子どものあせもは何故できる?対策と治療法まとめてみました

4月に入って一気に温かくなって
外に出るのが気持ちいい季節になってきましたね。

(花粉症の方は大変でしょうが・・・)

暖かくなると汗をたくさんかきますよね。
そうなると気をつけなくちゃいけないのが「あせも」です。

赤ちゃんや子どもはとくによく汗をかくので
あせもに悩んでいるママや、どう対策していけばいいかなと

思っているママもいらっしゃるのではないでしょうか?

それに、あせもって子どもだけでなく
きちんとケアしないと大人もなるんですよ~っ

今回は、そもそもあせもって何だろう?どうしてなるの?というところから、
あせもの対策、ケアの方法などをまとめてみました!

あせもとは

そもそもあせもって何でしょう??

私たちの体には常に体温を一定に保つ働きがあり、

寒い時は血管を収縮させて体内から熱が出ていくのを防いだり、
体を震わせて熱を生み出し、

暑い時は血管を弛緩させたり、汗をかくことで
体内の熱を外に逃しています。

あせもは正式には「汗疹(かんしん)」と呼ばれていて、
皮膚の下にある汗腺から皮膚表面までのびる
汗の通り道である汗管(かんかん)がつまることで発生する皮膚の疾患です。

似たような症状(ブツブツ、かゆい等)の皮膚疾患で湿疹というのがありますが、
厳密に言うと、あせもと湿疹は違います。

湿疹は症状もできる場所も多種多様で、
外部からの刺激(化学物質に触れる、擦れる、引っ掻く、
紫外線、寒冷等の刺激、薬物)といった

様々なことが原因で発生することがありますが、

あせもは汗が管につまって排出されずに炎症ができた状態で
大量に汗をかきやすい夏場に多いことが特徴です。

あせもにも種類があるのです

実はあせもにも種類があって、
汗がつまってしまう深さによって分けられていて症状も違います。
大きくわけると3種類あります。

紅色汗疹(こうしょくかんしん)

あせもって聞くとどんなイメージですか?
私は「かゆくて赤いブツブツ」って感じです。

かゆいから搔きたくなって掻いたら余計に痒くなって
痛痒くなって・・・

もう痒いからムヒとか塗っちゃって
「痛い~っっっ!!!」みたいなことを

子供の頃、よくしてました。
(絶対ダメですよムヒとか・・・。
よい子は真似しちゃいけない対応です笑)

この「赤くてかゆいブツブツ」のあせもは
紅色汗疹(こうしょくかんしん)と呼ばれているあせもです。

あせもと聞いたら多くの人が思い浮かべているのが
このタイプのあせもだと思います。

水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)

水晶様汗疹は皮膚の表面に近い角質層に汗がつまってできるあせもで、
透明又は白っぽい水疱(水ぶくれ)がたくさんできます。

大量に汗をかいたときにできることが多く、
高温の環境で長時間作業をしたり、

体温調節があまり上手にできない赤ちゃんや乳幼児に多いあせもですが、
皮膚の表面に近いため症状が軽いことが多く、
かゆみや痛みもなく、数日で自然治癒していきます。

深在性汗疹(しんざんせいかんしん)

深在性汗疹は真皮内で汗がつまってしまい、
放っておくと汗がでなくなったり熱中症になってしまうこともあるのですが、

日本ではめったに見られない症状で熱帯地域に多く、
長時間高温にさらされることで発症します。

大きく分けると3種類あるあせもですが、
今回は「赤くてかゆいブツブツ」の紅色汗疹について
書いていきたいと思います。

あせもができる原因

あせもは汗管に汗が詰まって炎症をおこしている状態ですが、
具体的な原因にはどういうものがあるのでしょうか?

大量の汗

汗をかくことはとても大切なことですが、大量にかきすぎると
あせもの原因になります。

なぜかというと、汗管は皮膚の奥から表面までつながっていて
汗を体外に排出しているのですが、

たくさん汗をかきすぎると、詰まってしまい、
本来なら体外に出るはずだった汗が排出しきれなくなるのです。

10人しか通れない道に
一気に100人が押しかけちゃうとパンクしますよね。

汗をかく原因は、運動や気温といった外的要因だけでなく、
更年期障害や肥満、甲状腺の機能亢進、多汗症などの内的要因もあります。

高温多湿で蒸れる

たとえ汗をかいたとしても、流れてしまったり、
蒸発してしまえばあせもは出来にくいのですが、

汗がそのままとどまってしまうと、あせもの原因になります。
身体の中でも蒸れやすく乾燥しにくい部位としては、

頭、額、首周り(特に服との境目)
脇や胸の下(下着と接触)
お腹周り(ベルトやパンツと接触)
肘の内側、足の付け根

これ以外にも、
包帯やギプス、絆創膏を貼っているところは
蒸れやすくなるのであせもが出来やすくなります。

赤ちゃんの場合はおむつと触れているところも要注意です!

お肌コンディションの低下

汗をかくたびにタオルでゴシゴシ拭いたり、
シャワーを浴びてボディーソープで洗っていると、

汗や汚れと一緒に大切な皮脂まで落としてしまい、
肌が乾燥してしまいます。

この乾燥したお肌の状態はあせもをできやすくしてしまいます。
お肌の水分と油分のバランスが整った状態が大事なのです。

赤ちゃんにあせもが多いワケ

大人に比べて赤ちゃんや子どもの方が
あせもになりやすいと言われています。

理由は、

大人に比べて赤ちゃんや子どもの方が代謝がよく、
少し動いただけで大量に汗をかくことと、

汗がでる汗腺は大人も赤ちゃんも同じ数があるということです。

なので赤ちゃんの方が、表面積に対して
汗腺がぎゅっとつまっていて密度が高いため、

あせもになりやすくなります。

汗をかくこと自体はとても大切なことで、
あせもの原因は、そのあとに放置してしまうことです。

赤ちゃんは自分で汗を拭いたり、
着替えたり出来ないので、
気づいた時にはすでにあせもになっていたということが多くなるのです。

あせもを予防しよう!

先程も書きましたが、汗をかくこと自体は
体温調節や老廃物を外に出す効果があり、

適度に汗をかくことはとっても大切です。
汗をかいた後に放置してしまうことがあせもの原因。

なのでしっかり汗をかいて、
適切なケアをしてあせもを防ぎましょう!

肌を清潔に保つ!

1,こまめに汗をふく
汗をかいたまま放置してしまうと、皮膚の表面に汚れがたまった状態になり、
汗腺が詰まってしまいます。

汗をかいた場合はタオルやハンカチでふいてお肌を清潔に保ちましょう。
ですが、ゴシゴシこするのは禁物!

やさし~くポンポンと拭いてください。

2,シャワーを浴びる
その際は汗を流すだけで十分です。

ボディーソープで1日に何回も使うのは
お肌が乾燥してしまう原因になります。

外出先などでシャワーを浴びれない場合は
制汗シートなども効果的ですが、

赤ちゃんの場合は大人用の制汗シートは刺激が強いので
ウェットティッシュなどで拭いてあげると良いですね。

3,こまめに着替える

汗をかいて濡れた服をそのままにしておくと
雑菌も繁殖しますし、ずっと汗が肌にくっついた状態になります。

とくに赤ちゃんや子どもは汗をかきやすいので
夏場や外出するときには着替えを持っていると安心です。

服の素材も通気性のよい麻や、吸水性のよい綿が含まれたものや、
最近よく見かけるようになった速乾加工がしてあるものを選ぶのも

あせも対策になります。

赤ちゃんの場合はおむつもこまめに替えてあげてください。

おむつの中は汗や排出物で蒸れやすく、
炎症をおこしやすくなるため、特に清潔を意識して保ちましょう!

しっかり保湿!

お肌を清潔にした後はしっかり保湿しましょう。

夏場はジメジメして湿度も高いため、
保湿はしなくても大丈夫~・・・なんてことはありません!

夏は紫外線が強く、日焼けをして肌の水分が減った状態になったり、
冷房などで肌はとても乾燥しやすい環境なのです。

オイリー肌でテカテカしているから保湿は必要ないと思っている人も、
根本原因は乾燥肌だったということも多いのです。

とくに赤ちゃんの肌は大人よりも潤いを保つ力が弱く、デリケートで、
すべすべしているように感じても、
実はとっても乾燥していた・・・なんてことがよくあります。

ベタベタするクリームが苦手な人も、
今はサラッとしたつけ心地の保湿クリームもたくさん売っているので、

保湿は1年中しっかりする!を意識してみてください。

部屋の環境を保つ

エアコンは体によくないという話も聞きますが、
風が直接当たらないように工夫しながら

夏場は湿度が高いので除湿機をかけたり、
扇風機で部屋の中に風をおこすなど、

体温調節がまだ苦手な赤ちゃんが快適に過ごせるように
環境をつくることは大事なことです。

1日中ずっとというわけではなく、
時間を区切るなどをして工夫してみてください。

あせもができてしまったら?

とびひに注意!

あせもに気をつけて対策していても、
なってしまうときだってあります。

あせもができたときに1番気をつけたいことは
重症化して「とびひ」になることです。

患部が痒くてかきむしって傷になったところから
ブドウ球菌などの菌が繁殖し、水疱ができて

また痒くてかきむしり、中の液が周りについて
あっという間に広がっていきます。

1度なると治癒するまで時間もかかりますし、
何より痒くて痛い状態が続くのは嫌ですよね。

たかがあせもと甘くみずに、
あせもが出来てしまった場合は早期の段階で

適切な対応をして治してしまいましょう!

あせもの治し方

あせもが出来てしまった場合まずは
肌を清潔に保つことを徹底してください。

基本的なスキンケアは予防と同じく、

・こまめに汗をふく(やさしくポンポン!)
・シャワーで汗を流す
・こまめに着替える
・しっかり保湿

これをしっかりしてこれ以上あせもを増やさないようにしつつ、
次のことも気をつけてみてください。

患部をかかない

当たり前のように感じますが、かゆくて無意識のうちに
ポリポリかいていた・・・なんてことはよくあることです。

とくに赤ちゃんや子どもは、我慢できずにかきむしって
とびひになったり、そこから化膿して悪化してしまうということも

考えられます。

かかないことが1番良いですが、
赤ちゃんや子どもにあせもができた場合は

かいてしまったとしても肌が傷つかないように
爪を短く切ってあげましょう。

体温の上昇をさける

あせものかゆみは体温が上昇することで、強く感じるようになります。
なのであせもができた場合は体温をあげてしまう行動を控えてみてください。

・お風呂とシャワーの温度をゆるめにする。
患部はこすらないように気をつけてくださいね!

・エアコンを上手に利用する。
普段はエアコンをつけないようにしている方も、寝ている間に
室温が高くなり、寝汗で悪化・・・なんてこともありえます。

とくに寝ている間は無意識にかきむしってしまう場合もあるので
治るまでの間は、部屋の温度や湿度に気をつけてみてください。

・辛いものやアルコールを控える
香辛料やアルコールは体温を上げる効果があり、
汗をかく食べ物です。

あせもが出来てかゆい場合は控えたほうが良いかもしれません。

ステロイド外用薬を使用する

何だか「ステロイド」って聞くと「強い薬」「副作用がある」
といったイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、

使用量や薬の強さに注意すれば、
あせもを早く治すのには効果的です。

ステロイドには抵抗がある・・・といった方は
非ステロイド外用薬であせもに効果のある薬もあります。

薬は薬局やドラッグストアでも購入できますが、
きちんと薬剤師の方に相談した上で購入してくださいね。

赤ちゃんや子ども、妊娠中の方、授乳中の方が使用する場合は
必ず医師か薬剤師の方に相談しましょう!

薬は早い段階から上手に付き合えば、
症状が早く収まって長引くことを防いでくれます。

まとめ

春から夏にかけて、どんどん暑くなって
汗をかくことが増えてきます。

とくに赤ちゃんや子どもは大人よりもたくさん汗をかきますし、
大人だって、汗をかいたままにしていたら、あせもになります。

汗をかくというのは体温調節をしてくれ、
老廃物を外に出し、私達の身体を健康に保つ大切な機能です。

なので、汗をかかないようにするのではなく、
しっかり汗をかいて、こまめなケアをしてあせもを防いでいきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪