきます。

友人間で深刻になることは希といっても、こういった関係性に慣れていると

その後の性格形成に影響が出たり、

その他の人間関係でも依存した関係性を作りやすくなる傾向があります。

また、「頼られると放っておけない」というのは共依存関係を作りやすいとされています。

親子関係

親子の共依存でよくあるのが、親が「あなたのため」と言いながら

あれこれやってしまったり、指示したり、従わせる関係性です。

「あなたのため」という言葉で子どもを思い通りにしようとするのは

親子の間の共依存でも非常にわかりやすく、特徴的です。

こういう関わり方をされると子どもはいつまでも自立できませんし、

心の成長がストップし、自分の気持ちややりたい事がわからなくなっていきます。

「あなたのため」と自分の要望を通そうとするのは、結果的に子どもを支配している関係性です。

なぜ親子間で共依存が生まれやすいかというと、

子どもは生まれたばかりは親なしでは生きていけないので

必然的に「子どもが親に依存する」という関係性が作られます。

ですが、本来は成長とともに、

学校行き、社会を知り、自立して一人の人間として生きていきます。

その過程で親が「子どもに依存されている状態」を望む

親が子離れしないため、子どもも親離れできなくなり、親に依存した状態が続きます。

「親に依存している子ども」に「親が依存する」という構図が

親子間の共依存関係なのです。

親子間で共依存の関係になると、子どもを「依存状態」に置いておきたがるので、

進路や習い事、友人関係、恋愛関係など様々なところで口出しをし、

「子どものために」と言いながら、自分の思い通りの選択をさせるようになっていきます。

もう少し歪んだ関係になると、

子どもが引き起こした問題を「子どものために」と尻拭いしたり、

責任を取ることに奔走したり、

逆に、子どもに親の問題の責任を取らせたり、面倒を見させる

「都合の良い子」を作り出すというケースがあります。

基本的に「依存する事」が心の根底にある人が子育てをすると

子どもとは共依存の関係性が作られる可能性が高くなります。

また、共依存の関係性で育った子どもはそれが当たり前なので、

大人になっても、共依存の関係性になれそうな

パートナーを無意識に選ぶようになります。

共依存とは、世代を超えて引き継がれいくのです。

【共依存】大人になっても親離れ・子離れできていない関係性とは?

2017.11.03

恋人関係・夫婦関係

共依存の関係性に一番なりやすいのが恋人や夫婦感です。

嫉妬深く、疑い深くなって相手を束縛したがり、

最終的には相手が根をあげて去ってしまうパターンが多いようです。

自信がないため、安心を求めるため

  • 自分のこと好き?
  • もっと二人のこと考えてよ
  • 今なにしてるの?
  • 自分を1番優先して

というような言動に現れます。

共依存の恋愛関係はいつも満たされない関係性なので

苦しい事や悩み、不満が多くなります。

そして、のめり込めばのめり込むほど、「失うものが多い恋愛」になってしまうのです。

友人、仕事、金銭、時間など、「相手のために」と色々なものを犠牲にし、

関係性を継続するためには止むを得ないとどんどん相手中心の状況になっていき、

ふと我に返った時には色々なものを失っていて、

何も残っていなかったという状態になることもありえるのです。

【共依存】共依存恋愛って幸せなの?不幸せなの?

2017.10.27

まとめ

共依存の関係性を解消するには、どちらかが相手から自立しなくてはいけません。

生まれたばかりの子どもは、大人に依存しなければ生きていけませんし、

「自分はこの人がいると安心して生きていける」と子どもが思えるような

環境を作ってあげることが、心の安定につながる時期もあります。

ですが、子どもが成長してきたり、大人になってから作る友人やパートナー間では

お互いに自立している関係性が理想的です。

今、何かしたいことがあったとき

「〇〇がいるから」「〇〇の面倒を見ないといけないから」

というように、特定の人物の名前を出して、断ったりやめたりしていませんか?

共依存についてはこちらの記事にもまとめていますのでぜひご覧ください。

【共依存】誰かに必要とされたい依存症。共依存の特徴とは

2017.10.07
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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪