子どもに多いアレルギーって何? 気をつけたいアレルギーの原因と症状まとめました★

こんにちは
Smile Houseの妙加です。

皆さんはアレルギーってありますか?

花粉の季節になると鼻がムズムズ、
特定の食べ物を食べると蕁麻疹がでるなど

色々な症状や原因があります。

ですが、アレルギーの中には、命に関わるような症状が出る場合もあり
軽くみていてはいけません。

今回はアレルギーの原因や症状ってどんなものがある?
気をつけなければいけないことは?や、

子どもに多いアレルギーについてまとめました。

アレルギーの基礎知識

アレルギー知識

アレルギーが起こる原因は??

最近、アレルギーを持っている人が
急増しています。

今までは平気だったけど今年急に花粉症になった人や
この前まで平気だったのに突然食物アレルギーを発症したという話もあります。

アレルギーを起こす原因になっていると
言われている説はいくつかあるので紹介します。

食生活

食生活の欧米化が進んでいるということは耳にしたことがありますか?

お米や魚、野菜中心だった食生活から
お肉や小麦製品をたくさん食べる機会が増えました。

生活習慣病が増えた要因の1つですが
アレルギーにも関係していると言われています。

欧米化に伴い動物性の脂肪やたんぱく質を含む食べ物をたくさん食べるようになり、
脂肪酸の1種である「アラキドン酸」が過剰摂取気味になっている人が増えていて、

これがアレルギー疾患に悪影響をもたらしていると言われています。

また、インスタント食品や加工食品が増えた為、
便利になっている一方で
食品添加物がアレルギー疾患に悪影響をもたらしていると考えられています。

遺伝

全てではありませんが、アレルギー疾患を持っている両親から生まれた子どもは
アレルギー疾患を発症する確率は高くなります。

子どものアレルギー疾患は、遺伝と、
外部からの要因(環境やアレルゲンなど)が合わさって発症すると言われています。

空気汚染

車が普及したこともあり、排気ガスの量も増えました。

他には黄砂やPM2.5、タバコの副流煙、花粉の増加といった
アレルギーの原因になりやすい物質を呼吸をするだけで吸い込んでしまう量が増え、

それに伴い
呼吸器系のアレルギー疾患を持つ人が増加しています。

衛生仮説

私たち日本人は下水道が完備され、予防接種があり、公共の場でも掃除や除菌がされていたりと
とても衛生的で水準の高い生活をしています。

その為、寄生虫や細菌感染は意識すればかなりの確率で予防することが可能です。

その一方で、乳幼児期に感染症にかかることで免疫機能の発達を助ける為、
アレルギー疾患になる確率を下げていたという説です。

不潔にしていればアレルギー疾患が予防できるというわけではなく、
過度に清潔にしすぎている環境がアレルギーの原因になっているという説です。

化学物質の増加

衣類や洗剤といった普段肌に触れるものも
化学物質が含まれている製品が増えました。

その化学物質が肌を刺激してアレルギーの原因になっています。

ストレス

ストレスをたくさん感じると体のホルモンバランスや免疫機能の状態に
異常が生じてアレルギー反応が起こりやすい状態になってしまいます。

アレルギーが起こるメカニズム

私たちの体は免疫という機能があります。

免疫は体内に異物が入った時に抗体を作り、
再度異物が入ってきた時に排除して病気にならないよう

働いてくれています。

アレルギーとは、この免疫機能が異常に反応してしまう
免疫系の機能不全の1種です。

この異常に反応してしまう抗体はIgE抗体と言われています。

IgE抗体とは?

IgE抗体はたんぱく質の1種で、
「アレルギー抗体」とも呼ばれています。

特定の物質(アレルゲン、抗原と言います)に対してアレルギーを持っていた場合、
そのアレルゲンが体内に入ってきた時に(本来なら無害な花粉など)

免疫系は有害なものだと認識して体を守るために
IgE抗体を生産します。

1度抗体が生産されると、再度そのアレルゲンが体に侵入した際、
排除しようと反応してしまうのです。

本来この抗体は寄生虫などが体内に入った場合に活躍する抗体でしたが、
最近では寄生虫に感染することはほとんどありません。

その免疫の機能だけが残り、寄生虫などと同じように
花粉や食物などに対して働いているのです。

またIgE抗体の特徴として、各アレルゲンに対して特異的に働きます。

花粉に対してのIgE抗体は花粉に対してアレルギー反応を引き起こし、
ハウスダストに対してのIgE抗体はハウスダストに対してアレルギー反応を起こします。

アレルギーの症状

アレルギー症状 width=

アレルギーの症状は多岐に渡りますが
一般的によく見られる症状や病気を紹介します。

喘息

咳や呼吸をする時にゼイゼイ、ヒューヒューといった笛声がする、
息切れなどの症状がでます。

特に幼児期に多い疾患で、アレルギーによって引き起こされることが
よくある慢性疾患です。

喘息の一般的なアレルゲン

花粉、ペット、食品、タバコの煙などの刺激物

アレルギー性鼻炎

くしゃみ、鼻詰まり、鼻水など
花粉症でもよく見られる症状です。

鼻水やくしゃみは鼻から入った異物を外に出そうとしている
防衛反応です。

花粉がアレルゲンの場合はその花粉が浮遊している時にだけ症状が出る
季節性ですが、

カビやハウスダストなどが原因の場合は通年性で症状が出る場合があります、

アレルギー性鼻炎の一般的なアレルゲン

花粉、ペット、カビ

アレルギー性結膜炎

眼の結膜が炎症を起こし、かゆみ、充血、目やに、涙目といった
症状が出ます。

花粉がアレルゲンの場合は
アレルギー性鼻炎と併発することが多い症状です。

アレルギー性結膜炎の一般的なアレルゲン

花粉、ダニ、ペット
カビ

蕁麻疹

蕁麻疹はかゆみを伴う発疹です。

食べ物、薬品以外にも寒暖差、日光、激しい運動など
様々な要因で現れる症状です。

多くの場合はしばらくすると消失していきます。

蕁麻疹の一般的なアレルゲン

食べ物
薬品

アナフィラキシーショック

アレルギーの反応として気をつけなければいけない症状です。

症状が単一の時もあれば、複数の症状が同時に現れることもありますが、
アレルゲン摂取後5分〜30分ほどで急速に進行し、命に関わる場合もあるので

もし症状が出ている人が意識を失ってしまった場合は迅速に対応しなければいけません。

症状としては
軽いものだと
蕁麻疹、口周りのかゆみ、
眼や口周りの腫脹

重篤な症状ですと
口や喉の腫脹
低血圧
吐き気や嘔吐
喘息、呼吸困難
意識障害、失禁

嘔吐がある場合は窒息しないように
横向けに寝かせてください。

アナフィラキシーショックを起こした場合は
一刻も早く(30分以内)アドレナリン(エピペン)を注射ができるかどうかが

とても重要になってきます。

アナフィラキシーショックを起こすアレルゲンがわかっている場合は
間違って摂取してしまった時のために医療機関に相談して

エピペンを処方しておいてもらいましょう。

アナフィラキシーショックの一般的なアレルゲン

魚、大豆、魚介類
牛乳、卵
医薬品
蜂毒

アナフィラキシーショックは激しいアレルギー反応のことです。

何かで1度アレルギー反応を起こし抗体ができ、
次にそのアレルゲンが体内に入ったときに

その抗体が異常反応して引き起こされることがほとんどです。

1度強いアレルギー反応を起こしたことがある場合は
医療機関で検査した方が良いかもしれません。

アレルギーの対策は??

アレルギー対策

アレルギーの対策はまず第一に自分がどのアレルゲンに抗体を持っているのかを
知ることが重要です。

血液検査

血液検査で体内のIgE抗体量を調べることができます。

IgE抗体は各アレルゲンに特異的に働くため、
具体的なアレルギー誘因を特定することができます。

血液検査だけで全てのアレルギーを特定できるわけではありませんが、
現時点ではまだ発症していないけれど、

アレルゲン反応が出た場合はそのアレルギーの予測をすることが可能です。

皮膚テスト

専用の針で傷をつけた皮膚にアレルゲンを含む液を少し垂らし
しばらく時間をおいて皮膚に赤みや腫れといった反応が出るかを確認します。

経口負荷試験

アレルゲンと疑いがある食物や薬品を摂取して症状が出るか調べます。

アレルゲンの特定や、耐性、リスクなどを調べることができますが
アナフィラキシーショックといったアレルギー反応が起こる可能性もあるため

検査のできる医療機関が決まっています。

アレルゲンの対策をする

自分がどの物質に対してアレルギー反応を起こすかがわかれば
そのアレルゲンを摂取しないように気をつけることができます。

食物アレルギーの場合、加工食品に気をつけて下さいね。

多分大丈夫だろうと思って確認せずに購入して食べてしまった場合
アレルギー反応を起こします。

特に、アナフィラキシー症状の出やすい特定原材料とされている
卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生がアレルギーを持っている場合は

要注意です。

これら7品目は食品衛生法で少量であっても入っている場合は
表示することが義務付けられている食品ですので、

確認することを忘れないでくださいね。

ですが、アレルゲンの除去は最小限にすることが大切です。

例えば、鶏卵にアレルギーが出た場合、

同じ鶏だから鶏肉もやめた方が良いのかな、
卵だから魚卵も全て除去した方が良いのかな?と

考えるかもしれませんが、またそれぞれ違った成分でできているので
医師に相談してください。

どれも食べさせてはいけないと勝手に判断して
与えないようにしてしまうと
成長に必要な栄養素の摂取が偏ってしまいます。

子どもに多いアレルギーは??

子どもの食物アレルギー

子どもに1番多いアレルギーは食物アレルギーです。

食物アレルギーを持つ患者数の8割近くが6歳以下の乳幼児で、
1歳未満だと15人に1人ぐらいの割合で発症すると言われています。

子どもの食物アレルギーの原因としては、
まだ消化機能が未発達で、消化・分解ができないことが要因の1つとして言われています。

そのため、成長とともに内臓機能が発達するとともに
耐性がつき食べれるようになることも多いです。

現に私は小さい頃魚がダメだったんですが(特に川の魚)
今は食べられるようになりました。

しかし、大人になっても症状が出るものもあるので
注意してください。

特に幼児期を過ぎてから発症したアレルギーは治りにくいと言われています。

子どもに多い食物アレルギーの原因

子どもがアレルギーを発症しやすいと言われている
食物を紹介します。

鶏卵

子どもに1番多い食物アレルギーは鶏卵です。
特に卵白に含まれているたんぱく質が原因になっていることが多いようです。

卵の卵白は加熱すると成分が変化するため、
鶏卵アレルギーを持っていてもしっかりと加熱すれば食べられるというケースもありますが、

卵は色々な加工品に使用されており、
加工食品の場合は成分が変化するまで加熱されていないものもあるため注意が必要です。

牛乳

子どもの食物アレルギーで2番目に多いのが牛乳です。

牛乳にアレルギーが出た場合、
加熱しても成分の変化がないためアレルギー反応は弱まりません。

また、発酵しても同じなので
チーズやヨーグルトに加工してもアレルギー反応は変わりません。

乳製品にアレルギー反応が出た場合
カルシウムが不足しやすくなるので普段の食事を工夫して

補っていく必要があります。

小麦

子どもの食物アレルギーで3番目に多いのが小麦です。

以前は「卵、乳、大豆」が3大アレルギーでしたが
最近では小麦アレルギーが増えているようです。

小麦は多くの加工品に含まれているため
成分表示をよく見てくださいね。

最近では小麦粉ではなく米粉で作ったパンも売られていますが、
市販の米粉パンは製造過程で小麦のグルテンを使用しているものもあります。

購入の際は「グルテンフリー」のものを選んでください。
最近だと、ホームベーカリーを使って家で米粉パンも焼けますよ。

小麦粉はたくさんの製品に使われていますが、
近年グルテンフリーの食生活というスタイルをしている人もいるので

小麦粉を使っていない代替食品もたくさん出ているので
色々と工夫してみてください。

そば

そばは少量であってもアナフィラキシーショックを起こしやすい食物なので
注意が必要です。

食物アレルギーは乳幼児に多く、
年齢とともに食べられるようになる場合が多いですが

そばは年齢層広く発症し、
1度発症すると耐性ができにくい(食べられるようにならない)と

言われています。

また、発症するとそばを茹でた後同じお湯で茹でたうどんを食べて
症状が出たり、

そば粉を鼻から吸い込んでしまい症状が出るケースもあるので
注意が必要です。

そばを食べれなくても栄養面の心配はないので
摂取しないように注意してください。

魚卵

いくらやたらこなどの魚卵でアレルギー反応が出ます。
アレルギーが出た場合、アナフィラキシーを引き起こしたりと

重篤な症状が出やすいので最初に食べる時は注意が必要です。

甲殻類

エビやカニなどの甲殻類は乳幼児よりも
3歳以降、特に学童期以降に増えてくるアレルギーです。

アナフィラキシーになりやすく、
そばと同じく耐性のできにくい食材です。

年齢別のアレルギーの割合

0歳児

1位 鶏卵 約60%
2位 乳  約20%
3位 小麦 約7%

1歳児

1位 鶏卵 約45%
2位 乳  約16%
3位 小麦 約7%
4位 魚卵 約6%

2、3歳児

1位 鶏卵 約30%
2位 乳  約20%
3位 小麦 約8%
4位 ピーナッツ 約5%
5位 甲殻類・果物 約4%

まとめ

アレルギーは発症すると、
その症状に合わせて対症療法をするか

アレルゲンを避けて生活するという方法が主になっています。

花粉症やハウスダストで鼻がムズムズ、
目がかゆい・・・というアレルギーもあれば

呼吸困難や意識障害などの
アナフィラキシーを起こし命に関わることもあります。

たかがアレルギーと軽くみるのではなく
アレルギーかな?と感じたらしっかり対策をとってくださいね。

子育て×SmileHouse

公式メルマガ【無料】

育児の教科書には書いていない
子育て7つのエッセンス

〜大人が子どもにできること〜

パートナーとの関係性がよくなっていくためには?
子どもの本来持つ力(潜在能力)が邪魔されずに発揮されるために大切なこと。など

これまで私が経験してきたもののなかから
子育てをしていく上で役立つ知識や体験を
7つのエッセンスに集約して、包み隠さず話しています。

お母さん自身が楽しみながら子育てをしていくために
ぜひお役立て下さい。

ABOUTこの記事をかいた人

SmileHouseスタッフの妙加(たえか)です。 仕事に追われつつドタバタと記事を書いていますが、がんばって子育てに役立つ情報を更新していきたいと思っています。 最近はランニングとあんこと半身浴にハマっています♪