【アトピー 】子どものアトピー原因や症状は?悪化を防ぐにはどうする?

こんにちは
Smile Houseです

アトピー は子どもに多い皮膚疾患の1つです。

かゆみのある湿疹が体にできるのでついつい掻いてしまって

悪化したり、

よくなったと思っていたらまた悪化・・・と

繰り返し症状が出てなかなか治りにくいので

悩んでいるお母さんも多いと聞きます。

ですが、適切な方法でケアをしたり、

環境を整えるだけで乳幼児期のアトピーは

症状をコントロールすることが可能だと言われています。

今回はアトピーの基礎知識や原因をまとめました。

【アトピー】アトピーの症状を抑える有効的な方法【生活習慣改善】

2020.03.26

アトピーの基礎知識

アトピー

アトピー性皮膚炎はバリア機能が低下した状態

アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴う湿疹が繰り返し

色々なところにできる皮膚病の1つです。

私たちの皮膚は、熱や痛みを感じる知覚作用、

発汗して体温を調整している体温調整機能、

害のある菌や刺激から体を守ったり、など

色々な役割をしてくれているのですが

アトピー性皮膚炎は表皮の一番外側にある角質のバリア機能が衰え、

皮脂の分泌が減り、水分を保つ力が弱い状態になっています。

そのため皮膚がとても乾燥しやすくなります。

バリア機能が低下しているので

本来なら問題のない刺激に弱くなり(菌や抗原)

アレルギー反応を起こしやすくなって、かゆみが出たり炎症を引き起こします。

また、バリア機能が衰えた状態の皮膚は

かゆみを感じる知覚神経が表皮まで到達して、

ほんの少しのかゆみも感じやすくなるため

かゆみに耐えれず掻いてしまい、さらに悪化していくという

悪循環になりやすい疾患です。

特に乳幼児ごろの子どもは

アトピー性皮膚炎になると

かゆみに耐えれずに血が滲むほど掻いてしまうことも多く、

まだまだ肌はデリケートな時期なので、患部が悪化して化膿しやすくなります。

アトピー性皮膚炎の原因

実はアトピー性皮膚炎の原因ははっきりとわかっていません。

遺伝からの体質、食生活の変化、生活スタイル、

環境因子、外部から肌への刺激など、

人によって原因が違っているのですが、

アトピー性皮膚炎になる原因は1つではなく、多くの因子が積み重なり、

重なったたくさんの因子に

さらに新しくトリガーとなる因子が重なって症状が現れています。

アトピー性皮膚炎は、

  • ダニやハウスダスト、カビ
  • 食物(特に3歳ごろまで)
  • 遺伝によりアトピー素因がある
  • 入浴などで使用する石けん
  • ストレス
  • 乾燥肌
  • 環境、有害物質との接触
  • 皮膚の常在菌

などが原因で引き起こすことが多いですが、1番多いのはハウスダストやダニです。

ホコリにはダニがたくさん潜んでいるので要注意です。

アトピーの症状は?

アトピー性皮膚炎はかゆみを伴う湿疹が左右対称にできるのが特徴ですが

発症した年齢によって少しだけ部位に違いがあります。

乳児は頬や額といった頭部に多く、悪化すると胸や背中、四肢関節に広がっていきます。

幼児になると、頸部や関節、首や耳たぶに多くなり、

大人になると、上半身に多く症状が出るようになります。

カサカサと乾燥するとかゆみを強く感じるようになるため、冬は症状が悪化しやすい季節です。

肌の症状は主に7つあります。

  • 乾燥 皮膚の水分が少なくなっている状態
  • 紅斑 赤く腫れている状態
  • 鱗屑(りんせつ)フケのようなカサカサした皮が落ちる状態
  • 丘疹(きゅうしん)ブツブツとした形の発疹
  • 痂皮(かひ)掻いたあとにできるかさぶた
  • びらん 皮膚が剥がれて、ただれた状態
  • 苔癬(たいせん)繰り返しかきむしってしまい、皮が厚く硬くなった状態

アトピー性皮膚炎はかゆみに耐えれずに掻いてしまうことで、

悪化するという悪循環陥ります。

アトピー性皮膚炎の重症度は4段階

アトピー性皮膚炎では重症度がどれぐらいなのかを診断するために

4段階に分かれています。

  • 軽度
  • 面積に関係なく、軽度の炎症。
    軽い乾燥や少し鱗屑がある程度。

  • 中等症
  • 強いかゆみや赤みのある発疹、皮膚が硬くなる苔癬が
    全身の皮膚の10%未満に見られる状態。

    かゆみによる睡眠障害を伴うこともある。
    症状が見た目にもわかるので、精神的にも不安を抱えやすい。

  • 重症
  • 強い炎症によって皮膚が腫れたり、むくみ、炎症を繰り返し皮膚がゴワゴワと乾燥した苔癬化、
    大量の鱗屑、皮膚面から隆起する丘疹の多発など激しく強い炎症が

    全身の10%以上、30%未満現れている状態。
    日常生活にも支障をきたす場合がある。

  • 最重症
  • 強い炎症が全身の30%以上に現れる。
    入院やステロイドの点滴や内服薬治療をする場合がある。

アトピーって遺伝する??

アトピー体質が子どもに遺伝する確率は

両親ともにアトピーは体質の場合、50%

どちらかがアトピー体質の場合、30%

と言われています。

しかし、アトピーは発症する因子が重なって発症するため

アトピー体質が遺伝しても発症しない人もいれば

親戚にアトピーの人がいなくても発症する人もいます。

また、日本人の10%はアトピー体質であると言われています。

アトピーは環境や生活スタイルにとても影響を受けるので

発症しにくい環境や生活スタイルを整えることが大切です。

アレルギー疾患を持つ人が増えたのと同じく

アトピー性皮膚炎の患者数も増えています。

理由として考えられている生活スタイルの変化は

  • 動物性たんぱく質をたくさん摂るようになった
  • 食品添加物をたくさん摂るようになった
  • 過度の清潔により免疫機能が低下している
  • 有害物質(排気ガスなど)に触れることが多くなった

などが挙げられています。

子どものアトピーの発症を抑えるには?

アトピー

子どものアトピーの発症を抑えるために妊娠中から気をつけると良いことは、

動物性たんぱく質(肉、乳製品、卵など)や

脂質(揚げ物など)の過剰摂取に気をつけて

和食中心の食生活にすることです。

また、アトピー性皮膚炎の原因の1つに乾燥肌というのがあります。

これは、フィラグリンという肌を潤った状態にする物質を

出す遺伝子が欠損していると起こります。

乾燥すると、バリア機能が落ちるため、ハウスダスト、食物(経皮接触)

などのアレルゲンとなる物質が入りやすくなり、アトピー性皮膚炎を発症しやすくなります。

そのため、子どものアトピーを抑えるには

  • アレルゲンとの接触を避ける
  • 肌が乾燥しないように保湿する
  • を意識することが大切です。

    こまめに掃除をしてハウスダスト(ダニ、カビ)との接触を減らすことが

    アトピー発症の抑制につながります。

    乳幼児のアトピーは改善しやすい

    アトピーは子どもに多く、

    4ヶ月頃の発症率は約13%、3歳児で約13.5%

    乳幼児の約10人に1人ぐらいの割合で

    アトピー性皮膚炎を発症していると言われています。

    ですが、この頃にアトピーを発症しても、

    成長とともに改善して、80%ぐらいの子は良くなると言われています。

    理由は、まだ肌の機能が発達しておらず外部からの刺激に弱い状態だったのが

    成長とともに肌が強くなりバリア機能が強くなることと、

    食物アレルギーが原因にあった場合も

    内臓機能の発達によって耐性ができることが多いからです。

    近年増えているのは大人のアトピー!

    アトピー

    アトピーは子どもに多く、小学校を卒業する頃には

    自然に治ることが多い疾患でしたが、

    最近では大人になってから再発する人も増え、

    成人してから初めて発症したという人も増えてきています。

    大人のアトピーは子どもより症状が強く出て、治りにくくなっています。

    大人アトピーの症状

    アトピー性皮膚炎の湿疹は全身にできますが、

    大人になると上半身にできることが多く、

    顔、首、胸、背中など、手で掻きやすい場所にできるため

    無意識に掻きむしって悪化してしまうことが多いようです。

    大人アトピーはストレスが関係している

    乳幼児期は食物や環境といったアレルゲンが要因になることが多く、

    自然と治ることが多いですが、

    13歳以上になってきてからのアトピーの悪化は

    ストレスなどの精神的な原因で悪化します。

    不規則な生活や不摂生な生活、

    仕事などのストレスが原因で再発するケースが多く、

    特に都心部に住む人に多いため、都会病の1つと言われています。

    子どもの頃は親が食事を作ってくれたり掃除をしてくれていても、

    親元を離れ、一人暮らしを始める人も増えますし、

    仕事で不規則な生活になることが多いからです。

    アトピーが悪化する原因は?

    アトピー

    知らず知らずの行動がアトピーを悪化させていることがあります。

    肌への刺激が強い

    汗をかいたまま放置していると菌が繁殖して不潔な状態になります。

    また、掻きむしってしまうのはもちろんダメですが、

    日常で使っている石鹸やシャンプー、

    化粧品や柔軟剤なども、バリア機能の低下している肌には強い刺激になります。

    食事でアレルゲンを摂取している

    食事をしたあとに症状が強くなる場合、

    何か食物アレルギーがあるのかもしれません。

    生活環境にアレルゲンが多い

    アトピー性皮膚炎を悪化させる要因として

    ハウスダスト(ダニ、カビ)や花粉、動物の毛などがあります。

    意外と気をつけなきゃいけないのが絨毯やカーペットです。

    カーペットの中は湿気がこもりやすいため、

    ダニが繁殖しやすくなっています。

    ダニは湿度55%以上になるととても居心地がよくなり、大量に発生します。

    カーペットや絨毯の素材も、

    ウールなど湿気がこもりやすいものは控えるのがオススメです。

    湿度を下げて、ダニの餌になる食べこぼしなどはすぐに片付けて、清潔を保つことが大事です。

    ストレスや生活リズムが不規則

    ストレスや寝不足は人の免疫力を下げるため

    アレルギー症状が出やすくなります。

    脂っこい食生活や添加物の多い食物をたくさん摂取することも、症状が悪化します。

    アトピー性皮膚炎はコントロールが大事

    アトピーは症状が良くなったり悪化したりを繰り返し

    根本治療が見つかっていないのが現状です。

    また色々な因子が原因になっているので、特定することも困難です。

    清潔に、規則正しく、というのは大人の場合なかなか難しいところもあるかもしれませんが、

    改善するためには意識してくださいね。

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    これまで私が経験してきたもののなかから
    子育てをしていく上で役立つ知識や体験を
    包み隠さず話しています。

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    ぜひお役立て下さい。

    ABOUTこの記事をかいた人

    SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪