【トラウマ】トラウマができる原因と心身に現れる症状

こんにちは
SmileHouseの妙加です。

トラウマをそのままにしていると人間関係、仕事、子育てなどでも

様々な影響が現れます。

その影響で余分にストレスを感じたり、自分の人生の幸せがわからなくなっていたり・・・

という方は実は多いのです。

今回はトラウマができる原因と、トラウマが影響している症状についてまとめました。

トラウマの原因

トラウマ

身近な体験でもトラウマになることがあるのですが、

具体的にどのような出来事が
トラウマになるのでしょうか?

トラウマの原因について紹介していきます。

トラウマ体験が心の傷になる要因

トラウマ体験には、自然災害、事故、戦争以外にも
虐待、ネグレクト、いじめなど

日常で起こりうる出来事も含まれます。

肉体的、精神的問わず、本人の存在を脅かす経験

というのがトラウマ体験になります。

生死の危機、自分ではどうすることもできない出来事に直面する、
予想、想像を絶する出来事に直面する、

などに加えて、

  • 感情(ショック、悲しみ)を受け止められない
  • 誰にも相談できず抱え込んだ
  • どう対応すれば分からなかったが、一人で対処した

というようなことが重なると
その出来事がトラウマとして心身に刻まれる可能性が

高くなると言われています。

日常で起こりうる最大のトラウマ体験とは?

とある研究によると、日常的に感じるストレスこそが

最大のトラウマになると言われています。

特に、「DVの目撃と暴言による言葉の虐待」

の組み合わせが後々に最も深刻な影響を与えると言われていて、

身体的虐待、ネグレクトよりもさらに強烈な
インパクトを与えるとされています。

身体的なDVより言葉によるDVの方がダメージが大きく、

6倍近く、言葉のDVの方が
深刻な影響を与える研究結果が出ています。

実は、一般的に言われている虐待(身体的な暴力行為)以上に

夫婦間の喧嘩を目撃させることや
子どもに対して暴言を吐くという行為の方が

精神的なダメージは大きいのです。

家庭内でトラウマになりやすい出来事

暴言

あまり問題視されていませんが、暴言は聴覚からの虐待です。

本人は日常化されてしまい気がついていなくても、
実は日常的に暴言を浴びて過ごしていたという方は多いのです。

親の不仲

家庭内でトラウマになる要因の6割が両親の不仲だと言われています。

安全基地になるべく存在が自ら子どもから安心できる環境を奪ってしまうため

対人関係での緊張感や攻撃性に繋がりやすく、

後々、自傷や自殺の原因にもなる
傷になっていることが多い出来事です。

関係性から生まれるストレス

暴言、両親の不仲、虐待ということがなくても、

  • 両親の過干渉(過保護)
  • 条件付きの愛情
  • 支配的な態度
  • 両親が子どもに依存し、世話をさせる

というような出来事もトラウマになります。

虐待

身体的・精神的・ネグレクト
全てにおいて虐待行為はトラウマになります。

度重なる引っ越し(環境変化)

引越しをするとその度に、友達との別れ、環境の変化
新しい場所への不安など大きなストレスがかかるため、

幼少期の度重なる引っ越しは子どもにとっては
精神的な負担になると言われています。

性的外傷体験

日本では比較的少ないですが、
海外、特に米国では多いトラウマ体験だと言われています。

特にこのような体験は

「他の人に言ってはいけない」
「誰にも打ち明けることができない」

という苦痛も伴うことが多いため、
深刻な症状に繋がると考えられています。

家庭外でトラウマになりやすい出来事

いじめ

家庭外でトラウマになった出来事の約6割を占めると言われ、

持続的になる程大きな傷になります。

性的外傷体験

外傷全体の3割が性的外傷体験で、
近親以外からのものは約7割です。

【トラウマ】今も消えない心の傷は人生にどう影響する?【PTSD】

2017.09.15

トラウマの症状

トラウマ

では、私たちが実際にトラウマ体験に遭遇した時

どういう症状が身体に現れるのでしょうか?

私たちはトラウマ体験に遭遇すると様々な心理的反応がうまれ、

トラウマ反応という症状が現れます。

トラウマ体験が引き金になって起こる症状をまとめて紹介します。

再体験

再体験とは、トラウマ的な出来事が繰り返し体験されることです。

自分の内から記憶が蘇るという正常な記憶の振り返りとは少し違って、

  • 自分の外側から「侵入してくるように(無理やりに)思い出される」
  • 五感を通じて鮮明に思い出し体験する
  • 過去の出来事ではなく、今起こっているかのように感じる

という特徴があります。

今まさにリアルタイムで起こっているように感じるのを「フラッシュバック」
睡眠中に起こると「悪夢」
思考の中で起こると「侵入症状」

と呼んでます。

トラウマへの固執

この再体験の厄介なところは、そのトラウマ体験に支配され、

自らそのような体験を
繰り返し再現しようとする傾向が現れることです。

例えば、
戦争で身近な人を亡くした人が志願兵になったり、
性的虐待を受けた女性が将来的に風俗店で働くなどがあります。

回避・麻痺

回避というのは、記憶を思い出すことや

呼び起こす可能性のある環境を避けることです。

本人に自覚がなくても無意識的に
体験を思い出しそうな環境、場所、状況、人を避ける傾向を見せます。

また、

  • 記憶を切り離す
  • 感情を切り離す
  • 無感覚になる

ということは麻痺と呼びます。

「解離性健忘」や「感情の鈍化」などが
回避・麻痺反応になります。

人はできる限り恐怖を味わいたくないものなので
自然な反応なのですが、

この回避や麻痺の衝動が強いと
トラウマ克服には時間がかかります。

過覚醒(覚醒亢進)

自律神経のバランスが乱れ、
交感神経が優位になった状態が続き、

常に緊張した状態、過敏な状態になることです。

  • 警戒心が過剰に強くなり、周囲に過敏に反応する
  • イライラして暴力的になる
  • 不眠
  • 集中力の低下(周囲に注意過多になり1点集中できなくなる)

という症状が現れます。

慢性的な神経の昂ぶり、極度の緊張状態が続くため、

生活の中で神経過敏状態から抜け出せず、
気持ちが張り詰めてしまい心の余裕がなくなっていきます。

否定的認知

自分や周りの人、社会や環境に対して
ネガティブな認識や否定的な認識を持つようになることです。

自分に対して
自分には価値がないと自己否定をしたり、
強い罪悪感、羞恥心を抱いたり、

他人に対して強い嫉妬、恨み

社会や環境に対して反感、危険な場所だという認識

などがあります。

また、麻痺という症状と合併して

「自分は生まれてきてはいけない存在だから、こういう目にあった」
「自分はこの世にいてはいけない存在なんだ」

というように自分へ否定的な認知をすることで感覚を麻痺させて

傷つくことを避けることもあります。

トラウマから否定的認知が生まれると、

  • 喜び、楽しさ、というような生き生きとした感情も感じない
  • 他人や社会からの孤独感
  • 未来への失望
  • トラウマ体験を思い出せない(乖離)

というような感覚になることがあります。

境界性パーソナリティ障害という疾患がありますが、

こういった背景が原因となり引き起こされていくパターンがよくあります。

解離性障害

解離というのは、自我の統合が薄れる症状です。

解離性障害の95%以上の人は
トラウマ体験があると言われています。

自分の記憶や感情を切り離してしまい、
自分が自分ではないと感じたり、

自分の記憶や出来事が他人事に感じてしまうことです。

日常でも小さな解離を私たちは起こしていることがありますが、

(考え事をしている間に会議が終わっていた、
スマホを見ていて電車を乗り過ごした。。。など)

ここでいう解離は
離人感、健忘、現実感の喪失などです。

離人感というのは
自分が自分という感覚が持てず曖昧
自分を客観的に見ていてリアル感がない

というような症状で
多重人格やヒステリーといった症状に繋がることがあります。

発達障害のような症状

トラウマの記憶は本人が覚えていなくても
ずっと潜在意識の中には残ったままになっています。

言ってみると、
脳の容量を常に使用した状態なのです。

本来なら10の容量があるはずが、
その記憶があることによって2割、3割は圧迫されて
使えない状態になっているため、

ADHDのような症状が現れたり、
なかなか仕事が覚えられない、集中できない、

というような症状や

過剰適応(周りに合わせすぎてしまう)や
過緊張などで日常生活や人間関係でも不具合を感じたりと

生きづらさを感じることがあります。

トラウマになっている記憶はそこで時間が止まっているため、
それに関連するイメージが幼い頃に見ていたままで止まっていたり、

大人になったにも関わらず、
子どもの頃に抱いた印象を持ったままという

ちぐはぐが起こったりします。

トラウマに関連して生じる障害

依存

トラウマが生み出す精神への影響で
もっとも多いのが依存(嗜癖)です。

トラウマで傷ついた心を
自己治癒しようとしたり、

癒しを求めて依存症へ発展するパターンがとても多いのです。

自傷行為

自傷行為の背景には、
解離、愛着障害、虐待、ネグレクトや

自傷行為を行う80%の人にトラウマ体験があると言われています。

見捨てられ不安

トラウマ体験を重ねると
心の根底に見捨てられ不安と言われる不安を感じる

傾向が強くなります。

特に幼少期の頃に対人関係でのトラウマ体験は
死を連想するような不安を心の中に残します。

その傷が見捨てられ不安として現れるのです。

見捨てられないように、

  • 周囲の顔色を伺って関わる
  • 自分の本音を話さない
  • 人の意見に合わせて行動する

という過剰適応という状態になります。

また、トラウマ記憶の影響で

  • なかなか力が抜けずリラックスできない
  • 人と安心して過ごすことができない
  • どう見えているのか人目が気になり落ち着かない

という過緊張状態も引き起こします。

見捨てられ不安、過剰適応、過緊張は
トラウマが起因となって現れる典型的な症状です。

子どものトラウマ症状

トラウマ

子どもは大人よりも
言葉で表現する能力は育っていませんが、

身体症状に現れやすくなっています。

普段と雰囲気が違うかもしれない?と
思った時は注意深く様子を見てくださいね。

身体症状

  • 手足の硬直
  • 意識を失う
  • 腰痛、頭痛
  • 吐き気、めまい、過呼吸
  • 食欲不振、過食
  • 過覚醒

    過度の緊張状態が続くことによる心身の変化。

  • 不眠
  • 小さな物音に驚く(過緊張)
  • 再体験

  • 突然、興奮状態になる
  • 突然、人格が豹変する
  • 悪夢を見るようになる
  • 突然、虚言を言うようになった
  • 麻痺(解離)

  • 表情が乏しくなった。
  • 悲しいことがあっても泣かない
  • とある場所や状況を嫌がり避けるようになった
  • ぼーっとする時間が増えた
  • 精神的な混乱

  • 行動や思考、発言にまとまりがなくなり、突拍子もないことをするようになった。
  • 夢で見たことと現実の区別がついていない
  • 否認

  • とある出来事がなかったかのように振る舞う。
  • とある話題について話すことを明らかに拒否する
  • 無力感

  • あまり遊びたがらなくなった
  • 食事の量が極端に減る
  • 引っ込み思案になり、主体性が薄れた
  • あまり話さなくなった。
  • 罪悪感

  • 強い罪悪感から自傷行為(自分を叩く、傷つける)という行動をするようになった。
  • 他人に暴力(叩く、ける)を振るうようになった。
  • 物を壊す。
  • 退行症状

  • 赤ちゃん返り
  • 幼児語を話すようになった
  • 発達の遅れ(年相応の発達をしない)
  • 愛着障害

  • 過度に甘える
  • 近寄ってこなくなる
  • 秩序なく複雑な反応をする
  • 大人の対応が大事

    子どもは大人より自我機能が未発達のため、
    子ども同士の関わりの中でトラウマ体験になるような出来事が発生しやすくなります。

    また、一見普段と変わらない様子でも
    実は深刻な問題を抱えている場合もあるので、

    注意深く子どもの様子は毎日見ておく必要があります。

    • 心配をかけたくない
    • 問題を抱えていることを恥じている
    • 辛い状況だということを認めたくない

    というような気持ちがあって、
    子どもから話出すことがなかなかできない場合もありますし、

    大人(両親、家族、学校の先生など)も、

    • 子どもが辛い状況にいる
    • うちの子に限って・・・
    • 何かあったら話してくれるだろう

    という現実から目をそらし
    否認する気持ちが生まれやすいので、

    子どものストレスやトラウマ体験に
    気がつかなかったり、軽んじてしまうことがあります。

    毎日しっかり様子を確認し、
    会話などのコミュニケーションもたくさんとって
    見逃さないようにしていきましょう。

    トラウマが心や行動に与える影響

    トラウマ

    トラウマが日常に影響しているかもしれない場面は例えばこんなことがあります。

    • 人に心を許すことが難しく、なかなかできない
    • 急に怒りがこみ上げたり、泣きたくなる(涙が出る)など感情のコントロールができない時がある
    • 家族や友人などに愛情や優しい気持ちを感じられない、感じられなくなってきた
    • 恋愛がいつも長続きしない
    • よく複数の人と付き合っている、または、三角関係になってしまう
    • 嫉妬心が強く束縛してしまう、不満が多く喧嘩が絶えない
    • 結婚してから関係が変わってしまい仮面夫婦になった
    • 子どもに対して強い怒りを感じる、抑えきれない怒りを感じ手を出してしまう
    • トラウマ体験に関係する出来事を直視できず現実逃避してしまう
    • 自分や他人の人生を妨げる問題や課題に対して取り組むことが出来ない、途中でやめてしまう
    • 問題(人間関係・仕事・環境・状況・失敗)などに適切に対処できない
    • 能力的に上げられるはずの成果や結果を出すことが出来ない
    • 自分や他者を大切にすること、尊重することが難しい、または出来ない
    • 自信がない、意欲がわかない(無気力)だが理由がわからない。

    トラウマ体験の自覚があってもなくても、
    上記のような行動・思考パターンが多い場合は

    何かトラウマを抱えている可能性があります。

    トラウマは先ほど述べたように過去の記憶が処理されないまま

    残ってしまっている、いわば冷凍保存された記憶です。

    そのため、

    • 強烈なトラウマ体験がある
    • 覚えていないが、蓄積されたトラウマ体験がたくさんある

    という人ほど、強い影響を受けていると考えられます。

    トラウマは

    「今ここで、自分らしく、ありのままでいることを 奪ってしまう」

    記憶や体験でもあるのです。

    時間の流れや発達を止める

    無時間性とも関連していますが、
    トラウマ体験はその出来事で傷ついた時間のまま

    時の流れを止めてしまう性質があります。

    そのため、4歳でトラウマ体験をすれば
    4歳の発達過程の課題を残したまま、

    長い期間そのまま傷を負ったままだと
    全体的にも発達が遅れたような状態になります。

    発達障害そのものではありませんが
    似たような症状が出ることはあります。

    結果として、自己認識や他者認識に歪みやズレが生じて

    自己愛性パーソナリティ障害や
    境界性パーソナリティ障害に類似した状態が現れることがあります。

    外見にも影響が出ると、
    顔つきや雰囲気が実年齢より幼く見える傾向があり、

    トラウマが原因で発達障害に類似した症状が現れることから、
    「第4の発達障害」「発達性トラウマ症候群」
    などと呼ばれることがあります。

    感情調節や行動に影響が出る

    感情を認識して表現する能力を育てるには、
    幼少期に、養育者との関わりが重要で、

    そこでのやり取りの中で子どもは
    感情の認知、表現、コントロールを学んでいきます。

    そのため、その時期に

    • 理由が明確ではない理不尽な怒られ方
    • 気まぐれな対応(無秩序)

    というような関わりをされると、

    自分の感情をどう認識し、どう表現すれば良いのかが
    わからなくなります。

    さらに、虐待や暴言など
    養育者が抱えている問題が引き起こす理不尽な環境で育てられると、

    そこで負う強いストレスや、湧いてくる感情を
    発散したり表現する方法に歪みが生じて

    後々に大きな問題行動になって現れたりします。

    そうなった場合、大抵が

    本人自身がどうして自分はこういう行動をしてしまうのか?
    どうして問題を起こしてしまうのか?というのはわからないけど

    そうせずにはいられない状態に
    なっていることが多いのです。

    強い欲求不満や苛立ちをコントロールするために
    自傷行為や、他者を傷つけるというような行動に出ることもあります。

    リストカットなどはもちろん、
    赤ちゃんだと、壁や床に頭を打ち付ける「頭打ち」という行動を見せることがあります。

    連続性の欠如

    トラウマ体験が癒えないままということは、
    危機や非常事態が常に自分の側にあるということです。

    そのため、次に何が起こるのかというのがわからず、
    安心できない状態にいるため、連続性が欠如した状態になります。

    連続性というのは、

    認識や意識、信頼、対人関係、役割、立場、
    歴史(時間の経過の中での自己同一性)などのことです。

    その連続性が欠如すると、

    • 刹那的(非常に短い時間軸。あと先を考えず、今この瞬間だけを充実させて生きようとする行動。
    • 特に、一時的な享楽(快感)を求める傾向)

    • スキルや経験が積み上がる感覚がせず、自信も積み上がらない
    • 日常が楽しくない、虚しく感じる

    ということが起こります。

    能力・パフォーマンスの低下

    トラウマは、処理されないまま残っている記憶です。
    そのため、脳の容量を常に使用し続けている状態になります。

    何かをするときに、今ここに集中して能力を発揮しようとしても、
    過去の記憶の保存にエネルギーを取られ続けてしまうため、

    本来の力を発揮することができません。

    特に問題なくこなせそうな仕事や、
    乗り越えていけるであろう壁であっても、

    動きが鈍く、力を発揮できない状態だと、
    うっかりミスや、物忘れ、トラブルなどを起こしやすくなるのです。

    無意識にトラウマを再演する

    トラウマになる心の傷を負うと、
    私たちの心の変化として、

    • 体験したトラウマ体験の被害者になり、再現する
    • 体験したトラウマ体験の加害者になり、再現する

    ということが起こります。

    どういうことかというと、性的虐待にあった人が、

    再びそのような出来事が起こりうる場所に身を置いたり、
    誘発するような関係性を維持したり、

    職業として働き出したり、という行動を起こすことがあります。

    支配的な養育者に育てられた人が、

    支配的な関わりをするパートナーと結婚したり、
    自分が支配する関係性(子どもへの虐待など)を作ったりするのです。

    これは、本人が自覚していたり
    のぞんでいたり、引き寄せているというわけではありません。

    私たちは、本能的に記憶は、抑え込むのではなく
    再び感じ、時間軸を動かし、適切に処理することができれば

    解消することができることを
    脳や体は知っているため、無意識的に再演し、

    トラウマ記憶を処理ようとしているのです。

    ですが、こういう場合、
    再演していることに本人が無自覚であることと、

    安心、安全な環境で行われることがほとんどないため、
    トラウマをが解消されるケースはほとんどありません。

    それどころか、より関係性がこじれたり、
    問題が複雑になったりして、悪循環に陥ったり、

    トラウマのシナリオ通りの結末を迎えることが多いのです。

    人間関係がうまくいかない

    トラウマ体験の傷を持っている人が特に弱くなるのが対人関係です。

    繰り返し反復で出来上がったトラウマ(複雑性トラウマ)などが
    典型的な例ですが、

    トラウマ自体が人からの関わりで作られたものです。

    そのため、特に複雑性トラウマを持つ人は人間関係のストレスに弱かったり、

    ストレスを抱えやすい傾向があります。

    傷を抱えた人から見れば、
    人は恐怖、脅威、信頼できない存在の源であり、

    避ける、戦う、信用しない、その場で硬直して身を守る対象になります。

    行動としては、

    • ヒステリックになりやすい
    • 攻撃的
    • へりくだってしまう
    • 相手の欲求をそのまま受け入れようとする
    • 下手に出てしまい、とりあえずすぐ謝る

    というような態度で接することが多くなり、

    相手から見下されたり、利用されたり、支配されるという
    関係性が自然と作られてしまうことが頻繁に起こるようになります。

    依存症を引き起こす

    トラウマは依存症を引き起こすことがわかっています。

    依存症は、問題を自分で解決させようとする未熟な自己治癒の象徴です。

    トラウマ体験から生じる、
    恐怖、不安、緊張、ストレス、興奮、寂しさを

    緩和させるために、心のよりどころとして
    アルコール、ギャンプル、薬、恋愛などへ依存していくのです。

    リラックスできない

    トラウマ記憶が処理されないというのは、
    本人が自覚している、していないに関わらず、

    恐怖体験がそばにあり続けるわけですから、

    • いつも緊張している
    • 相手に無意識に合わせ続けてしまう
    • 体の力を抜くことができない
    • いつもそわそわしてしまって落ち着かない
    • 常に人目が気になっている

    という風にリラックスできない状態になります。

    そのため、休んでいるつもりでも
    内面はいつも消耗し、疲れた状態が続きます。

    ありのままの自分で過ごすことにブロックがかかっているため、

    自分らしく過ごすことが妨げられるのです。

    自信がない。

    トラウマ体験を抱えている人はいつも自信がない傾向があります。

    何か起こった出来事に対して

    • 自分に根本的な問題がある
    • 自分の感覚がおかしい
    • 自分は罪深い存在だからだ

    というような感覚を持つ人もいます。

    本来ならそのような感覚を持つ必要はないのですが、

    • 自分に問題があるならそうするしかない
    • 一生この気持ちと付き合うしかない

    というような
    烙印を押されているような感覚に陥るのです。

    これは色々な視点で物事を見て考え方を変えてみても
    感覚の話なので変えることができません。

    この感覚は、私たちは何か問題があると、
    その原因を人に帰属させようとする傾向を持っていることからだと
    考えられています。

    トラウマ体験が起こった理由を
    自分自身に帰属させて、

    自分が悪い子だったから、こういう目にあった
    自分がいい子にしていなかったから、仕方ないんだ

    というように自ら烙印を背負ってしまうのです。

    まとめ

    トラウマはそのままにしていると

    人間関係や仕事にも影響を与えますし、何より

    その人らしくありのままに生きづらくしてしまいます。

    ですが、時間はかかっても必ず克服できるので

    こちらの記事も参考にしてみてください。

    【トラウマ】トラウマを克服する4ステップ【セルフワーク】

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    包み隠さず話しています。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪